徒歩でビワイチ

徒歩でビワイチ
気ままな歩き録。

2025年10月11日　大津市 曇り 最高気温24℃ 最低気温20℃
秋の日、今日は 夕照の道 を歩いた。



先月9月は暑くて長い夏が続いていたことと、所用が多くありウォーキングは休息状態。
約2ヶ月ぶりのウォーキング。

今回、夕照の道 と名付けられた道を歩いてみた。
夕照の道とは、琵琶湖の唯一の流出河川である瀬田川沿いの道路。
琵琶湖東岸の湖岸道路 ”さざなみ街道” からつながる道路で
近江八景 ”​瀬田の夕照​” に由来する。

瀬田の唐橋から瀬田川東岸を南下し​南郷洗堰​まで行き、堰を渡って西岸を
北上して瀬田の唐橋までのコース。

8:00 京阪電車の​唐橋前駅​
徒歩でビワイチでも何度も訪れた駅。
ビワイチの起点 ​瀬田の唐橋​ の最寄り駅だ。
さぁ歩こう。


駅のすぐ傍が瀬田の唐橋。
橋の上からの​瀬田川​。


橋を渡って、橋の撮影の定番スポット。


傍の​龍王宮秀郷社​を参拝。歩行中の無事をお祈り。


瀬田の唐橋より下流の瀬田川河川敷の遊歩道は、​瀬田川ぐるりさんぽ道​ と
名付けられ整備されている。


一部、湖岸遊歩道が途切れる区間もあるが車道に出ても歩道が整備されていて歩きやすい。


河岸からの風景。
川では大学や企業の漕艇が行き来する長閑な風景だ。
道の名の由来の通り、この季節は夕方には綺麗な夕焼けが眺められそうだ。


9:00 スタートから4kmほど。
南郷洗堰の傍の ​アクア琵琶​ に到着。
開館時間は9:30でまだ開いていない。


アクア琵琶の前には 旧洗堰の遺構が残されている。


遺構の説明版。


明治38年（1905年）に造られたとのこと。
瀬田川の浚渫で疎通能力（水を流す能力）が大きくなったことによって下流の洪水や
渇水のリスクが高まったことから、この堰が造られたとのこと。
当時は堰の操作を人力で行っていたため大変な労力が掛っていたとのこと。
昭和36年（1961年）に電動の新しい洗堰（現在の堰）が造られ60年の役割を終えた
とのことだ。傍には堰を稼働させる人夫が詰める看守所もあった。

現在の洗堰は遺構の少し下流にある。


アクア琵琶の隣の施設、​ウォーターステーション琵琶​。
こちらは9:00からで開いていた。


中は琵琶湖に棲まう野鳥たちの写真が展示されていた。
館内の休憩スペースでしばし休息する。


ウォーキング再開で、洗堰を渡る。
一般には南郷洗堰と呼ばれているが、正式には、旧洗堰が ”南郷洗堰”
新しいほうは ”瀬田川洗堰” と名付けられているようだ。


堰のスペック。
全長173m、径間数10問、1問あたりの有効水通し幅は10.8ｍ。
水門は越流式が用いられ、鋼重は上段10.8ｔ・下段16.7t。
水門の上昇を行う捲上機は上下段とも3馬力、捲上速度毎分22ｃｍで
全開全閉操作が約30分とのこと。
何やらよく分からないが、​Wikipediaより引用​。

下流側。


上流側。


関西では大阪・京都に対抗して滋賀県民が言うと云われるフレーズ
「琵琶湖の水止めたろか」の由来の堰である。

堰は見ての通りで、本当に止めたら滋賀県もたちまち湖があふれて
大変なことになるだろう。

対岸側にも洗堰の紹介をする案内板があった。


折り返して西岸の遊歩道を北上する。
9:50 途中の​石山寺​。


今日は門前まで。​徒歩でビワイチ㊶​ で訪れた 紫式部 所縁のお寺。
紅葉の名所でもある。

10:30頃には瀬田の唐橋に帰着。
少し足を伸ばして更に上流の琵琶湖まで歩く。

11:00 ​らー麺 鉄山靠（てつざんこう）​へ。
豚骨醤油ラーメン。

写真を撮り忘れたけど、餃子とビールと一緒に頂きました。
麺がとてもうまい。餃子も肉々しい餃子でおいしかったです。
ごちそうさま。

12:00 ​JR石山駅​に帰着。


歩いた距離：13.8km　歩いた歩数：18,434歩
歩いたコース､､､ 途中で途切れたようで往路・復路で図が分かれる。




久しぶりのウォーキング。
歩くのにちょうど良い季節になってきた。
今日も気持ちよく歩けました。
おつかれちゃん。