2010/05/05(水)05:14
移民同士のコラボ!?
私が住んでいる街は RIMINIから内陸に車で20分前後の場所にあります
平地で、開発がどんどん進んでいて、イタリアにしては出産数が多い街です
ベビーカーが、2台、3台とつるんで(?)歩道を占領していて
ちょっと困ることもしばしばありますが、子供の姿は 見る人を
優しくしてくれる「芳優剤(?)」なので、ヨシとします
広場も新しいのができたり 不況にもかかわらずアパートが次々と
建設されています
で、毎年、夏の夜には 広場で「メルカティーノ」と言われる
「子供たちの市場」が行われます
学校から参加希望用紙をもらってきて 希望者は記載して役所に提出
申込金などはありません。誰でもOK
不要になったおもちゃや、「遊戯王カード」交換や 作ったものなどを
売ることができます
私も毎年、子供たちと天井部屋を一掃するべくおもちゃの整理をして
メルカティーノに参加していました
でも、ただ並べるだけでは、掃けないので、日本の幼稚園や縁日のワザ(?)を
使って どんどん手元からなくしていきます
そのワザとは、、、、
サカナ釣りであったり、さいころだったり、ビンを使うものであったり
サカナ釣り→魚の絵を描いて切ったものの裏に番号を記入x5匹ぐらい
テーブルの上の番号札の前に 包んだおもちゃを用意(1,2,3,4,5)
適当な長さの棒に紐とフックをつけて
1回50チェンテージミぐらいで「釣堀」のオープンです
おもちゃをなくすのが目的なので、けちけちせず50チェンテージミの何倍も
詰めて、文句は言わせません(イタリア人すぐに文句言うから!!)
自分で 男の子用と、女の子用とが、わかるようにします
さいころ→ちょっと大き目のさいころを作って、2つの目の組み合わせで
賞品がもらえます これも、格安にします
ビンを使うもの→水槽や、口の広いビンの中に、色の違うコップなどを
いれます。上からお金を落としてコップの中に入ればあたり!賞品が出ます
空クジはなしにします。ゲームのはじめに、挑戦者は一回水を混ぜます
こんな日本では当たり前のことが、イタリア人には新鮮なのでしょうか?
毎回、「TOMOKOぉ! GENIALE!」←ともこぉ すんばらしい発想だわっ!
と、恥ずかしいぐらいほめられます、、、、(もっと他の事でほめてほしい、、、)
今年は、長い冬の間に、いろいろと思案したので、準備は着々!?
樹脂のアクセサリーや、フェルトもの、熱が入ってしまった手芸などの
構想が、どんどん沸いてきています
50本1ユーロのゴムを見つけて買ったのですが、これをどうしよう!???と
悩んでしまいました。これにはやっぱり、
かぎ針編みのモチーフをつけて 髪に、腕にブレスレットとして、、、と
アイデア(と言うほどじゃないけれど)が ふつふつと湧いてきた
が、が、が、、、、、
私 編み物出来ないじゃん!!
すきなのですが、細かいホコリを吸い込んでしまってアレルギーと
同じ症状が出始めちゃうんです、、、、マスクをして編んだことも
あるのですが、これも苦しくなるので、あっさりとあきらめました
でも、思い出したんです
公園で、ストールを巻いたマチェドニア人の女の人たちが
静かにおしゃべりしながら、編んでいたのを、、、、
(集まると、ギャーギャーと結構うるさいイタリアンマンマとは、対照的)
中に一人、若い子がいて この子は中学生のころから知っていて
会えば挨拶をしていました。出生時からと思われる傷が大きく顔にあり
いつも下を向いて一人でいる姿が、当時の自分とダブってるんですよね~
一人で耐える孤独感は、思春期には相当つらかったと思われます
イタリア人の中で過ごす思春期、箸が転がってもおかしい年頃に
同世代に友人がいない、、、
で、思い切って買い物の時 会ったので聞いたら 彼女も快く受けてくれて
昨日約束して 公園で会いました いくつか例の載ってるコピーを渡しました
私は、自分で売るのではなくて、あなたも「メルカティーノ」に参加したら?
と、言いたかったのです。同国の若い子にやってもらって、あなたは作品を
出したら?、、、と
でも彼女は、私にやってほしいという考えをかえないんです
作ってもらっても そんなに高価なプライスはつけられないし
趣味でやるのだから 儲けなし、、、
だから作ってもらってもあなたにはそんなに払えないのよ、、、というと
糸代と、ちょっともらえればいい、、、と
そのちょっとがわからない!
でも、「真夏の夜の夢」のために 進めていく予定です
注・マチェドニアは、ここですマケドニアと発音するんですね、調べるのに時間がかかってしまいました
こんなのもありますが、あまり鵜呑みにしないでほしいです
今後 少しずつ作品UPしていきます