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カテゴリ:書評
五嶋りっか氏の「鎌倉ごちそう迷路」を読んだ。表紙はイラスト
で描かれた、鎌倉坂ノ下の御霊神社前の江ノ電踏切。ご先祖様の 鎌倉権五郎景正公を祀る御霊神社。今月参拝したばかりである。 鎌倉ごちそう迷路 (スターツ出版文庫) [ 五嶋りっか ] 鎌倉で一人暮らしをする潤香は、デザイン会社をリストラされた。 職を探すも、いい加減な動機が足枷となり、うまくはいかない。 そんな潤香を救ってくれるのが、古民家カフェの「かまくら大仏 (おさらぎ)」であり、そのマスターである。 さらに、カフェの助っ人、鎌田倉頼(略して鎌倉)であり、その 祖母である鎌田久良子である。名前に凝っているが、むしろ名前は 普通がいいように思う。物語に入り込みにくいから。 冒頭、進捗しない展開に焦れてしまったが、中盤から面白くなった。 しかし、進むべき道を見つけた主人公、潤香だったが、そこで終わっ てしまうのが中途半端な気がする。まだ何者でもないまま終わるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月21日 22時23分03秒
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