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カテゴリ:教育四方山話
午前中行っている保育園の保育士の方に、
「字は雑だし、ケアレスミスは多いし、学習する態度が悪いので塾に行かせようかと思う。 どこの塾がいいと思うか」 という質問を受けました。 私に質問されても・・・・という所が正直な思いです。 K文さんの良いところ、学○教室の良いところ、それぞれお話しました。 低学年のうちは 国語教材は殆んど同じようですが、算数に関しては 内容が違います。 K文は計算が主ですが、能力によって低学年のうちに小学校でやるべき計算領域 を 早めに終了させる事が出来ます。 学○教室は 計算、文章題、量、図形問題 これら全て学習していきますから、 先取り学習に限界があります。 私の教室は半年~2年先の先取り学習をしながらも 現在の学校の学習+過去 にやった苦手な領域の 問題の復習をする 先取り+復習形式をとっています。 殆んどの生徒は先取り学習ですが、どんなに優秀なお子さんでもせいぜい2学年 先ぐらいしか先取りできません。 相談された先生のお子さんは 「とにかく 学習する姿勢作りをただしたい。」 との事ですから、その点では K文も学○教室でもいいような気がします。 私が指導者になった きっかけは 学校だけの学習だと心もとないので自宅学習の 教材をあれこれ探した事でした。その流れで現在に至ってしまったのです。 一番理想的な教材が学○教室の教材だったのです。 一日算数国語2枚ずつ。 たったこれだけですが、毎日必ず机に向かう。毎日プリントに書かれている漢字を 文章で書写する。文章題では必ず図や絵をかく。筆算を残す。文字、数字を丁寧に 記載し、毎日丁寧にプリントを仕上げる。 この繰り返しの積み重ねが 自然と学習に向かう姿勢作りをするのだと確信していました。 一度長男が2年生、次男が年長の時 私がインフルエンザで寝込んだ事があり、 プリントをやらせるべき時間にも起きられませんでした。 長男、次男ともに 「お母さん プリントやらなくていいの」とおそるおそる子どもが聞いてきましたが、 私は 、 「今日は やっても お母さんがチェックできないからやらなくていいよ~」 と、言った所、 「いつもの時間にやらないとなんか変な感じがするから チェックしなくても いいので プリントだけ頂戴」 と言ってきた時に、習慣づけの大事さを痛感しました。 超優秀児に育てようとは思いませんでした。ただ毎日歯を磨いたり、ご飯を食べたり するように学習も習慣づけてあげたいと思っていたのです。 小学生~大学までの長い道のり、学習に関わっていかなければ ならないのですから、どうせ 勉強するのであれば より自然体で、より効率よく、 より吸収力がよい環境作りをしたかったのです。 それには どんな教材がいいか、どんなかかわり方がいいか、自分なりに考え 選択してきました。 保育園の相談に来た先生も 一貫性をもった自分なりのポリシーで今後の環境を 選択していく事を願わずにいられません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月15日 14時28分42秒
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