衝動と成り行き系ドール&カメラブログ『こちら(株)高丘エージェンシー』

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突然こんな写真ですが…。

ぽんぽこで撮ったんだろうというのはお分かりいただけると思います。

これは無料で使えるライト群なんですが,ストロボがある高丘は使いませんでした。

でも写真は何故か撮っている。これには理由があります。

レンズがシリーズEなんです。

え?同志尾翼がなぜシリーズE?え?Eレンズの間違いじゃないか?と言われそうですが,現在はマウントアダプターというものがちやほやされている昨今です。ニコン機にマウントアダプターはあんまり聞かない話ですが,キヤノンだとあるんですね。

D500は御存知の通り,Dfですらも超越するほどレンズを選びません。シリーズEだって普通に装着使用可能です。そしてこの写りに驚嘆したわけです。

なんだ!この光沢の出方は!!驚異的だ!!!

同志曰く「こんなんオールドレンズじゃねえ(褒め言葉)」と太鼓判を押していたレンズ。ご承知の通り,高丘軍は70ミリ以上の望遠はあまり品ぞろえが良くありません。特に対人用は貧弱で描写も決して向いておりません。

なんで高丘もすぐに中古品をネットで探し,すぐに良品をゲットしたわけでございます。

しかしこの超速購入劇は1つの致命的なミスをしていたわけでございます。

尾翼氏「うちの子は75-150だぞ。お主のは…」


シリーズE 70-210mm F4

違った～www

75-150との違いはF値が0.5違うこと。サイズも75-150のほうがコンパクトでなおかつ有名。​また最大の違いとして70-210には70mm限定でマクロモードがついてくるところでしょう。最短撮影距離は75-150のほうが優れますが,0.2ｍ違う程度です。まあ0.2mでも十分違いがありますがw

ということで高丘のシリーズEは70-210というマイナーな子を迎えるにあたりました。一見すると70-210のほうが低性能に見えます。ですが,シリーズEレンズは総じて描写の良さに定評があります。同じことはマイナーである70-210でも同じことが言えるわけです。

論より証拠でみほすずを撮ったこちらを見ていただきましょう。




この写真かなりイジメています。

まず望遠端で撮っています。ISOは3200という高値。絞りは当然開放です。

しかもこれでもローキーだったもんだから,編集で1段丸々あげています。

でもこの描写をはじき出します。

みほさん若干ハズしています。直進式ズームでMFというのが中々慣れません。この慣れが問題ですね。75-150含めて2本の直進式ズームを保有する尾翼氏曰く……

​「すごくホールドが悪くなるから。目にもなかなかハードだにょ(要訳)」​

ズームは左手を前後させます。カメラから離れていったり,逆に目をめがけてカメラごと突進してきたり…。そこに横方向へ回すという動作が加わります。とても複雑です。

とはいえ描写は一級品。物はニコン黄金時代を支えたかのAi-Sそのもの。

これで数千円は極めて安いです。フィルターも62mmでA005から流用できます。

いい買い物をしました。綺麗な個体を探すのが一苦労ですが,探せばほぼほぼ出てくる子達。

いかがでしょう?


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