
着せ恋で写真始めるシリーズ続きます。
はるちこ「どんどんぱふぱふっす」
ふれしの「当然ながら我々はいまだ一話も見ていません」
ちこ「まあ見ないでしょうな」
アニメ見るというかテレビ見るのが疲れるんだよ,マジで。
ちこ「それ色んな意味で大丈夫なんっすかねえ…」
まあそんなことはいいんです。
前回のあらすじ?前回の記事を読んでください→飛びます。
読んでいただいた方々は予定通り続きとまいります。
ちこ「前回は要するに写真始めるならカメラとレンズ以外マジいらねえって話っすなあ」
まあざっくり言うとそうです。
ちこ「でもカメラとレンズ選ぶって厄介ごとじゃねっすか?」
みほ「カメラはそうでもないよ?」
みほさんの言う通り。カメラなんて簡単だよ。
・1000万画素程度のCMOSセンサー使用機
ちこ「これだけっすか?」
これだけです。
ちこ「マジでこれだけっすか?」
はい。
強いて言うなら8〜10年くらい前のハイエンド機(2〜3万ほど)を中古で買っておけば普通に使えます。
みほ「ニコンでいうならD300,D300S,D7000あたりがそうなります」
申し訳ないんですが,手前共は今使っているLUMIX系の前に使っていたニコンの使用歴が長すぎて,旧機種で出てくるのはニコンばかりです。皆様でお調べください。とにかくそんな感じのやつで大丈夫。
みほ「それに着せ恋?で出てきたのは恐らくハイエンドコンデジですが,これでも問題ありません。ズームレンズをカメラと一緒に買ったのと同じです。むしろお手頃かもしれません。レンズ交換式のカメラよりもメンテナンスが楽なのも利点です」
ちこ「となるとレンズっすよねえ」
VS
ちこ「単焦点レンズとズームレンズどっちがいいんっすかねえ」
まあそうなるだろうな。
みほ「まず単焦点とズームの違いです」
単焦点→画角(撮れる範囲)が固定。
ズーム→画角が仕様の範囲内に限り自在。
これです。スマホのカメラ上がりの方はスワイプができねえやつとできるやつがあると思ってください。
ちこ「で,どちらがいいんすか?」

全部(CV:玄田哲章)
ちこ「ふぇい?!」
写真が撮れるようになるという結果はどっちにしろ同じだ。だから全部(CV:大友龍三郎)。
ちこ「マジっすか…」
みほ「攻略法が異なるってだけだよ^^;」
というわけで最終的に写真が撮れるようになるのは何使っても同じです。メリットデメリットがあると言うだけです。違うところもあれば,同じところもあります。そこさえ理解すれば問題ないです。少なくとも私自身は両方やったし,両者それぞれを極めた猛者が近くにいて,それを見て知っていてこう言っています。ご心配なく。
まずは単焦点です。
特徴は先ほども申し上げた通り,画角(撮れる範囲)が変えられないことです。我々の目もサイボーグでない限り単焦点です。
メリットは物によりますが小型軽量で,レンズそのものの性能が高くなりやすいこと。そして何より…

自分の目と足で被写体を追えることにあります。
ちこ「それって手間じゃねえっすか?」
そんなことありません。ズームでは撮れる範囲が変えられますが,それはあくまでもズームレンズの仕様範囲内であって,そこに入らない世界を見ることはできません。ズームレンズのズームを自分の体でやる必要があります。
だからってファインダーや液晶を見ながら被写体に迫るなんてことはありませんし,危険です。となると目線をレンズの画角の範囲内から一回離れる必要が生じます。これが重要。
撮るものは一点の範囲内にあるわけじゃありません。本当はここから撮った方がいいというポイントがある可能性があります。でもそれはレンズの画角の外にあることがほとんどです。となると目線を画角の外に向ける機会が必ずある単焦点の方が優位です。あとは足を動かしてもう一度被写体をカメラとレンズで見るだけです。
ちこ「そこから撮るものをどう撮った方がいいとかを考えやすいわけっすね」
みほ「なので養成機関等では単焦点の方が主役となります」
どうやって写真を撮るかを真に考えるのに適していると言えましょう。
ただ単焦点にはデメリットがあります。画角が固定されている以上,撮れないものが必ず出てくることです。なんでも撮りたい!撮ってみたい!という形のポジティブシンキングにはあまりいいものじゃありません。
ちこ「それ初心者さんだと必ず考えることっすよね。厳しさがいきなし出てくるってことっすね」
ちなみに買うなら標準域と呼ばれる画角の単焦点を買いましょう。カメラのセンサー(チェキで言うところのフィルム)のサイズによりますが…
・マイクロフォーサーズ:20ミリ前後
・APS-C(DXフォーマット):35ミリ前後
・35ミリフルサイズ(FXフォーマット):50ミリ前後
特に初心者さんがレンズ交換式カメラ,主に一眼レフ買う場合はAPS-Cが多いので35ミリが対象になることは多いです。
ちこ「なんでこれなんっすか?」
みほ「画角によって出てくるそれぞれの特殊な効果が一番少ないからだね。裏を返すと技法次第でそれっぽく見せるテクニックもあるんだよ」
どうせ1000枚撮ってから今後を決めるので一番シンプルなレンズで考えた方が単焦点のメリットを活かしやすいといった感じです。
ちこ「ん?画角ってズームレンズでも重要ですよね?」
そりゃ当然。
ちこ「画角の感覚ってのを1000枚撮るうちに極めておけば次どうするか考えつきやすいっすよね?」
そう言う考えももちろんある。メリットという人もいる。
ちこ「それだとズームレンズってなんなんすか?画角の感覚磨く必要ないし,さっきみほさんが言ってた効果ってやつもついてくるし,なんでも撮れるしいいんじゃねっすか?」
それがズームレンズ最大の罠なんだ。君はその罠に引っかかりかけている!
ちこ「ふぇ?!」
ふれしの「もちろんズームレンズにはズームレンズのメリットとデメリットがあるんだにょ。もちろん攻略法があるにょ」
話が長くなりましたので,それはその2で語ることとしましょう。
あとここで一つ言っておきたいことがあります。ちこが言っている画角感覚の話です。
はっきり言います。
画角の感覚を磨くことは単焦点でもズームでもできます!
ちこ「ふぇぇ…」
この話もできるかなあと思います。次回をお楽しみに。
みほ「ありがとうございました!」