南青山珍道中(S5m2との邂逅と珍事件)
はい。ふれしの「ほい」さて,今日のロケレポートなんですが……先に大変面白い話をしたいと思いますので明日以降にします。まあ簡単にいうと昨日の話なんですが,実はこの話の出出しは一昨日まで遡ります。ふれしの「ですにゃ。オイラたちは秩父へ帰っている最中でした」いきなりでした。目の前で事故が起きまして。まあ詳細は伏せるんですが,目の前なんで即座に110番しまして…。事故した車は横転しちゃったもんですから,中の人が外に出る手伝いとかしてました。まあこのこと自体は大きな話じゃありません。ドライバーさんも軽傷ですし。ですが,これが翌日ある事件を起こすことになります。これを是非とも覚えておいてください。翌日…。久々の西武線です。それにドール陣は誰もいません。完全に1人での移動。久々な気がします。誰かに会いに行くというわけでもありませんしね。今回の目的はいくつかありますが,最も重要なのはこれ。S1と24-105のクリーニングです。昨年末からセンサーの汚れと思われるゴミが写真に入ることがありまして。これをどうにかしようと。ふれしの「最後にクリーニング出したの2020年か」その通り。それ以来ずっと行けてませんでした。そしたらLUMIXプラザが銀座から南青山へ移転,名前もLUMIX BASE TOKYOに変わりました。とにかく行ってませんでした。ニコン時代は1年に1回は新宿へ行ってクリーニングしていました。そりゃあ一つや二つは入るようになるだろうというわけですよ。ちなみにこの週末は山手線の話題で持ちきりでしたが,我々の移動は西武線と営団都営の地下鉄しか使いません。全く影響はありませんでした。そんなわけで南青山到着,出ると某ホンダの本社を横目に見てしばらく歩けばLUMIXベースです。銀座時代も割と人が来て混んでいたLUMIXベース。広さも3倍くらいになっていましたが,驚いた。黒山の人だかり!まあ理由なんて百も承知ですよ。こっちにもツラ見せてもらおうじゃあねえかと!LUMIX S5m2ピンポイントでタッチイベントと重なりましたよ。一目見なきゃならない品です。ふれしの「感想は?」あっぱれであるぞ(迫真)こりゃあいいもんです。S1に出会った時を思い出す一撃ィ!非の打ち所がないと。サブ液晶がないとかそういうのすら気にならない。っていうか,これ触って今日のロケで気づいたよなって。サブ液晶思ったより見てねえなあオレと。ふれしの「そこをお気づきになられたんですにゃ」皆が期待していたのはAFなんでしょう。私自身はDFDにそんな不満はありませんでしたが,じゃあ像面位相差AFが加わった分の変化を感じないかと言われたらそうじゃあない。はっきり言おう。良すぎ。ふれしの「速くて正確と」速い速い。できりゃあ外の逆光下で試すのがベストですが,そこまでしなくても良くなったのはわかりますよ。S1のいいところを受け継いでいるのはS5無印同様で,何よりファインダーがいい。G9とは当然比べ物にならないし,カタログスペックこそS1に譲るとはいえ肉薄できています。同業他社のカメラでこれに敵うものはほとんどいないでしょう。そしてねえ。面白い話が一つ。ふれしの「はい」私が唯一,気にしていたところがあります。それはファインダー左右と下部に設置されたファンのスリットです。素人目にはどっからどう見たって水が入りそうな場所。S1を水没させた男,高丘さち湖が気にならないわけがないと!ですがねえ,実にシンプルで尚且つ説得力ある回答が返ってきましたよ。スタッフさん「タフブックの開発技術者に手伝ってもらってノウハウをいただきました」説得力ゥウウウウ!!!!!!!スタン・ハンセンのラリアットに勝るとも劣らない一撃。うん,米軍御用達のクオリティで解決したなら何もいうことはありませんな。ふれしの「買いですか」買いですね。ええ,ニコンさんにちょいと戻ろうとした我々を目覚めさせてくれたわけですよ。何をいってたんだと。ニコンZがカッコ悪くてカッコ悪くてS1に乗り換えた身じゃあないかと。ニコンよ,西大井の民よ。いい加減にしろと。私にZを買わせたきゃあ魅力でLUMIX Sに勝って見せい!!そういうことですよ。ニッシンさんのラインナップに沿おうなんてまだまだ早い。いや,このS5m2で何かいい方向にニッシンさんが傾いてくれればいいだけなんですから。αもZも私には魅力がないですよ。決定です。