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お☆TOCO'S ROOM

お☆TOCO'S ROOM

2001年 前半

『ダンス・オブ・ダスト』(イラン映画)
無声映画で、少年と少女が言葉もなくまなざしでコミュニケーションするみたいな感じだったんで、字幕が1つもなかった。顔の表情、周りの雰囲気を把握しないと・・・結構レベルが高かったような気がする。気が付いたら、吹く風に、雨が降らない、そんな大自然な砂漠に惹かれてしまった。映像に出てたシーンはイランの文化だろうか?ますますイランに行きたくなるという気にさせてくれるんです。見終えた後、あー、切ないとしみじみ・・・。

『天上の恋歌』(香港映画)
出演者はレオン・カーファイ、ワン・ニン。
原題は『天上人間』。4人の男女の孤独と葛藤がリアルだった。アダルトビデオで働くヒモ男、カーファイと中国からやってきた純粋な娼婦(おかっぱ頭!)、ニンってインパクトが強かった。セリフはなるべく出さないようにしたらしい、オープニングに「なに?」って思ったもの、ラストで「あー、切ない」と映画館を後に。やっぱり、香港映画命だ!

『ぼくが天使になった日』(アメリカ映画)
監督/出演はシャーリー・マクレーン、出演者はアレックス・D・リンツ、ゲーリー・シニーズ、キャシー・ベイツ、ジェニファー・ティリー。
シャーリーの初監督作品で心があったかくて、センスがよかった。あと、宗教にはまってるそうで、それに関わってたかのように思える。臨死体験を経て事実を悟るという内容で、これもまた良かったなぁ。キャストの豪華さにいろんな個性が見れて何倍も楽しめた。アレックスは『ホーム・アローン3』に出てた男の子でぐっと可愛くなってたわ。

『ホタル』(日本映画)
出演者は高倉健、田中裕子、夏八木勲、小林稔、奈良岡朋子、高杉瑞穂。
字幕付きで上映される事で観に。やっぱり高杉が目当てでしょう!(笑) 個人的では『長崎ぶらぶら節』よりはすごく良かった。語り継がなければならないといういい作品だったので、いろんな人に観てもらいたいなーって思ってマス。それよりも、高杉の登場シーンが少ない。(涙)でも、坊主頭が似合ってた。(うっとり・・・)

『デンジャラス・ビューティー』
またまた観ちゃいました。元気が出ました。

『ザ・コンテンダー』(アメリカ映画)
出演者はゲーリー・オールドマン、ジョーン・アレン、ジェフ・ブリッジス、クリスチャン・スレーター。
女性が副大統領に指名され、スキャンダル攻撃がありながらも・・・という政治人間ドラマ。どうなるか、冷や冷やしたけど、ジョーンはやっぱり素敵だった。『カラー・オブ・ハート』『クルーシブル』のジョーンも存在感あり。ゲーリーの今の姿に唖然。『ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニのイギリス版?といった感じ。(笑) でも、ゲーリーは変わった役を見せてくれるんで、密かに気になってる。観終えた後、田中真紀子さんを応援したくなりました。

『デンジャラス・ビューティー』(アメリカ映画)
出演者はサンドラ・ブロック、ベンジャミン・ブラッド、マイケル・ケイン。
今まではかわいいとかそんなに気にしてなかったけど、今回はこれを見てサンドラを好きになった感じ。きれいになれる!って勇気と元気をくれた気分。また観たい映画だわ~。

『マレーナ』(イタリア映画)
出演者はモニカ・ベルッチ。
すごく魅力のある人でした。その人はヴァンサン・カッセルの奥さん。永遠に気持ちが気付かない恋はあるかもって思いました。切ない映画・・・。

『山の郵便配達』(中国映画)
あたしったら、最初から寝てしまって・・・。(汗)ストーリー自体は悪くなかったのに、なぜ寝てしまったんだろう。ほんとに惜しい思いをしたわ。

『LIES/嘘』(韓国映画)
R18指定で観るのに結構勇気がいった。JとYの恋愛なんだけど、途中から気持ち悪くなった。この作品って好き嫌いがはっきり分かれてると思う。個人的には嫌いな作品っていうか、観ていられなかったというのが感想です。

