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とびっちの あそブログ

2010年12月議会

2010年12月21日 一般質問原稿(教育長発言により、一部変更したが、とりあえず予定していた原稿です。)

日本共産党の飛田茂です。
 昨年10月、厚労省は「日本の相対的貧困率」を発表しました。その前年の調査で、相対的貧困率は15.7%、子どもがいる一人親世帯では相対的貧困率は54.3%になることが明らかになりました。OECD諸国のデータでは2000年には8.4%、日本は13.5%で、アメリカに次ぐ、ワースト2でした。母子世帯の貧困率も最下位から2番目です。
 また、日本では、年収200万円以下の「働く貧困層」は1000万人を超え、勤労者の4人に一人がワーキングプアと呼ばれています。
本市の第4期総合計画審議の中でも、子育て世代を応援する施策がいわれていますが、少子化問題が深刻な時だからこそ、幅広い観点で子どもたちの置かれている問題について1問1答方式で、質問をしたいと思います。

 先ず、はじめに、児童虐待についてです。
 この問題には、9月議会でのとよあし議員による一般質問の他、多くの議員が関心を寄せているところですが、その原因や背景については、
育児に対するストレス、
望まない出産や望まれない子どもへのいら立ち、
配偶者の出産や子育てへの非協力や無理解に対する怒り、
再婚者の連れ子に対する嫉妬、憎悪などが挙げられております。
若い世代では、自分たちと同じ年ごろの若者たちが青春を謳歌し、ある意味自由な生活を送っていることへの疎外感もあるものと思われる。
との答弁でしたが、間違いありませんか?抜け落ちている視点や原因分析があれば答弁をお願いします。

再質問
・若年層の貧困問題について触れられていないことを指摘します。
本年6月1日に行われた「子どもの虐待問題を考えるシンポジウム」での報告によると、2,008年8月に総合社会福祉研究所が開催した市民講座でも児童福祉司による報告の中で、「児童虐待の原因として貧困問題との相関を指摘」し、虐待が行われた家計の状況は、一人親家庭、経済的困難、親族・近親からの孤立、就労の不安定などが重なり合っているのが特徴で、「虐待は貧困家庭に多い」と、はっきりと規定されています。
 また、2009年に公表された全国児童相談所長会の調査では、虐待につながる要因として、33.6%が経済的困難であり、不安定就労16.2%を加えると、半数が「貧困」を背景に虐待が引き起こされていることが分かります。特に大阪の母子家庭の48%は年間総収入150万円以下です。ダブルワーク・トリプルワークなど、昼夜にわたり、働いているお母さんも少なくありません。
この事実をどう受け止めますか?

・虐待の発見は保健所・病院・幼稚園・保育所・学校・学童保育といった公的機関や近隣住民です。特に「これから働きに行きたい」という子育て世代が就職活動をする期間は保育が受けられないために「足かせ」となってしまっている現実があります。
 1馬力で妻子を養おうとすれば、サービス残業がまかり通る今の社会では、くたくたになって帰宅し、子育てにかかわる余力もなくなってしまう。
当然妻は、一日中子どもと向き合いっぱなしで「育児ブルー」という うつ状態に置かれてしまうし、先ほど申し上げたように「経済的に余裕が持てるように共働きをしようとしても、就職活動そのものが制限されてしまうという状態では、虐待防止の観点からもよろしくないのではないかと思うがいかがでしょうか、見解と、対策があればお答えください。


・法改正により「親権の取り上げ2年までとされ、 同時に、こどもからの訴えを認める」ことになりましたが、積極的な対応をされていますか。子どもからの信号を、あるいは訴えを拾い上げるための対応について伺います。
 先ほど申し上げた公共機関への指導や、ネットワーク作りはどのようにされていますか。子どもの声は生かされますか?


 手元の資料によると、大阪での虐待相談経路では、児童本人からの相談件数がH20年の相談対応件数2.955件のうち43件あります。児童委員への相談11件、保健所15件、保健センター30件をしのぐ数です。
これらから考えると、公的機関の相談経路の充実はもちろん、子どもが直接相談できる機関の設置や、シェルターとして逃げ込める施設がより身近に求められていると思います。現在、一番近いところでも東大阪市では、子どもの足で駆け込むことができません。必要ならば国や府にかけあってでも本市での設置を要望しておきたいと思います。また、こんにちは赤ちゃんなどの訪問や、保育所・幼稚園などに通う就学前の乳幼児以外にも、適切な保護が必要な児童として、行政の目を向けて、虐待が起こらないようにするべきとの考えから有効な手立てを打つことも重ねて要望しておきたいと思います。

次に、中学校給食について伺います。
 先日のデリバリーランチを試食しての感想ですが、給食ではない、愛情弁当でもない、間に合わせというのが実感です。
 また、食べ終わった後の容器の処分についても環境問題に逆行するとの感想を持ちました。中学校でこういったデリバリーランチを実施するのはどうか?という印象です。このまま本格実施をするのかどうか質問します。

再質問
・母親の愛情論について伺います。
 働く女性が過半数を超えている現在、男は外で戦い、女が留守宅を守るといった古い考え方や、母親が弁当を作るものであるという概念が、この時代にはそぐわないと考えますが、それでも愛情弁当オンリーで、給食実施に移行する考えはありませんか?


