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キー太先生の不動産に関するいろいろ

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2024.06.23
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テーマ:マンション(443)
カテゴリ:マンション管理
こんにちは キー太先生です。
マンションの居住人口は1500万人、約1割の人がマンションに住んでいます。

マンション管理と管理会社とは何か?確認してみましょう。

<業務内容>
管理業務は次のような業務があります。

①事務管理業務
 ・会計業務(年度収支予算案および決算書の作成)
 ・出納業務(管理費、修繕積立金、その他使用料の金銭出納)
 ・滞納者に対する督促
 ・通帳保管、会計にかかわる帳簿管理
②管理員業務
 ・館内巡回
 ・設備点検
 ・修繕工事の立ち合い
 ・緊急時連絡業務
③清掃業務
 ・日常清掃
 ・定期清掃
 ・特別(スポット)清掃
④建物・設備管理業務
 ・給水設備点検
 ・消防設備点検
 ・エレベーター点検など

<管理方式>
管理方式は次のような方式があります。約7割がマンション管理会社にすべて委託しています。

①全部委託方式  74%
②一部委託方式  11%
③自主管理方式    9%   
  不明       6%
             平成30年度国土交通省マンション総合調査
<管理会社>
①ディベロッパー系(販売会社系列)
②ビルメンテナンス・建設会社系
③独立系

猫キー太先生
業務内容を見ていただければわかるように管理業務はほぼ人件費です。
また、③清掃業務、④建物・設備管理業務は管理会社から専門会社に外注(再委託)している
ケースがほとんどです。
管理会社には清掃会社並みの安かろうまずかろうの管理会社もあれば、
管理費が安い代わりに、修繕や大規模修繕の際に収益を得ている管理会社もいます。
しっかりとした管理会社は、管理組合の代わりに全てやってくれるのは楽ではあるが、
主導権を取られたり、費用が高くなることがデメリットです。


管理会社の質とコストは、建築会社の選定に似ています。

③清掃業務、④建物・設備管理業務を分離委託すればコストダウンになります。
しかしながら、管理組合で専門会社とその業務品質を管理できるかどうかの問題があります。
②管理員業務の質は管理員の人件費に比例するであろうと考えられます。
どのような管理会社がよいかを一概には言えないのは、
マンションにはそれぞれニーズや特性があるためです。

次回は「マンション管理組合(大規模修繕)」です。





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最終更新日  2024.06.23 00:00:24
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