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カテゴリ:テレビ番組
22日に日テレで放送された番組。
「ノストラダムスの絵の形式で描かれた新たな予言が、見付かった」 う~ん。 1999年、セプトの月、アンゴルモアの大王の話は、どうなったんでしょうかねえ。 結局地球は滅びなかったから、ノストラダムスはもう話題に上がらなくなると思ってたんだけど~。 で、絵を描いたのはノストラダムスだ、って言ってるんだけど、これはやっぱり、【解釈】が問題なんだわねえ。 どこかの、自称【専門家】が、「この絵は、こういう意味です」って解釈するの。 う~ん。 そういう解釈もできるかも知れないけど、【予言】って言うのは、それが起きる前に、「未来には、こういう事が起きますよ」って言うものだからねえ。 その絵に描かれている事がいつ起きるのか? それは絵で解釈するしかないのよね。 ノストラダムスは占星術師でもあったから、星の配置でその年代を表してるんだって。 う~ん。 「ここに、3つの三日月が描かれているのは、太陽に関する3つの天体現象が起きる時だと意味します」 「1年に3つの天体現象が起きるのは大変めずらしく、それは2012年という事になります」 う~ん。 これで、なんとか、マヤの預言書と結びつけようとしてるのね。 マヤ文明で地球滅亡とか言われているのが、2012年12月21日だって。 う~ん。 チェチェン・イッツァ遺跡のククルカン神殿。 四方に階段が90段ずつあって、90×4=360で、マヤ暦の1年に相当するから、この神殿は巨大なカレンダーになるんだって。 春分の日と秋分の日には、ククルカン(羽の生えた蛇)の影が現れる。 うん。これは、見事ね。 「古代マヤ人の暦はかなり高度で、天体観測技術も優れていた」 うん。 それは、その通りかも知れないわね。 ドレスデン・コレックス? 木の皮で作った本に、天体観測の記録を記したって? 博物館に保存されてるの? う~ん。 これって、本当に、マヤ文明時代に作られたの? マヤって、文字を持たない文明じゃなかったかしら~。 象形文字は、文字って事にはならないの~? う~ん。 なんか、いっぺんに疑わしい話になっちゃうわよねえ。 で、マヤの天体観測がいくら高度だとしても、現代の観測技術と比べれば、劣るでしょう。 だからマヤ暦で2012年12月21日が世界の終わりだって言っても、現代の科学ではそれが言えないって事は、 ・・だわよね? う~ん。 そして番組は、マヤ暦の話を、強引に地震・隕石・太陽フレアの話に結び付けた。 デリンジャー現象や磁気嵐。これは電気を扱う上では、怖い事だわよね。 だけど、電気を持たない世界では怖くない事。 これってもう、マヤの2012年とは関係が無い話なんだけど、視聴者にはそれを気付かせないのね。 う~ん。 マヤの話と科学とを強引に結び付けるから、却って信憑性が薄れたって感じの番組でした~。 別々に取り扱ってくれれば、それぞれで面白く観られたのかも知れないのにねえ。 残念でした~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月24日 12時32分33秒
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