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カテゴリ:テレビ番組
長いタイトルの番組だわね。
火曜日の夜7時から放送された「爆笑問題の面と向かって聞けない噂のクエスチョン お医者さん編」って。 現役のお医者さんを20人スタジオに呼んで、ゲスト芸能人が質問をするのね。 その答えをお医者さんに聞くんだけど、人によって見解が違うんだわ。 例えば、「風邪予防にはマスクをすればいい」に対して○か×か。 意見が分かれるのね。 これは設問に問題が有るのかも知れないんだけどね。 お医者さんの意見が分かれても、正解は以下の通りね。 【風邪予防にマスクは完璧ではないが有効である】 「マスクが役に立たない」なんてお医者さんもいたけど、その先生が言うには、風邪のウイルスの大きさとマスクの生地(例えばガーゼ)の目の大きさを引き合いに出して、 「ウイルスがサッカーボールの大きさだとしたら、目の大きさはサッカーゴールほどもあるから、ウイルスは簡単に通り抜けてしまう」 って。 これに対して他のお医者さんは、 「風邪のウイルスは飛沫感染するから、ウイルスが1個1個飛ぶのではない。唾液ウイルスを含んだ唾液が飛ぶのをマスクが防いでくれるから、マスクは有効なのだ」 って。 うん。後者の先生が正解ね。 あと、呼気に含まれた水分がマスクを湿らし、ウイルスが外に出ず、マスクにくっついてしまう、とかね。 仮に、ウイルスが1個ずつ飛ぶとしても、マスクをしてれば飛ぶ範囲も狭くなるからね。 蝋燭の火を吹き消す時、マスクをして吹くのと、マスクをしないで吹くのを比べれば、どっちが消し易いかが分かるわよね。 マスクをしていると、息を強く吹き出す事ができないのよ。 マスクをしている人の呼気は、前面と上面に吹き出るのね。 眼鏡を掛けている人は、マスクをしてるとマスクが曇るんだわよ。 で、上から出る呼気はノーガードだから、ここが注意ね。 吐く息だけでなく吸う場合もね。 風邪の人が大勢集まる場所で、「マスクをしてれば安心」なんて思えなくなっちゃうのね。 安いマスクでも、風邪予防により効果的にする方法があって、それは湿らせた脱脂綿を鼻の下に当てて、その上からマスクを掛ける事なんだって。 吸う空気は必ず脱脂綿を通過してから体内に入るから、ウイルスの大部分が防げるんだって。 血液型についても、なんだかんだ言ってたわね。 お医者さんの先生、血液型については専門家じゃないんだわよね。 だから、ここでお医者さんの意見を聞いても、余り参考にならないんじゃないかしらねえ。 「血液型によって罹り易い病気がある」 これについては、全員が×だった。 病気は血液型に関係無く罹るって事ね。 去年の10月20日のブログには、「トコロさんの目がテン!」で放送された内容を書いてるんだけど。 >それで、病原体には、血液型の抗体と同じ性質を持つものがいるんだって。 >例えば、ペスト=B型、天然痘=A型。 >だから、血液型がA型O型の人は、B抗体を持っているから、ペストに罹りにくく、血液型がB型O型の人は、A抗体を持っているから、天然痘に罹りにくいのね。 これもウソだって事なんだわね。 できれば、「目がテン」と対決して貰いたいわ。 「血液型によって性格が違う」っていう事についても、お医者さんは全員×。 まあ、「性格」は科学的に証明するのは難しいからね。 ×を出さざるを得ないのかも知れないけど。 園児を血液型別に集めて、行動パターンを観察する実験。 このお医者さん先生方に観てもらいたいわね。 理論ではなく現実を見れば、 「一概には否定できない」 って意見に変わってくるんじゃないでしょうかね。 この番組を観て、とても参考になった事。 【一人の医者の言葉を信じたらいけない】 って事ね。 良い番組でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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