ダメダメ人間克服日記。

今日は某会員制CLUBで食事に誘われて
行ってきました。

お相手は、某一流金融企業のS氏。うわさによると
長者番付に載っていらっしゃる方とか。。
もともと友達同士を集めた社交の場でお会いしたのですが、
その時はあまり話さず、という感じだったのですが、、、

まだ独身だと聞いていたので、二人で食事というのは（私は
彼がいるし、良いのだろうか。。良いわけないよね。。）
と後ろめたく思いながら、
断る理由が見つからず、お会いすることに。。
向こうだって、単なる食事相手として呼んでくださったのかも
しれないし。。割り切って待ち合わせ場所へ行きました。

そのクラブのフレンチレストランでの食事だったのですが、
さすが、、コースメニューに値段が書かれていない。。
どうしよう、、と考えていたところ、ゴロゴロとウェイターさんが
ワゴンに新鮮な食材を運んできてくださり、「そのオススメ食材
が食べられるコースをいただいたら？」とスンナリと
決めてくださって助かった。S氏の方は、いつものお決まりコース
を頼んでいるみたいで、いつも接待で使ってる慣れが伺えて、
ただただお任せするのみでした。
ワインにも詳しいらしく、とても美味しいフランスワインを
オーダーしてくれ、お料理は食材がホタテや、牛フィレ肉、
トリュフ、生ハム。。etcetc、すべてが新鮮な一級品でした。
こんなに美味しい高級フレンチは久しぶりか、初めてかもしれないと
１００万ドルの夜景を見下ろしながら、感動していました。
（料理のタイトルを全く覚えていないのが残念。。）

話を進めていくうちに、「いやぁ、karinちゃんが、あの時一番
人気だったんだよね。他の人たちからもあれから誘いが来たでしょう？
F氏も相当気に入ってた様子だったから、俺は敢えて日にちをズラして
誘ってみたんだけど。」

いや、別にF氏からも誰からも個人的に誘われたりしてないし。。

「いえ、別に何もないですよ」愛想よく適当にかわしてみたりする。

S氏はとても若々しい上品な凛々しい顔立ちをしていて、さすがに
バリバリのエリート金融マンのオーラが出ている。

プライド高そう。。。億万長者でこの雰囲気だとモテるだろうし、
（それこそヒルズ族？）昔は結構遊んでたんだろうな。。
それで今まで結婚してなかったんじゃないの・・私の偏見的イメージ。

でも、話をしていると、結構気を使われたり、デリケートな方
なんだな、というのが意外でした。上に立つ成功者って、反面で孤独を
覚悟しなくてはいけないな、、って自分の職場の上司を見て
思ってはいたけど、S氏も同じような状況で、顔はとにかく広いみたいだけど、案外こころを許せる友人がいなかったり、ひとりで抱え込んでいたり
するのかな、、なんて一人で想像しながらお話をしていた。

それにしてもなぜかかなり褒められてしまい、
なんだかS氏の買いかぶりな想像が先行しているなぁ～と
思っていると、私の恋愛について聞かれてしまった。
この時点で、「彼がいます」って言えばいいのに、
こんな豪華なフレンチをご馳走になりながら（しかも、
おそらく奢っていただくことになることも予想できていたし）
さすがにハッキリとは言えなかった。。
「親しくしてる友人とかはいますよ」

何言ってるの、あんた結婚を口約束してる彼がいるし、
代官山に家探そっか！なんて昨日ラブラブトークをした
ばかりじゃん！　

「でも、気になってる人が２～３人はいる
んじゃないの？」

「いえ、いないですよ～」（これは本当。）

とにかく適当な返事をしてしまったばかりに
「また美味しいものを食べに行きましょう」と
終電に乗れるのに、タクシーに乗せられ、お金を
渡された。。

こういうシチュエーション、いままで何回あったことか、、
その度に、アッサリ断る勇気が出ずに、つい気を持たせてしまう。。
優柔不断。。後々とっても気まずい断り方をするハメになるんだよね。。

向こうは年齢だけに、結婚を意識した発言が多かった。。
そして、タクシーの中で携帯を見たら彼からの不在着信とEmail。
「転寝しちゃって気がつかなかった。。ごめんね。」

これって、逆に彼が同じことしてたら凹むよなぁ。。
そして自分は泣いて怒るんだろうな。。

どうしよう、なんかこのままズルズルと食事デートを繰り返すのは
良くないよね。かといって決定的な一言を告白されたわけ
でもなく、うーん。。　とにかく寝よう。