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カテゴリ:新装備計画及び評価記録
その人々は誰よりも色を愛した。 TOALF SMD-6 Itsuka Felicity どもどもども。 ふれしの「どもどもども」 さて,お盆が目の前に近づいてきました。 この仕事でもお盆休みはあるのですが,都合で当初予定より2日短くなってしまいました。なのでいけそうな痛車イベントは現状だと和歌山の海南祭りのみとなっております。 うーんなんだかこのままだとつまらんですよ。 ふれしの「ですなあ」 そんな中で我々は買わないといけないものがありました。 MG8 これです。去年の夏,痛車撮影で徹底的に悩まされたオーバーヒートの問題。解消するにはMG10の小型版であるMG8を最低でも1灯,できれば2灯欲しい。ちょうどD800Eのローンも終わったのでタイミングもいいのです。 しかし魔は隙を見計らい,そこを音速で駆け抜けます。 D800Eのローンは終わりました。MG8は導入されますが,必ず2灯必要かと言われるとそうではありません。それ以上に高丘軍の方針として決まったある事象…。 このまま夏迎えるのはネタ的に不安よな。 高丘動きます。 ……となり,実際に動いたのは先週。導入されたMG8は1灯だけ。 でも我々は大きな手荷物を中野から持ち帰ったのです。 この中身を最初に知った高丘軍以外の人間はたった2名。そして我々はアナウンスしました。 ・海南祭りに画期的な新技術を投入すること ・その運用テストを近日中行うこと この2つ。そのテストが昨日行われました。 その新技術は… ・パナソニックS1(高丘軍呼称:LOF103 AngelHunt) ・同24-105F4(高丘軍呼称:SL1 John Smith) イツカ「本当に買うとは思わなかったなあ」 みほ「いくら事前に知っていたとはいえ本当に買ってくるって信じられなかったなあ^^;」 すず「いくらなんでもローン終わって直後のものを売るとか通常の行動じゃあないですよ」 同時にローンが終わった直後のD800Eとこれも就役してすぐだった60マクロは退役となりました。D500は現役続投こそするものの,高丘軍総旗艦の地位をS1に明け渡すこととなりました。今後は動体専用機として使用し,ライティング撮影は全てS1に仕事を託すこととなります。高丘軍の基幹レンズもAF-Pから24-105に変更となり,今後は24−105を根幹としてレンズの配備が行われます。 さおり「ちょっとD800Eがかわいそうかも」 マリー「最近よく使ってたのにねえ」 シャロン「まあそれもこのS1のためだったけど…」 ただFXフォーマット機自体には未練があります。落ち着いたら再配備もあるやもしれません。 とはいえここからはニコンの世界と少し距離を置きます。センサーサイズもFX・DXという表現ではなくフルサイズ・APS-Cと記すことになるでしょう。ただ基本的にAPS-CのLマウントは高丘軍は想定していないので,意識的にこの表現を使うことはないでしょう。 シャロン「次のカメラはシグマfpだから尚更ね」 その通りです。 さてここからが問題です。S1の実力です。はっきりいいます。 S1批判者は恐らくただ単に差別的なだけなんだろうと。 ・DFD=コントラストAFやん→正直言って精度に問題ない。速度もドール撮影基準なら無問題。 ・大きい!重い!→持ったことないやろお前。 ・パナソニックやん→だからなんじゃい? ふれしの「ほんとそれ」 そして何より驚異的なのは… 手ぶれ補正です。 これをご覧いただきたい。 これシャッタースピード"1秒でノン三脚なんだぜ。しかもMFでピント合わせてます。 手ぶれ補正合計6段の実力です。流石に"1秒より遅いとミスする確率は大きく跳ね上がります。でも構えれば"1秒くらいなら高めの成功率を維持できます。裏を返せば1/X秒である限り手ブレのリスクは余程のことがない限りゼロという次元になります。そもそも手ぶれ状態スコープという支援ツールも常時稼働。最初からのリスク低減もシンプルで使いやすく見事です。 すず「地味にMFで合わせに行ったというのが重要ですね」 そう。MFの支援能力も強力なのです。人が言うほど悪くないDFDですが,性能面では確かにキヤノン・ニコンに劣ります。でもそんなの承知済み。だったら何重ものMF支援能力を備えておけばいいのです。 ・超綺麗なEVF ・MFアシスト ・ピーキング表示 ・ライフビューブースト 特にMFアシストとライフビューブーストの組み合わせは夜になるとAF以上の信頼性を誇るツールに化けます。S1のMFはオールドレンズのためのものではありません。DFDを補完する極めて重要なツールなのです。 んで色表現も面白い。正直いうとAWBの味付けは淡白でニコンになれた身からするとちょいと使いづらいところがあります。でもニコンでいうピクチャーコントロールは充実してますし,色の拾い方自体は実に秀逸。 それを物語るのがこれ。 近江ちゃんぽん。 自分がケンミンショーで見て以来,食べたかったこれがS1最初のキャリアのひとつとなりました。AWBで一見すると暖色苦手なのか?と思いきや,いざやらせてみると実に見事。 さあてちゃんぽんも美味しかったことですし,だったら暖色の宝庫であるあの場所で高丘軍ドール陣新鋭であるイツカさんを撮ってみましょう。 イツカ「任せろ!」 最後のカットは自然光です。ちゃんぽんもそうですが自然光でわかる色表現の良さはストロボでも生かされます。惜しむらくはAWBの特性の都合でプリセットWBをそのまま使うと微妙なところですが…。 欠点といえば電池持ちは良くありません。D500の2倍は消費が激しく,持てなくなるなんてことはありませんが発熱もそれなりにあります。縦グリ買おうと思います。またメーカーでは非対応扱いであるAir10s(M43用)はじめとしたニッシンストロボ陣営ですが,以下の点以外は問題ありません。 ・シンクロスピード1/320が使えない。 ・ストロボのチャンネルセットはAUTOじゃないと光らない? ・HSSは自分が使わないからよう知らんw それくらいです。持って行ったのはMGだけですがそれ以外のストロボ陣営もAirRまで使えます。では今回最も驚異的だと思ったカットを見ていただきましょう。これは24−105のレンズの特徴が出ている気がします。 D500+AF-Pコンビのほうが写りの切れ味や細かいAF精度で優れています。本来カテゴリー的に戦うべきではないシーンですらこなせてしまうレンズです。ですが,表現という意味ではボケに味がなく色も毛羽立ちというか荒いところがあります。 ではS1と24−105だとどうかというとボケや色の表現が実に豊か。この色が得意というレンズやカメラが多い中で,S1と24−105は全ての色がよく生きます。自分はマニュアルWB等で確かに根本となる色はこうだとS1に設定はします。でもその色以外もちゃんと置いてくる一面があります。 結果,この上品なカットになったわけです。いやあこれ撮った時すごく感動しました。 イツカ「おーい見せておかないといけない写真があるぞ〜」 そうでした。この場所はいうまでもありません。豊郷小学校です。 つまり… 募金をしてきました。 今回のテスト場所に選んだのは元々募金する予定だった5千円を振込でするのは味気ないと思ったからです。実際に多くの方が訪れていました。あえて目で見ておくだけにしましたが献花台の光景は筆舌に尽くしがたいものを感じました。 ただこれだけはS1に収めました。様々な色をこの世で一番愛した人たちが愛した世界。 これからも愛し続けるのは我々だと改めて思いながらシャッターを切りました。来てよかったです。 Play For Kyoto-Animation. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.07.31 19:17:05
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