テーマ:今日聴いた音楽(73634)
カテゴリ:音楽
少々前の話ですが、今週月曜日、妻と一緒にさだまさしのコンサートに行って来ました。 私も妻もいわゆる「ニューミュージック世代」。私は中学生からギターを少々かじっていたこともあり、さだまさしの大ファンでした。高校時代は同級生と二人でフォークギター片手に、グレープ時代の楽曲も含めて、学園祭で歌ったものです(客はほとんどいなかったですが)。大学でクラシックギターのクラブに入った後も、さだまさしの曲をアレンジした楽譜を買って、時々弾いておりました。 偶然、妻もさだまさしが好きだということを知り、結婚してから「いつかは行きたいねー」と話しておりましたが、三人の子育てに追われて、中々夜にライブコンサートに出かけるチャンスがありませんでした。しかも、さだまさしさんの曲自体を聞くチャンスもほとんどなくなっていました(子供向けの曲を聴く機会が増えますからね・・・) 今回、妻がネットのチケット購入サービスを利用して、ようやく行けた次第であります。 少々会社を早めに抜け出し、妻と待ち合わせて会場に着くとびっくり。年齢層が高いのです40代前半の私なぞは若造。コンサートで、さだまさしさんが「私も来年で歌い始めて35周年」と聞いて納得。私や妻が小学生のころから歌っているのだから当たり前か。 私たちの夫婦の斜め前には、老夫婦が仲良く聞きにました。いいですねえ。ああいう夫婦になりたいものです。 コンサートは新しく発売したアルバム「Mist」からの曲と、懐かしい曲を織り交ぜた構成。懐かしい曲(道化師のソネット、主人公、胡桃の日、雨やどり・・・)は、イントロを聞いただけで「ああ、あの曲だ」とわかるのですが、「Mist」の曲ははじめて聴くものばかり。 しかし、元気にさせる曲、じんわりさせる曲、など、どれもさだまさしさんらしい曲でした。トークで思いっきり笑わせて(落研出身)、歌でしんみりさせる・・・ずるいですねえ。特にエンディング近くの「Mist」、「かささぎ」の二曲を聴いたときは不覚にも涙が出てきてしまいました(ペグ+レベのせいでしょうか?)。 早速、「Mist」を買って、今週は通勤電車の行き帰り、ずっと聴いておりましたが、さだまさしの魅力は、人生の喜怒哀楽をまっすくと見据えた「応援歌」になっているところではないか、とつくづく再確認しました。 「喜び悲しみ苦しみ あるがままに受け入れて 辛くても生きることは そういうことだと思う たからものがひとつあれば 生きることは寂しくない」(眉山) 「頑張りすぎないで でも決してあきらめないで 強い夢ならばきっと いつか必ず叶うから」(窓) 「欲張ったら駄目 諦めたら駄目 元気ならばもうそれだけでいいじゃん」(桜桜咲くラプソディ) これ以外にも、ぐっと来るフレーズが盛りだくさんです(笑)。普通に口にすると気恥ずかしくなる言葉もありますが、音楽に載せて聴いていると素直に聞けるものですねえ そうした中で、一番のお気に入りは「賢者の贈り物」の歌い出しです。 「君がレジの前で振り返った その時 あらためて君を好きだと思った」 妻に惚れ直したこの人は、妻にどんなクリスマスプレゼントを買おうかと悩んでいるのですが、「笑顔を守り抜く」ことが、「お金でも物でもない素晴らしい」贈り物だと気がつくという話です。 そういえば、仕事やC型肝炎治療の忙しさにかまけて、妻へのプレゼントをしっかり考えてなかったなあ・・・ と思ったら、妻が抽選購入のアンジェラ・アキのクリスマスライブのチケットをゲットしました。良いクリスマスになりそうで、楽しみです ★★★★★★★★★★ 昨日は11回目のペグ打ちの日。血液検査がないので、良くなっているのかいないのかわからないなかでの注射。このところ、風邪を引いてしまったようで、副作用とあいまって体がだるかったり、頭が痛くなったりすることが多くなっている気がします。好きな歌を聴いて、妻のおかげで楽しいイベントにも行けているおかげで、何とか乗り切っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 16, 2007 12:14:47 AM
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