『アタック・ナンバーハーフ』(タイ映画)
吉本興業が字幕製作に関わったそうで、ずっと笑いっぱなしで元気が出ました。オカマのバレーチームの実話だけど、嘘のような話でした。タイは宗教関係で認められてないみたいだけど、認められるまでの道のりは大変だったかもね。カット部分があって、観れなくて残念。

『ガールファイト』(アメリカ映画)
カリン・クサマ監督に、出演者はミシェル・ロドリゲス。
ミシェルってオーラがあって、かっこいい女だけど、時には男に見えたりする。それっていいなー☆って思ったりして。でも、女としての弱みがあってもいい。その時、イサベル・アジャーニの『可愛いだけじゃダメかしら』という作品を思い出した。弱すぎる女ってちょっと気が引けちゃうけど。やっぱり『ガールファイト』は勇気のある映画でした。

『ふたりの人魚』(中国映画)
出演者はジョウ・シュン、ジア・ホンシュン。
不思議な映画だったんだよね。想像してたストーリーとは違って、『初恋のきた道』よりは好きな内容でした。キャストとストーリーがシンプルで切なく、自分だったらどうする?って楽しませてくれた映画でした。

『花様年華』(香港映画)
ウォン・カーウァイ監督に、出演者はトニー・レオン、マギー・チャン。
原題は「花様的年華」。レトロっぽくて、官能的でした。でも、カーウァイ監督は想像にお任せという感じの意味不明なシーンを出すのね。今までの作品でも何度も観ていくうちに、そう言いたいんだって何となく分かってくる事が多い。1回だけじゃ、これは何なの?ってすぐには分からない。また観たいなと思ってる作品である。あと、『2046』の意味もカーウァイ監督らしいと思ったわ。何となく、『欲望の翼』に似てると思ったのが印象に残ってる。マギーのチャイナドレスに見惚れました。

『タップ・ドッグス』(オーストラリア映画)
出演者はアダム・ガルシア、サム・ワーティングトン、ソフィー・リー。
『サタディ・ナイト・フィーバー』のジョン・トラボルタの再来って言われてたガルシア。『コヨーテ・アグリー』を観て以来、ガルシアの事が気になったし、ダンスに興味があったので、観に行った。キャストを見ると、見た事あるなぁーって思ったら、オーストラリア映画だった。(笑) ダンスは気持ちよさそうで魅了されたけど、ストーリー性はオーストラリア映画の『ハーモニー』の方が好きかな。

『ショコラ』(アメリカ映画)
ラッセ・ハルストレム監督に、出演者はジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ、レナ・オリン。
「すべての人を幸せにしてしまう不思議なチョコレートを売る母娘の物語」という言葉が気になって気になって。デップが出てるなんて嬉しかったけど、ジュリエットとレナはどうしても嫌いな女優さんだった。でも、やっぱりデップに会いたいって事で観に。チョコレートが美味そうでついついスクリーンに手を差し伸べたくなる位でした!デップ様は相変わらず美しいけど、いつもより落ち着いてた感じ。すっごい温かい作品でGWの疲れも癒してくれた。また観たい作品です。

『ミート・ザ・ペアレンツ』(アメリカ映画)
出演者はロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、ブライス・ダナー。
なんだって、あたしはロバデニ隠れファンなんですぅ。ロバデニ出演の作品は色々観たつもり。恋人の父親は“最悪の悪夢”だったというラブコメディでロバデニとベンの息が合って良かった~。ブライスはグヴィネス・パルトロウの母なんだけど、そんなレッテル貼られてるという印象が強かった。

『タイタンズを忘れない(試写会)』(アメリカ映画)
出演者はデンセル・ワシントン、ウィル・パットン、キップ・パルデュー。
70年代の若者間で起こった実話。黒人白人差別問題を乗り越える、友情といったストーリー。すごいジーンと来たし、色んな人に観て貰いたい作品。キップの登場で、もう頭から離れられない。笑顔がいい俳優なんていないんだもの、すごいゾッコンです。(笑)ギャロはファンだけど、タイプは全く違うのですが。爽やか系もいいですね~。今すぐ、キップのファンクラブに入っちゃいました。

