とどめきブログ

自民党と公明党は好戦的だから、自衛隊にソマリアに行かせる事に賛成して、民主党も今回はそれに乗った。
共産党と社民党は、反対。
自衛隊を海外に出すな、どころじゃなく、自衛隊自体を違法とする人がいるくらいだからね。
国民新党は基本的に自民党と同じね。郵政民営化の話が無ければ自民党だった人の集団だから。

そして更に、海賊に対する新法案を作る事を、自民党と公明党は画策中。
これに対して民主党は、一部修正すればこの法案を通してしまっても良い考え。

こういう話をしている政治家、自民党・公明党・民主党の人たち。
なんだか、ものを考える事ができないように思えるんだわ。

自衛隊のあり方についての私の考えは、少し前に書いたので、ここでは書きません。

自衛隊の海外派遣に賛成の政治家。
根本的なところを、全然考えていない。
「武器使用は、どういう場合に可能なのか？」
そういう話には、何かスラスラ答えてるのよね。

だけどさ。
武器使用したら、どうなるの？
それを、考えて、話してる？

威嚇だけじゃ済まないわよねえ。
「あいつら、俺達海賊を狙ってはこないから、俺達は安全だ」
そんな事を思われたら、自衛隊が行ってる意味が無くなるわよ。
だから、撃って、実際に当てなければならない。
でしょ？

相手を、殺さなけりゃ、ならないのよ。
武器使用って、そういうい意味だわよね？
分かってる？
自民党・公明党・民主党。

あんた達が「武器使用」の話をする時、それは「人を殺す」って事を話してるのよ。

自分の発言が、人を殺す事に繋がる。
それを考えて、自衛隊の派遣を言ってるのだとしたら、こんな非情な人達には政治を任せられない。
それを考えられないのなら、そんな馬鹿には政治を任せられない。

それからさ。

派遣される自衛隊が、「絶対に安全」って思ってない？
これも、馬鹿だわよね。

自衛隊は武器を持って、場合によっては相手を殺す覚悟で行くのよ。
相手も武装してるんだから、戦闘になる事だって有り得る。

例えばさ。
日本がソマリア沖に行くと知った北朝鮮が、海賊に武器を供与するなんて事になったらどうする？
北朝鮮じゃなくても、武器を売ってお金を儲けようと思ってる人なんて、世界にいっぱいいるんだからね。

「海賊相手なんて、こっちに被害は無い」
多分政治家は、そんな風に思ってるんでしょう。
「もし何かが有ったとしても、死ぬのは俺達ではない」

人の身になって物事を考えられない人は、政治家には向かない。
国民の為にならないからね。

海外に自衛隊を派遣する事に賛成する政治家のみなさんには、是非、自衛隊の艦隊に同乗して、戦地に行ってもらいましょ。

人に「死にに行け」なんて言う人には、言われた側の人の気持ちを、よく分かってもらいましょ。