・孤食とか個食とかいうことが当たり前になっており、一家だんらんが失われつつありますが、愛情を持って弁当を作りなさいというやり方で、こういった問題がただされるとは思いません。むしろ、学校で給食を実施することで食の文化を伝えるなど教育的な面からも役割を果たせるのではないでしょうか。この点ではどうですか。


・小学校から中学校へと身体的に大きく成長する時期に、必要な栄養素とその量をサプリではなく、食事から摂取することは欠かせません。学校給食はこういった観点からも重要な役割を担うと考えるがどうですか。


・地産地消の食材を中学校でも使うことで、地域農業の活性化が図られ、輸送にかかるノンマイレージというエコ教育にも有効ではないでしょうか。


・発育発達の著しいこの時期だからこそ、現場調理の学校給食の意義を強調しておきたいと思います。


次に、里道水路の活用について伺います。
・本市の水路は地形的、歴史的経過から30数キロメートルに及ぶと聞いていますが、その利活用の計画はどのようになっていますか。(土木)


再質問。
・水路を活用するには、幅や水深、流量だけでなく、その水質が重要ですが、河川や水路の水質検査は行われていますか。


・親水性の水路が南新田や御領に作られていますが、小魚が泳ぎ、エビやカニ、水生昆虫や水辺の草花などが季節を告げるような、小川のような水路を取り戻すことはできませんか。そういった計画はありますか?
・河川敷には「川をきれいに」とか「きれいな川を守りましょう」とかの看板を目にしますが、「生物多様性」や「子どもが遊べる川を!」といった観点がありません。市民の関心を呼び起こすためにも「子どもたちが」と、主語を入れ替えた看板を立て、実際に本来の意味の「親水性」のある川を復元することが望まれています。
・東別館の前を流れる水路にはフナやメダカやクチボソのような小魚、ザリガニ、アメンボ、ミジンコなどを見ることができます。しかし、残念ながら水質が悪く、透明度がありません。先日、浮嶋による水質浄化のワークショップが治水緑地で行われていましたが、水路の中央部に浮嶋を設けて、実験的に浄化してみてはいかがでしょうか。その際、アヤメ・菖蒲・カキツバタなどの水生植物を育てたり、里山の会の人たちが伐採して作った竹炭を使うなどしてはいかがでしょうか。壁面緑化でゴーヤを植えているように、エコロジーな取り組みとして市民へのアピールになるのではないでしょうか。

最後に、新学習指導要領の実施に伴う教育環境について伺います。

 現行の指導要領と、新しい指導要領では、事業時間数はどのように変わりますか。また、授業時間数が増えることで、教諭が忙しくなり、結果的に子どもたちにしわ寄せがいくということはありませんか。

再質問

・クラス運営や生徒指導、次の授業の教材準備、あるいは長期的に教材研究などに費やす時間は減らされざるを得ないと思いますが、その点はいかがですか。


・直接的に授業時間数が増えることで、子どもたちの「ゆとり」への影響はどうですか。


・また、中学校では、武道が始まりますが、学校ごとの種目選択は決まりましたか。その際、武道を行うための教室や道具などの準備はいかがですか。


・武道に必要な道具は、個人持ちですか、それとも共有ですか。


・他の生徒が使った柔道着など、使いまわすことに抵抗がある生徒も多いと思われますが、どのような対策がありますか。
・衛生面での心配もあります。他の生徒がキャリアだった場合など、皮膚に付いた小さな傷から接触性の感染が考えられます。 有名なのはイン金たむし、など、白癬菌が原因のものや、通常粘膜感染するエイズなども皮膚に小さな傷がつけば感染の恐れがあると思われます、汚れや、汗のにおいなどの他に衛生面での管理には特に注意が必要ですが、その対策はいかがでしょうか。


・それぞれの武道の運動文化としての教材研究や研修は保障されていますか。種目によっては向き不向きがはっきりしてしまうのが武道です。教員への研修はどのように行われますか。


・教育の持つ独自性や地域的特性などを無視して国が押し付けるようなやり方がもたらした問題でもあります。


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