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カテゴリ:教育四方山話
先日お友達とランチをした事を記載しました。
彼女のお子さんは長男の同級生で、一浪し、T大理3(医学部)に合格されました。 ずっと お互いの子どもが小学生の頃からのお付き合いなので、「同士」のような存在です。 話をしていて なんでも正直にいいあうのですが、(隠し立てはなにもしません) お互い認識したのは、 「過保護」であるという事です。 彼女は小学校も受験を考えそのためにわざわざ近県から都内にご長男が小5の時に引っ越して きました。受験のときの姿勢も 勉強したプリント整理、学習内容のファイルを通しての 状況把握・・・をきっちり 付きすぎず離れすぎずやっていました。 中学受験で合格した後もちょっとした事があって 高校受験をもう一度することに なりましたが、合格した学校に近いところへと又引越しされました。 彼女と私が似ている点の一つは 「勉強のしやすい環境作り」に徹底すると いうところです。 とにかく 口を出すよりまず環境をよりよく整える。 私も彼女も「環境から整えていく」ことを第一に考えるタイプです。 がみがみ 言うことで ベストな状態に導けるとは思えません。 今年次男は受験、長男は今年大学2年でいよいよ進振りがかかってきます。 「○田山」にもう一つ教室を開いて、そこを長男の勉強部屋にしたのも、 それぞれの生活レベルのうえでの学習環境をしっかり整えたかったからです。 次男は朝から夜中2,3時まで学習。そんな中 サークルがどうだこうだで 夜中帰宅しておちゃらけている長男とは生活の時間サイクルが全く異なります。 長男は学校へいく数時間前に学習するか、夜中3時ごろから 朝6時ごろまで学習して その後11時ごろまで寝て学校へ行く事もまれではありません。 ですから それぞれの学習がスムーズに行く為 お互い違うスペースで 学習できるといいと思っていました。 あと 一点彼女と私の共通点は アルバイトへの意識でした。 彼女のお子さんも長男も大学生になりそれなりに「お金」が必要です。 そのアルバイトに関する事についても 同じような見解で笑ってしまいました。 長男は家庭教師のアルバイトが無い頃 「なんでもいいから お金になるアルバイトをしたい。夜警等深夜の仕事が 時給がいいから やろうかなぁ」 と言った時、あれこれ家庭教師の口を捜しました。 彼女も全く同じだったと言います。 彼女の場合は1つ下のご兄弟の家庭教師として「雇った」そうです。 1.下のお子さんの進捗状況をいつでも把握できる。 2.ご長男も受験生を教える事で 自分の学習態度も引き締まる。 ご長男にもご次男にもメリットがあるという事です。 もちろん お月謝は普通に支払っているそうです。 うちの場合は 長男、次男で教えあう事は無理でしたが(お互い甘えてしまうので) 彼女の場合はとてもうまくまわっているのだとか。 「過保護」といえば 過保護です。 夜の警備や 深夜飲食店でのアルバイトなどやりたいというのなら やらせて 苦労をさせるのも 一つの教育かもしれません。 しかし、「学生」の生活リズムが狂ってくるという事は自ずと学業がおろそかに なってしまいます。 あれこれ 心配性なのかもしれません。 お互い彼女との話では、「鏡を見ている」状態で、頷きながら、 「やっぱり 私達って 超過保護なのかも」 と苦笑いしてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月13日 09時38分23秒
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