まさに,圧だね。
WarmthTKAC SMD-2 Suzu Karuizawaはい。ふれしの「ほい」すずさん「お疲れ様でーす」1/22のロケレポートでございます。1月も残りわずかでございます。今月はCL60重点月間でありますが,そうなった理由であるAir10sはすでに修繕と増備が済んでおります。流石にストロボを使わないのはアレなので,もうそろそろ終わりにしたい…。ですが,もう少し経験が欲しいのも事実。なので,ここで旗を立てておきたいと思います。・みほさん・マリーさんこの両名の今年初ロケの計2回で重点月間終了ということにしたいと思います。その後はだいたい月1回ペースで使っていきたいと思います。もちろんドーラーズトレインや塩原などではCL60が主役になることでしょう。メリットとロケ地を考えた上で適宜使って参ろうと思います。話を戻しましょう。今回の担当はこの方々。すず「どうも〜。今年お初です〜」フー様「ふ〜」昨年最多出場の1人であるすずさんと今年売り時のフー様でございます。両名とも今年初ロケでございます。すずさんは去年,シャロンが桜ロケで来た衣装を着用。高丘エージェンシーの通常使用用の服では唯一のうさぎ耳。この服もそれなりに出番が回ってくると思っております。※2022/01/24補足:うさみみ巫女もうさぎ耳ですが,形態がだいぶ違う上に1号はみほさん専用で2号もサイズの兼ね合いから着られる場合が限られる特殊な服です。さて,今回のロケに限らないことなんですが,今年はロケ地探しが難航しています。親戚の手伝いによる都合で下手に遠いところへ行けません。塩原も大洗も行けない。どうしようと。できる限り近場で探してはいますが,かなーり難航しています。すず「高丘さんの体力問題もありますからね」ふれしの「オイラももちろん問題だにゃ。燃料代高いし,燃費も…」なかなか大変でしたが,今回は太田市藪塚に狙いを定めてみました。昔から知っていた場所ですが,一見すると行くのが大変そうな感じでして敬遠しておりました。ですが,今回よーく調べてみた結果…・入口から10分もかからず場所へ着く。・ハイキングルートだけど,ほとんど平坦。そうなんだ!だったら行こうということで行ってみました。すず「あのー…こんなところにあんな荘厳な場所あるんですか?」あるんですよ。ここは藪塚温泉の裏の奥。谷の入り口のような場所に入り口があります。ふれしの「この写真だと林の中に斜めに道がありますね?それが目的の場所へ行く道です」ホント,なんかあるんかいなという場所ですが,この道を3分も歩けばですねえ…。すず「……え?」フー「ふっ!?」すず「こんなすごいのあるんですか…?」場所の圧がすごい!ここは藪塚石という石材を採っていた石切場の跡です。すず「宇都宮になんかそういう場所があるとか…大谷石でしたっけ?」ふれしの「その大谷石に敗れてしまった石材が藪塚石なんだにゃあ」まあ要するに夢の後です。閉山は1955年です。68年も経っていますが,隠れた観光地として,時によっては特撮のロケ地になっている場所です。すず「その割には人がいないというか…。完全にいないってわけじゃないですが」そうなんです。人が来ないわけじゃないんですが,まばらで撮影にそんな支障がありません。ふれしの「そもそも藪塚温泉のさびれ具合自体が涙を誘うにょ…」一応,曲がりなりにもぽか旦那ぽか女将の我々からすると,心に刺さってくる光景であります。ただその結果としてこの石切場はいい感じで人気がないのです。あとこの石切場にないものがあります。それは…自然光。昼過ぎにきても薄暗い状態。15時も過ぎれば,本当に暗いwCL60の出力は10〜25%で使っていました。初めてのことです。すず「白布つけても余裕だったかもしれませんね」ただ今回,それが結果としてCL60の新たな弱点を見つけるきっかけになりました。まずは写真を見てもらいましょう。すず「うーん…この不完全燃焼具合は…」はい。そうですよ。いわゆるロケ地負けでございます。ロケ地負け……まあ我々が勝手にそう言っているだけの用語ですが,ドールの大きさとロケ地のスケール感があまりにも違いすぎて背景としての使い所がないか極めて少ないという状況のことです。これを打開するのは至難です。もがく以外にありません。ただ今思えば,この場所……ストロボだったら攻略できたかもと思うんですよ。すず「ほお」ここねえ。屋外なんですが,質的には屋内ロケに極めて近い環境なんですよ。周りが白い無機質な壁に囲まれていて薄暗い。自然光も入ってこない。これ,屋内の質なんですよ。つまり何を言いたいか。ストロボ2灯以上で,そのうち1灯を壁照らせば自然のスタジオになると。光に色をつければ尚よしですよ。すず「ああ〜なるほど!」つまるところ,攻略する切り口が間違っていたし,そもそもCL60ひとつでどうにかなる話でもなかったということです。CL60の欠点はパワーやスタミナの限界もそうですが,対応できるロケ地にもやはり限界があると…。ふれしの「まあCL60RっていうフルカラーLED使用がないこともないんだけどにゃあ」だからと言ってそれとCL60の合計2灯を持っていくとなると,我々がCL60に求めている要素がなくなってしまいます。CL60のシステムは全体的に見ればコンパクトですが,CL60本体そのものはストロボよりも大きい。そしてスタミナがない。2灯以上になるとたちまち嵩張っていって,保有価値が吹き飛んでいってしまうのです。すず「難しいところですね。1灯だけでも持っていきたいけど,ストロボだと大規模すぎる…そんな現場に特化しないといけない…」んでそういう場所はどこかというと塩原とドーラーズトレインっていうわけです。すず「そうですか〜。うーん…それでもスッキリしないです。リベンジしたいなあ〜」それがいいでしょうなあ。今度はストロボ2灯で参りましょう。その時は頼みましたぞ。すず「はーい」ロケ自体は失敗というべき内容ではありましたが,貴重な経験を積んだという意味では意義のあるロケでありました。ここはおそらく夏のロケは困難でしょう。なので3月までにすずさんとリベンジしたいと考えております。今度はうまくやりますよ。というわけで今回のレポートはここで読み終わり。ありがとうございました。すず「今年もよろしくお願いしまーす!」