・G9の後継はS5m2・愛称はSL502"Kinomoto Sakura"うちのカメラの愛称命名基準(少女漫画のキャラからつける)から出てくる名前で最も偉大な名です。桜ロケに間に合わせたいし,LUMIXブランドにとって大きな転換点だし…。最もいい名はこれだろうと。導入時期は今年末,先ほどの通り来年の桜ロケまでに初期作戦能力を確保したいです。とにかくこのカメラに期待すべきことは多いし,それに見合う魅力は溢れております。ぜひとも皆様方もご検討いただきたい良いカメラです。さて,ここは一旦南青山を後にしまして…秋葉原です。ホコ天の秋葉原もいつ以来でしょうか?コロナ禍も加わって色々と変わった場所です。雰囲気はさほど変わっていないように感じますが,小さな虫食いのごとくよく見るとあーだこーだ変わってます。そんな秋葉原での用事は一つだけ。ドール陣の靴を買ってきました。SENで三足買いました。通販で買ってもいいんですが,失敗歴が多くてスマド純正以外は気軽に買いたくないんですよ。今回は足パーツをポケットに忍ばせて,試着した上で購入しました。そしたら南青山から連絡が。買って昼飯を食べて引き返します。到着してS5m2の人だかりを横目にS1と24-105を引き取りました。ただ,24−105に問題が発生していることがわかったんです。内側にカビが発生してたんですねえ。写りに全く問題ないらしいんですが,まあご覧の通りになっていたと。これ以上広がらなければ問題はないんでしょうが,果たしてどうなのか…。水没歴もありますから。ふれしの「しかも24-105っておいそれと替えが効かないんだよなあ」そうです。デュアルIS対応でF4通しの標準ズームはこれしかありません。とかいって中古は出回っておらずあっても新品と同じ値段。13万円します。参ったなあと。もちろんこれはS5m2のレンズ計画にも影響してくるものです。困りました。レンズだけ別のものを早急に配備して24-105は修理に出す…なんていうのも。ちなみに言っておきますが,今のLUMIXはそんな修理費高くないですからね?水没修理を頼んだ私が言うんです。間違いないです。そこはもう皆様,考え方をあらためていただきたいと思いますよ。まあこれは様子見ということにしましょう。さて,問題はここからです。ここからが面白いんです。ふれしの「なんで?」実は南青山でS1たちを受け取っている最中,ケータイに電話がかかってきてたんですよ。ふれしの「ほお」留守電が入ってたんで,聞いてみたらまあ驚いた。『赤坂警察署です。あなたの携帯から通報がありました。無事でしょうか?お電話ください』エエエエエエエエエエエエエッ!!??なんでこうなったかって?最初を思い出していただきましょうぞ。そうです。昨日,私は110番しちゃってるじゃあないの!!つまり,iPhoneがポケットの中で誤動作を起こし発信履歴から110番へかかってしまったということです。青ざめながら青山通りの歩道から赤坂署へ電話。なんせたって事件に巻き込まれたかもしれないってなってるんですから。あちらさんから見たら重大です。下手すりゃ発信した瞬間に誘拐されたか殺されたかってことですからねえ…。私「申し訳ございません。先日,かくかくしかじかありまして…。大変失礼いたしましたorz」電話の番号と名前,住所を聞かれて終わりとなりました。ふれしの「目をつけられちゃったかもしれないにゅ」そんな…私はそんな身じゃあありませんよ…。ただこの日の着信はこれだけじゃあなかったんです。飯能到着直前に着信。ふれしの「ほお」でもねえ。この番号,見覚えがあったんですよ。ふれしの「はい」そういえば…秋葉原で見た番号だったなあ!ふれしの「はぁ?」電話をかけると,やはり聞き覚えのある声ですよ。電話の向こう側「LUMIXベースです…。申し訳ありません。点検用のバッテリーをS1に入れたままでお返ししてしまいまして…」エエエエエエエエエエエエエッ!!??そして今日…。シャロン「それでこのバッテリーを着払いで送ることになったというわけね」はい。ちょっとした手紙がわりのメモ用紙とともに梱包してお返ししました。まあ,こんな日もあって良いでしょうよ。土曜のドライバーさんも軽傷でしたし,日曜は素晴らしいカメラに出会えたわけですし。いい意味で忘れない2日間になりましたよ。話が長くなりました。今日のロケレポートは明日以降お送りいたします。お楽しみにしていただいて,私こと高丘さち湖三十余年の人生で最もへんてこだった2日間のお話……これにて読み終わりでございます。ありがとうございました。