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カテゴリ:テレビ番組
学校のそのクラスでは、会計係の人がみんなからお金を集めて、クラス会費を運用してました。
今の学級委員になる前から、会計係の人はこの仕事をしていました。 或る日クラスの人が、会計係の不正に気付きました。 「あいつ、みんなのお金を着服してるぞ」 しかし学級委員は、 「そんな事を言って、みんなの不安を煽るもんじゃないよ」 と言って、相手にしませんでした。 その間にも会計係の不正行為は続き、クラスのみんなが「僕がもらえる筈のお金が、もらえない事になってる」と騒ぎ始めました。 学級委員は会計係に質問しますが、会計係は「大丈夫だよ。何も悪い事をしてないよ」と答えるだけでした。 だけどクラスの人が会計係に直接質問をして、不正行為が明らかになりました。 学級委員は会計係に騙されていたのでした。 これはいけない。 学級委員は会計係に対して、新たな規則を設けました。 クラスの人に対しては、 「みんながもらえる筈のお金は、必ずもらえるようにします」 そう約束しました。 おわり。 「めでたしめでたし」じゃないわよね? でも自民党の主張は、このお話しを「めでたしめでたし」で済まそうとしてるところなのよ。 このお話しを読んだ人は、 「同じ人が学級委員だったら、また騙されちゃうんじゃないの?」 って思うんだわね、きっと。 お話しの中に、学級委員がみんなに対して、 「とんでもない失敗をしてしまった。こうなったのは僕の責任だ。もう二度とこんな失敗は起こさないよ。ごめんなさい」 みたいな言葉が有れば、学級委員にチャンスをあげても納得できると思うんだけどね。 参院選特集。 日曜日夜に放送されたNHKの番組。 内容は「日曜討論」だわね。 各党参議院の代表が集まって討論。 まずは年金問題。 自民党片山虎之助議員。 こりゃ、全然反省してないわねえ。 何か問題が起きた時、「失敗した~!」って自分を顧みない人は、何度でも同じ事をするのよね。 自分が正しいと思ってるからさ。 だから今度また、年金問題みたいな事が起きても、同じ態度でいるんだと思うわよ。 年金記録問題はさ、 今与党が一生懸命回復を図ってるけどさ、 野党が国会でワイワイ言わなきゃ、ず~っと解決しなかった事なのよね? 今だって、これからだって、年金支給を受ける時になってから、 「あんたの納付記録は無いよ」 って言われて、給付できない人が大勢いた筈なのよ。 今ここで問題が明らかになって、対策が練られているのは野党のお蔭なのよね。 ね? でしょ? 与党さんさ。 野党がワイワイやらなきゃ、年金記録問題は明らかにならなかったんでしょ? そこんところを自覚しなきゃ。 「今一番大事なのは、どう対応するかです」 それは当然そうだけど、与党はそこを素通りしちゃあいけないわよ。 この点についての野党の怒りは、国民の怒りと同じね。 与党に任せておいたら、国民は年金がもらえなかったんだからさ。 そこを触れないで対応策ばかりを論じていても、国民は「無責任だ」って思うだけよね。 片山虎之助議員、減点。 次に似た問題が発覚しても、 「今一番大事なのは、どう対応するかです」 って言うつもりなのが見え見えだわよね。 大事なのは、問題を起こさない事。 問題が有ったら、それを自分から暴き出して、解決する事。 片山議員にはそういう態度が見られないわ。 私の選挙区だったら、絶対に投票しないでしょうね。 国会議員にとって国民の年金問題は自分の事として捉える事ができないのよね。 議員年金っていうのがあるからさ。 自分達はヌクヌクしてるから、国民の痛みなんか理解できないのよ。 小泉内閣の時に議員年金制度を改正したけど、結局は骨抜きに終わったのよね。 議員年金なんか撤廃して、国会議員も国民年金だけにしちゃえば、国会でも年金問題を真剣に話し合ってくれると思うんだけどね。 今はマスコミも、議員年金について騒がないのよね~。 参院選のマニフェストに、「議員年金撤廃」を挙げてくれる党がいれば、またマスコミで取り上げもらえるかも知れないのにね。 番組での討論テーマは、 政治とカネ 憲法改正 参議院のあり方 と続いた。 全体的に、片山虎之助議員がうるさかった。 邪魔。 討論の妨げ。 人が意見を言ってる時には、その人の話しをちゃんと聞かなきゃ駄目よ。 小学生の時に習う社会的ルールだわよね。 片山虎之助議員、減点。 憲法を改正するには、衆参両議員の3分の2の賛成が必要。 て事は、3分の1が反対すれば国会は通過しない、って事。 共産党+社民党が、3分の1以上の議席を確保できれば、憲法から「戦争放棄」の条項はなくならない訳ね? ここんところは、戦略として使えるんじゃないでしょうかね。 今の若い人達は、 「別に、戦争に行っても、良いんじゃな~い?」 とか言うかも知れないけどね。 でも、「それじゃ、お前が行け」って言われたら、怖じ気付くんだろうけどね。 「俺が行くなんて、言ってね~よ~」 とか言ってね。 ま、そういう若い人の事は置いておいて、戦争はイヤだと思ってる人にとっては、共産党+社民党の共闘が上手い戦略になるような気がするわね。 関係者の人がこのブログを読んだら、どうかしら? 考えてみては。 朝の政治討論の番組と比べて、夜に放送された「参院選特集」は、片山虎之助議員の話しを聞けてよかったわよ。 参考になった。 うん。 自民党にはやっぱり、駄目駄目議員がいるんだって事を思い知らされたわね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月16日 00時02分32秒
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