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カテゴリ:初心者向けの話。
こんばんは~。
さてはて昨日の続きと参りましょう。 『カメラを初めてちょっとたった人向けシリーズ』 第10弾です。遂に二桁とかwwww 今回は前回の続きであります。 意外といるんですよ。 『広角ってどう撮るんだ…』 という人。 まあ昨日の記事の通り,その大体は『広角=広いスペースを撮る』というイメージが濃すぎるだけというのが理由なんですが…。あとあるのは望遠にはない効果である…… 『パースペクティブ効果』 『歪み』 『デフォルメ効果』 などの特性的な話です。望遠の場合はボケやすいというのと圧縮効果,そして歪まないという特性があります。普通,写真撮るんだったらどんな被写体もまっすぐ立っていて欲しいというのはあるんでしょうけど,撮れる被写体の多さという意味では広角のほうが融通がききます。 ならば特性と上手く付き合ってしまう以外に方法はありません。ではどうやったらいいのか? 特段この歪みという問題が嫌われがちな痛車(というよりクルマの)撮影でずっと広角を使っている自分のやり方を少しご紹介しようかなあと思います。 もちろんこれはあくまでも高丘さん流であります。いや高丘三流というべきかwwwなんでこれらが必ず正解というわけではありません。当然の話ではあるんですが,ひとまずそこだけは頭において頂けると幸いです。 まず1つ目。 『延ばす』 まずこれです。 こういうタイプのショットがわかりやすいでしょうか? 広角レンズの特性として『奥行きがとれる』というのがあります。なので少しでも横に長い物があったら極力限界いっぱいまで入れてしまう方が吉です。裏を返すと『広角で撮ると特性的にクルマの全長を極力長く魅せることが出来る』という意味でもあります。なので撮る際に…… 『最後まで入れる』 『前から後ろまでクルマの全長が長く見えるように写す』 というのを心がけます。 フォーカスポイントは前なら必ずヘッドライト,後ろならテールライトの下の方を狙います。キャラに合わせてしまうと,どうやっても主張の激しくなるフロント部分のキレがなくなり,中途半端な写真になりがちです。キャラまでピントを合わせる必要があるのならば,絞るかライティングで被写界深度をブーストしてあげるのが妥当です。 またこの撮り方をする場合は少しでもいいのでローアングル気味から,そして出来る限りクルマに寄って撮らないと効果が出てくれません。全長を長めに見せながらフロントorリヤマスクをぐぐんと主張してあげます。あえて例えるとすると…… 『ボクシングの右ストレートを横から超至近距離で撮る感覚』 といったところでしょうか?伸びやかに,だけども主張という名の拳にガッツリ狙いを定めて撮りましょう。 次。 『江頭アタック』 これです。 本物の江頭アタックは…… これですが……。 まあ要するにヒップアタックです。ちょうどいい表現を思いつこうと思ったらこうなりましたwww では写真を見ていただきましょう。 これぞ広角というべきショットです。 先程の『延ばす』であえて全長を意識せずにフロントorリヤマスク…というよりライトの部分を強調させる場合があります。用語にするとデフォルメ効果を意識します。これもやっぱりある程度以上は寄らないとダメですね。 特にこうしたハッチバック車だと奥行き云々よりもこうした主張のほうが,迫力ありますね。この写真の場合はライティングでサイドのキャラがアタックの主張にノッてくれていますね。 フロントからやるとこうですね。この場合は背景がアタックの主張にノッています。 広角の場合は背景にも意識を配る必要があります。一番楽で手短なのはローアンから空を背景にする場合。ただあんまり抜けが良すぎると単調orワンパターンになりがちです。ファインダーを覗く前に何があるかざっくり見渡すといいかもしれません。 こんな風に背景が広角の特性に乗っかってくることもあります。 痛車=2つのメインが踊る被写体に背景までドカンと主張してきて迫力出てくるのかなと。 痛車というのはド派手なもんですが,その迫力だけではダメなんだということがわかっていただけるかなあと思います。球速150キロ以上だけが魅力の上半身投げ外国人じゃ日本球界ではダメなのと同じです(ォィ ラスト。 『添える』 では先程の足し算を極端なものにしてみましょう。 逆に痛車を景色に足す方向性で行きます。 これが恐らく今までで一番広角の効果を乗っけまくったショットですwww 背景の抜けは抜群。そこに石畳。この石畳がちょうど円形に並べられているので効果と相まって奥行き感最高。そんな環境に程よく映えるこの1台。 これ今でも見てて楽しいショットですwww確かにメインは被写体なんですが,極上の奥行きという地盤の上に立っているからこそ映えています。これを望遠で撮ったらこうはならんはずです。 やっぱり広角で撮るからには周りを見渡すことは重要ですね。寄って撮るのがいいのか,それとも添えるのがいいのか…。どうしても痛車イベントという限られたスペースだと寄って撮るほうが多いんですが,環境さえ整えばこうやってスカッとするショットほしいですね。 というわけで如何だったでしょう?どうですか?広角のほうが楽しいんじゃないかと思っていただけましたでしょうか? 確かに望遠よりもクセがある世界とは思いますが,驚きでは広角に勝るものはないと思います。 ちょうど先日,来年の広角ズーム戦線が熱いかも?という記事を書いたばかりです。 来年,あなたも広角の世界へ足を踏み入れてみませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.25 22:54:03
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