衝動と成り行き系ドール&写真ブログ『こちら(株)高丘エージェンシー』

2017/06/14(水)22:37

単刀直入に痛車4灯の世界。

こんばんは~。 いきなりF100と愉快な仲間たちです。 というのも先程までホタルチャレンジをしてました。 しかもF100だけで。というのも家族が急に「行こう!!」と来たので,慌てて見繕ったら結果こうするしかなかったというのが結論です。 どうせスタートが8時過ぎ。そんなに枚数撮る時間はありません。D500で合成素材集めてというやり方は到底出来ないので,F100で長時間露光という選択をしました。 ちなみに中身のフィルムはポートラさん。先日のアグファは露光が長すぎたというのもあって見せられないよぉ!!レベルになってしまいました。 今回は発光が良かったのもあって2~4分に露光時間を抑えて12枚ほど撮っています。 さてどうなるでしょう?フィルムは残り14枚ほど残っているので,これをできる限り早く消費してとっとと現像に出したい今日このごろですw まあフィルムも予定通りたくさん来ましたしね。早く消費してあげないとなあ…w さて,ではではタイトルの話へ参りましょう。 先日の前橋の痛車撮りからとある新機軸が導入されました。 高丘さん流痛車ライティング,理論上の最大灯数。 寒河江ではDi700Aの2番機ビワハヤヒデ号故障のため出来なかったアレです。 痛車ライティング4灯撮影 遂に4灯の世界へ足を踏み入れました。正直物理的限界です。 そもそも以上あってもしょうがないですw 光量の違いがあれど,モノブロックなんかもMAXは4灯くらいです。 え?この雪ミク86さんはどんなんになったんだって? こうなっています。 このカットが一番4灯らしさが出ていますね。 調整次第ですがうまくいくとこうなります。 サイドに影は殆ど見られません。ハッチの部分も影は最小に抑えられています。 これが4灯最大のメリットです。 ・理論上,影の面積は最小にできる。 ・長さにも対応しやすい。 これです。 今までの3灯…。 未だに個人的1番であるこのショットが特に顕著ですが,必ず影になる部分が出てきます。 フロントホイール付近がそうですね。 このショットの場合,まずドアサイドに1灯。後方のドアにガツンと当たっている子がそうです。それにボンネットへの1灯とキャッチライト分としてヘッドライトに当てているの1灯の計3灯となります。 となるとどうやってもフロントホイールは手薄になります。 キャッチライト分1灯のオコボレでなんとか落ちていないというだけです。このショットはこれが返ってドアサイドに躍動感的な何かを与えていますが,普段はただただ厄介なものでしかありません。 2灯時代なんてもっと酷いです。 とはいえドアサイドの被写界深度ブーストは狙わないといけないし,ヘッドライトのキャッチライト(ややこしいw)は無いと人間同様イキイキしないし…。 とにかく何かを犠牲にする必要があります。 4灯ではこのリスクを出来得る限りマネジメントできます。 最初に戻ります。高丘さん流4灯は対浦山レベルを想定しているので機動性も求められます。スタンドは3本が限界です。 そこで4灯目はカメラの横にブラケット,しかも出来る限りハイパワーでi60Aよりも性能面で安定しているDi866M2+AirRコンビに任せています。今回はチャンネルCを選択してi60Aと組ませました。 というのも,Air1はチャンネルがCまでしかありません。どうやっても1チャンネルのどれかを2灯同期させる必要があります。これが一番の技術的障壁なんです。 Di700Aの2機は当然パワーは同じです。i60AとDi866は同じパワーで尚且つ700Aより強力です。 どちらの2機同士をチャンネルCにするか。一長一短ありまして実に悩ましいのですが,今のところ被写界深度ブーストを実現するためパワーが必須&オンカメラで距離が逐一変わるからパワーが欲しいで利害が一致する後者でCチャンネルを組んでいます。 ちなみに前者をチャンネルCにするとドアサイド前後での光量調整がイヤでも一定なので,ドアサイドの光量がいじりたい時に平均的に上下させやすいというメリットがあります。 理想は当然ながら4灯ともパワーが同じというのが理想です。決して4チャンネル目が必要かと言われるとそうでもありません。あるに越したことはないとは思いますが…。とはいえGN60の機種はニッシンさんとて高価なフラグシップモデル機にあたります。今のところはこうするしかありません。 またもうひとつメリットがあります。 先日,見本でアップしたショットたち。ヘッドライトにご注目。 キャッチライトが以前よりやたら強力なのがお分かりいただけるでしょうか? これは4灯のうちどれか1灯がキャッチライトに専念させやすいからです。 それがカメラに付いた866が担うのか否かは状況によります。ただかなりの状況で確実にキャッチライトを入れることが可能です。しかもハイパワーなのでよりギラギラします。いいね。というわけで…… ・キャッチライトをより魅力的な形で確保しやすい。 そして何よりクルマだけを徹底的に1灯のパワーで照らせることができるので…… ・被写界深度ブーストが成立する確率が格段に増える。 ・しかも範囲そのものがでかくなるのでクルマの存在感がより増える。 ・もちろんどう写すかの選択肢も段違いに増える。 というわけです。 ですがデメリットは当然あります。 ・前述の通り2灯1チャンネルのものやオンカメラ1灯が含まれるため,構成が複雑。特にフロント周りのライトが競合しやすいので,調整と配置に技量が必要(3灯の影の出来方をイメージできないと厳しいかも) ・オンカメラが1灯存在するので望遠では実質使用不可能で,広角でも引いたショットはリスクが伴う(スタンド使えば回避可能。でも全台撮影では使用不可能) ・電池が1組増える(ただ負担がかかるのは被写体との距離が逐一変わるオンカメラ1灯のみで,あとは1灯1灯がそれほど大きくない面積を無駄なく効率良く照らせるので総合的な電池持ち自体は良くなる傾向) というのが今のところの現状です。そもそもまあイベントでオフカメラライティングやっている同志に未だ巡り合ったことがないので,結局は自分でどうにかするしかありませんw それでも4灯が理論上の限界かつ最も能力が高いのは確か。秋の浦山ではこれを150台相手にやるんです。今から準備しないとエライことになりますんでね…。 裏を返せば今度の浦山は期待してくれよな☆ってことで(ォィ

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