主婦戦闘記 in ITALY

2008/10/08(水)21:15

ドラマは、そこかしこに、、、

日記・2008-10(42)

今日は、中学校に通う息子も「給食」がある日 ベビーシッターのNOA君もいない日なので、16時半まで 「自由の身だぁ~っ!きゃっほぉー」と浮かれようとしたら 午後からシゴトのオットが、自転車の準備をしていて 「新聞買っておいて」と、、、、 つまり、ヤツが出かける12時45分には 帰宅してなくちゃならんわけですな、、、 まぁいいか、4時間は「拘束されない時間があるし」と、まるで 執行猶予付きの主婦 ウルトラマンみたいに、短くなくて良かった、と思いつつ 頭の中に「4時間タイマー」をセット スクーターを点検に出していて私の足がないので 30分に1本のバスも確認しておかないと、帰宅できない まずは、郵便局で、某オークションのブツを日本に郵送 窓口のおばちゃんが イタリアでは(しかもPOSTAで!)とってもいい人なので どこで出そうかな?という選択肢があるときは ここで、と決めている 今日も 気持ちがいい応対をしてくれて、ありがとう、と言って窓口を 離れようと思った瞬間、、、、 おばちゃんの、履いているGパンの「窓口全開」に気がつく、、、、 言おうかな? 止めたほうがいいかな? もしかしたら壊れてるのかも 忘れて つい立ち上がっちゃったのかも、、、と 一瞬にして「3時間分ぐらいの思考」が、他人の私の頭の中をめぐる、、、 言うとしたら、、、 ファスナーが開いてます、、、じゃダイレクト? 窓口が開いてます、、、だから?って言われるかも? ズボンが壊れてます、、、じゃないし、、、 結局私の中の「小心者」が勝って、見て見ぬ振りで終わりました。 そして どうしても「大豆」が食べたかったので、某デパート(と呼んでいいのか?)の 地下のスーパーへ。 以前ここで「大豆」や「AZUKI・小豆」を見かけた記憶があったので 行くも、不発。棚が変わり、商品も変わっていました   それでも買わなくてはならなかったビスケットが2袋で1つの値段とか 「ROMA米」が 半額、とか もうすぐなくなるブイヨンが格安!などで 結構な買い物をしてしまいました そしてレジに並んでいると、ここにもイタリアには珍しい気持ちよく働く青年がいました 「劇団リミニ」所属ではない「本当の笑顔」で挨拶 品物をバーコード読みの機械に通すのも、丁寧 (そんなに強くつかんだら つぶれるよっ!っていうレジのねーちゃん多すぎます!!) 会計の途中で 電話がなったのだけど 私に「失礼!」という 「日本なら当たり前・イタリアでは希少価値」礼儀もわきまえている。 気持ちよい接客で、気持ちよい会計を済ませ、荷を詰めていたら 私の後ろの「じーさん」との会話が聞こえてきた 青年・「XとXとX。今日はこれだけかな?」 じー・「そうだ」 青年・「いや きっと忘れてる会計があるよ よく考えて」 じー・「えっ?」 青年・「ポケットに きっと入ってるよ 甘い物があったでしょう?」 じー・「おおお~ そうだそうだ」 ポケットからは、チョコが2箱  ←これらの小さい箱が、、、、 うまいなぁ~!と思っていたら 青年・「ほらきっと反対側にも入ってるよ」と、、、 じじい、もう観念できないと思ったのか、乗せられたのか じー・「そうだった そうだった」と、、、小さなチーズが2つ、、、    青年・「はい お会計はXXユーロです」と。 先日、イタリア国内で、BARでビスケットを盗んだ、として経営者と その息子に、袋叩きにされ死んでしまった アフリカ系の青年のニュースが 問題になりました。 このじーさんも、常習犯なのか このレジの青年の優しさか お店の方針かはわかりませんが、「命拾い」したことには変わりないと 思う私でした。警察呼ばれても文句は 言えないはずだし、、、、 嫌なことばかりの イタリアですが 今日は「気分・マイナス度」が 下がらずにいます。よしっ!このまま夜まで! 気持ちよく 眠りにつきたい。

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