2019/01/11(金)21:35
高学歴ニート
TBS系で放送されている「林先生が驚く初耳学!」の1月6日放送は、
「高学歴ニート編」だったという。これ見逃してしまった。なんでも、
東京大学や慶應義塾大学、早稲田大学など名門大学を卒業したものの
定職に就いていない「高学歴ニート」の若者たちが集結し、林先生と
みっちり一時間向き合ったという内容。
「好きな仕事じゃないと働きたくない」と語る若者に対して、林先生
は自身の経験談も交えながら「僕には“できる・できない”の軸のほう
がすごく大事」「“やりたい”は環境や情報によって偶然生まれる。
それって本当にそんな絶対的なものなのか?でもね、“できる”という
のは偶然じゃない」と熱っぽく語り、「ニートが悪いこととは思って
ない。ただ、見切りをつける時期はある」と語り掛けたそうだ。
林先生とは、「今でしょ」で有名になった予備校講師の林修氏のこと
だが、「もともと、やりたいことは“本を書くこと”だった」という。
頼まれるままに自己啓発本を何冊か書いて、累計100万部の大ヒット
をただき出した後、その出版社から「書きたいものを書いてください」
という依頼を受け、日本の食文化に関する本を出版したという。
ところが、「これが、まったく売れなかった。僕が出した本の中で
重版にならなかった唯一の本」「こんな屈辱味わうんだったら、書き
たくない本のほうがうんとマシだった」と悔しさをにじませたらしい。
「リベンジしたいとは思わない?」と聞かれると「1回自分が書きたい
ものを書いて迷惑をかけちゃったことは消えない。プロだから、一回
迷惑をかけたらそれはもう失格だよ」と厳しい表情で語ったという。
プロ意識とはこういうものだろう。どんなトーンで話したのか、高学歴
ニートたちの現状や考え方も知りたい。でも、ティーバ―で探したが、
アップされていないようだ。いい企画だったのではないだろうか。見逃
したのが残念である。