『小さな目撃者』(オランダ、アメリカ映画)
ラッセ・ハルストレム監督に、出演者はウィリアム・ハート、ジェニファー・ティリー。
舞台はアムステルダム。仕事と観光のために来た家族が事件に巻き込まれるという内容。口の聞けない少女が出てるんだけど、ASLシーンがあってさっぱり読み取れなかった。プッと笑えたり、ジーンと来たりするという面白いアクション(?)映画でした。それにしても、ウィリアムとジェニファーって老けちゃったね。

『小説家を見つけたら』(アメリカ映画)
出演者はショーン・コネリー、ロブ・ブラウン、アンナ・パキン、マット・ディモン。
作者の世界ってそういうものかなって思いながら・・・。いつもと違った役のショーンって新鮮さがあった。あんな渋いおじいさんなんてって言っていいんだろうか?(汗) ストーリーはほぉんとに温かい感じがしました。黒人少年役は素人だけど、そんな感じがしなかったほど。1番気になったのが、『ピアノ・レッスン』でアカデミー助演女優賞を獲ったアンナって、いつも主役級じゃなくて、脇役が多いような・・・。

『102』(アメリカ映画)
出演者はグレン・クローズ、オッドちゃん。
ダルメシアンがすごーくカワイイ。クルエラ役のグレンって好きだよな。他の女優さん(例えばメリル・ストリープ)だったら、イヤミだったかも知れないけど、グレンならはまり過ぎでおかしくて受ける。あー、ダルメシアンを飼いたくなったぁーー

『ギター弾きの恋』(アメリカ映画)
ウディ・アレン監督に、出演者はショーン・ペン、サマンサ・モートン、ユマ・サーマン。
これも17日初公開でとても気になってました。その作品は実話であって、謎というところがまたいいという感じがした。ショーンは『俺たちは天使じゃない』より老けちゃったけど、ギターを猛特訓したらしい、いい味出してました。やっぱり、サマンサの存在感だけで気になるという女優さん。顔の表情だけの役ってやっぱり難しいと思うんだよね。

『あの頃ペニー・レインと』(アメリカ映画)
出演者はケイト・ハドソン、フランシス・マクドーマンド、アンナ・パキン、フィリップ・シーモア・ホフマン。
17日初公開でとても気になってました。個性的なキャラクターの揃った、ほわーんとさせてくれるという青春映画でした。ロックスターのバンドエイドという事も初めて知ったし、色んなコトを知ったって感じ。ファッションも70年代でオシャレだった。ペニー・レイン役のケイトって存在感が大きくて、『200本のたばこ』とは違うキャラクターだった。あー、今年はケイトとフィリップの存在が気になっちゃいそう。

『ホテル・スプレンディッド』(イギリス映画)
出演者はトニ・コレット、ダニエル・クレイグ、スティーブン・トンプキンソン。
孤島に健康&美容のホテルがあって、その伝統を守るというストーリー。予告を見た時は変わってて面白そうな感じがしたんだけど、実際にうーん、外れたって感じ。(汗) トニ・コレットっていつ見てもカワイイし、胸はホントにきれいだった~。

『アンブレイカブル』(アメリカ映画)
M.ナイト・シャマラン監督に、出演者はブルース・ウィリス、サミュエル・L.ジャクソン、ロビン・ライト・ペン。
ストーリーは言いたくないが(楽しみがなくなる)、こぉんなに謎が面白いとは、ホントに目が覚めた。シャマラン監督は『シックス・センス』も監督してて、後味が悪くない、そんな感じの流れで今回の作品をどうしても観たかった。恐るべし、シャマラン監督!ブルースはどうでもいいが、ロビンを久々に観れて嬉しかったー。

『ビッグ・ママス・ハウス』(アメリカ映画)
出演者はマーティン・ローレンス。
FBIが変装して、犯人を捕まえるという痛快コメディで、久々に笑えた。マーティンの作品は初めて観たけど、ウィル・スミスよりはずっといい。たまたま映画館では人がガラガラで、前の席に足を上げながら観たんだけど、すごく快感。ビッグママはアメリカにいそうで、実際に会ってみたいなぁ。

『ビョークの『ネズの木』のグリム童話より』(アイスランド映画)
出演者はビョーク。
ビョークが20歳時に出演した幻のモノクロ作品であって、レイトショーしかやってない。いつまで上映されるかは分からないけど。魔女が父子と出会って・・・というグリム童話の一部のストーリーだが、理解し難い内容だった。この作品のパンフで15歳の息子がいたという事、ビョークの本名を知って、衝撃だったね。(汗)

