カテゴリ:裁縫用具の研ぎ色々
とても古くて身の厚い鋏です。師匠の言うには、大正時代のものではないかとのこと。 そんな古いものが、さびさびになりながら今も姿をとどめているのびっくりします。刃は研がれ研がれて鎌の様に曲がっています。 研いでみたところ、この通り使えるようになりました。もともと作りがしっかりしているので、かなり削り込んだのに、鋼もしっかり残っています。 自分では、「出来た!」と思ったのですが、ちょっと調整が甘かったらしく、後から師匠の手が入りました。曰く「大体、あんたにこれをやれとやれというのが××だよ。」と。(××の部分は恥ずかしくて書けません。) これだけ身が厚いのは、調整が崩れにくくするためで、それだけに一度くずれた調整は直すのがむつかしという事でした。 精進、精進・・・・。 。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年04月01日 07時55分14秒
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