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カテゴリ:出来事
今日はインプットセミナー。つまり、話す立場ではなく、聞く立場で
セミナーに参加してきた。主催者はピクテ投信投資顧問である。私が 所属する金融商品仲介業者でも取り扱いファンドがあったが、いまは 販売中止になっている。 ピクテはスイスの資産運用会社で、1805年の設立以来213年の歴史 を持つ。ヨーロッパの王侯貴族の資産保全会社だった。長い運用の 歴史から見て、いま転換点を迎えようとしているという。 いまの日本は1%程度のインフレに状態にある。日銀は2%のインフレ を目標にしているが、インフレに勝てるのは3つある。不動産と株式と 金などの実物資産である。 果たして、さらにインフレが進むのか。過去、財政赤字が深刻になると、 必ずインフレが起こっている。インフレを起こすことで、借金という名 のお金の価値を下げて凌いできたわけだ。 しかし、人口が減少する日本では、不動産は弱い。人口が減少するとい うことは、経済が伸びにくく、国力が下がるわけだから、円安に向かう。 したがって、インフレと円安の2つへの対応が、今後の資産運用に必要 なことなのだ。 これまでの債券中心の運用から、株式中心へ転換する必要がある。2% をターゲットに、広く分散投資し、リスク水準は5%程度にとどめる。 そんな話だったが、過去のデータを交えて興味深く聞いてきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月01日 22時15分07秒
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