『リトル・ダンサー』(イギリス映画)
出演者はジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、アダム・クーパー。
少年がバレエに出会って反対されながらも、運命が変わるという温かいストーリー。人は誰だって夢はある、そんな気持ちを教えてくれた。そして、自分が忘れかけてた、家族の温かさをも教えてくれた。少年のダンスには魅了されたし、すごくかっこよかった。ジュリーはアカデミー助演女優にノミネートされたけど、顔と体つきって迫力があったわ。(笑)アダム・クーパーは前から知ってて、どういうバレエを披露してくれるのかも、楽しみだった。ホントはあたしもバレエを習いたかったー。

『バガー・ヴァンスの伝説(試写会)』(アメリカ映画)
ロバート・レッドフォード監督に、出演者はウィル・スミス、マット・ディモン、シャリーズ・セロン、ジャック・レモン。
南部だとか、ゴルフだとか、個人的に興味がなかったんだけど、こぎれいすぎるような気がした。ゴルフ用語の『パターン』とかってあるじゃない?あれ、意味がさっぱり分からなかったけど、映画を見てこういう事なのかな?とずっと考えてました。レッドフォード監督の作品って、同じパターンがあるんだよねーってこの映画を見てそう思いました。個人的にレッドフォードは好きじゃないんですぅ。『幸福の条件』を観てからイメージが悪いって言うか・・・。(笑)

『流星』(香港映画)
出演者はレスリー・チャン。
原題は『流星語』。邦題と違って面白いんだよね。『クリムゾン・リバー』を観てから、目直し(?)をしたくって、観に行ってきた。場所は新宿なんだけど、会社が新宿だったらいいのに。新宿も結構ミニシアターやってるしね。レスリーが拾い子を育てるというあったかいお話。ラストは切なくて、涙ポロリ。いつもと違うレスリーって、いい味出してた。後で知ったんだけど、ノーギャラで主役を務めたんですって。なんて、レスリーはいい人なのー?って惚れちゃいました。

『クリムゾン・リバー(試写会)』(フランス映画)
出演者はジャン・レノ、ヴァンサン・カッセル。
この試写会はワーナー・マイカル・シネマズの映画館で、試写会葉書を渡すと指定席が渡された。よーく見ると、前から7列目位じゃないですか。怖い映画は元々知ってたんだけど、あんなに近くで観るなんて・・・って思った。サスペンス+アクション映画で、フランス映画にしては、珍しいと思った。『ボーン・コレクター』以上に怖くて、もうお手上げでした!あのシーンを目隠ししながら、字幕を見るのが精一杯。特に音響にはびびったり、まるで自分が飛んでるみたいで気持ち悪くなったり。そそ、ジャン・レノは渋いなぁって思ってるけど、もう1人の男に惚れちゃいました。その人はヴァンサン・カッセル。きゃーっ。

『恋の骨折り損』(イギリス、アメリカ映画)
ケネス・ブラナー監督に、出演者はアレッサンドロ・ニヴォラ、アリシア・シルバーストーン、ナターシャ・マケルホーン、エミリー・モーティマー、ネイサン・レインら。
シェイクスピアでミュージカルが入ってるというラブロマンス。今まで観た事ないシェイクスピアで観た後ははっぴーな気分になれた。衣装も可愛くって、時にはエレガンスになったり。キャストは豪華で、知ってる俳優女優さんばかりで、キャストの中で好きなのは、『サバイビング・ピカソ』に出てたナターシャだな。

『ジュリアン』(アメリカ映画)
ハーモニー・コリン監督に、出演者はユエン・ブレンナー、クロエ・セヴィニーら。
家族ドラマなのか、人生ドラマなのか?ハーモニー監督の作品を観るのは、初めてであって、何度も繰り返し観ないと理解できないという感じ。オープニングとラストシーンはナレーションがなく、想像にお任せという感じを受けた。それに、最後までずっとぶれててきつかった。クロエはやっぱ、いつ見てもかっこいい。とにかく、インパクトの強い映画で、未だに頭から離れられない。


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