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2017.05.10
テーマ：ドール(2251)
カテゴリ：ライティング研究記録
こんばんは～。
さて,昨日いきなりこんなもん作りました。  謎ですね。 ちなみに今日は更に改良が加えられ……  こんなふうになりました。 やっぱり謎ですね。個人的には某触媒メーカーとの掛けとZAZEN BOYS感をミックスさせて…… ニッシン棒 と呼んでいるんですがね…。そうそう。○清紡と安眠棒ねw 発端はコレ。 これを見てハッとしたのですよ。 めっちゃドールに使えると。 その理由になったのがこのカット。  寒河江でのみほすずカット。 これ実は2灯です。そのうち1つはスタンドでお二人の真ん前で光っています。ですが,それだけだとすずさんに影ができて嫌だったので,下から地面直置きで1灯焚いたんです。 この配置……。  めっちゃこんな感じやん!! 寒河江のアレを手軽に持ち運べるようになるかもしれない。  うまくいけばドールライティング界のニュージェネレーションになるはず。 しかも足利でドールにあった際も気軽にいけます。キャッチライトはガミライト様に及ばないにしても直当て1灯よりまず間違いなく善戦するはず。何せ当てるのは2灯。パワーで負けることはまずない。 もちろん対人用にも気軽に使えるはず。 でも動画では一脚にストロボを直付けしています。対人用ならいいんでしょうが,小さなドール相手では可動域がなさすぎます。 よって高丘流にアレンジしてあの形となったわけです。使うものは以下の通り。  ・Di700Aを2機 ・純正スタンド2個 ・三脚外したポールポッド ・ブラケットの片割れ これを旧ソ連的な合わせ技で組み合わせます。 1つは自由雲台固定なので前後左右どこでも可動できます。ブラケット側はブラケットの位置とストロボ自身の可動域を組み合わせればだいたい同じレベル動けます。これをドール向けに角度調整すればなんのことはありません。対人用に使う場合は一脚を伸ばせば即対応できます。 では実際にみほさんを撮ってみます。 今回はしっかりブラックボックス作って光がどのように回るかまでテストします。 まず比較用に自然光でパシャリ。  うん,まあそうなるよね。そうなるからライティングするのよ。 レンズはPLフィルター付けっぱなしの35F2D。絞り優先で開放ですが,ISOは3200まであげました。 影は出放題,もはやただ怖いだけです。 ではブラックボックスにしてしまいましょう。  そうそう。ライティングで言うブラックボックスていうのはこういう状態です。 これくらい光が入ってこない露出設定ならOK。過剰なのはストロボの邪魔することもあるのでNGです。 もちろんISOは100,シャッタースピードは1/250。絞りは開放です。 ではまずニッシン棒の上側1灯だけ焚きます。  うん,まあ悪くはないけど足元は暗いです。ソフトボックスで拡散でもさせない限りこんなもの。  先日の露出計テストのすずさんも同様の状態と言えます。 では本番。2灯とも焚いてみます。果たしてニッシン棒の実力は本物か!?  (๑•̀ㅂ•́)و✧ 予想通り。まあスカートとソックスが白いせいでかなり反射しちゃってますが,それでも先程よりもいい。 全身キレイに映るのはもちろん,上下から光が来るので影がやわらかくなります。これはいい。  うんうん。いいぞお。 しかもこのニッシン棒。まだやりどころがある。  そう。棒を縦にしろと誰が決めた。 横持ちニッシン棒もすごいんです。 論より証拠で見てもらいたい。   すごい…。直当てとはとても思えない極上ソフトタッチ。 しかも背景まで光が回り込んでソフト感が倍増しています。 これは縦持ちの時の効果に加えて,みほさん自身には光の真芯が来ない＝2灯でフェザリングしている状態になるためです。 また光の量は単純に1灯より多いのでキャッチライトが通常の直当てよりよくなりますし,そもそも左右至近距離で焚いているので,下手すると目に2つ～3つのキャッチライトが入ってより目がイキイキとします。もちろんこれは縦持ちでも同様。  これは1つの目につき2つのキャッチライトが入るという豪華内容です。ちなみに縦持ち。キャッチライトを求めるなら縦持ちのほうが自然で魅力的です。ただ影を心頭滅却するなら横持ち一択です。 ちなみに実験してみないとですが,このキャッチライトは人だと厳しいかもしれません。全長が長くなるので入りづらくなるからです。とはいえ全身を通常の1灯より万遍なく光を当てられるメリットは人も同様です。 しかもこんなに魅力的なライトを片手1本で運べるのは最高です。あと足すならバックから用に1灯スタンドでも持てば結構。もちろんミニ三脚とガミライト様も持っておけば,すぐに通常の2・3灯ライティングへ移行できます。戦略機動性も文句なしです。 これはいい装備です。ドール屋さんで人も撮るならコレ!!ニッシンさんこれドールライティングにも広めるべきです。絶対価値がある!! お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2017.05.10 22:10:06
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