2012/10/18(木)00:40
国の宝
朝、診察を受けてから学校に行かせようと長男をつれて眼科へ行った。
開院時間に合わせて行ったが
すでに一人のハラボジ(おじいさん)が受付を済ませ、待っていた。
そのハラボジ曰く、
「君は国の宝だ。先に済ませて早く学校に行かないと。自分は後でいいから」
いえいえ大丈夫です、と言ったが
ハラボジは受付のお姉さんに自分は後にしてくれと言い、
結局うちの順番を先にしてもらった。
忙しい朝に、はっきりものを言わずにぐずぐずする長男に
いらいらしたまま出てきたのだったが
「国の宝」という言葉にはっとさせられた。
こいつは私の息子だと思っていたが私のものではない、預かりものなのだ。
私は国の宝を育てさせてもらってるのだと...
ハラボジ、ありがとうございました。