カテゴリ:テレビ探偵団
関西テレビ「あるある大辞典」のねつ造騒動が話題になっています。数年に一度はこの手の問題も発生していますが、今回の場合は納豆が店頭から消えるほどの社会現象になっていただけに衝撃も大きかったです。この問題で関西テレビ及び制作会社は非難されてしかるべきですが、リサーチ・コンサル業務を経験した人なら、他人事ではない感じがします。
おそらく、納豆の効用を番組で示すときに、インパクトのある痩せるという要素を出さざるを得なかったため、その結論に向かって調査を行っていたと思います。ところが各方面を調べてもそれほどの効用が現れず、そうは言っても予算を使っているため制作担当者としては、このような方向に持って行かざるを得なかったのでしょう。私も政策担当者経験がありますので、この気持ちはよくわかります。 担当者の誤算はこれが社会現象になるほどの反響を呼んでしまったことですが、増産に踏み切った納豆メーカーには大打撃を受けることでしょう。関西テレビをはじめ関係者は非難されて当然ですが、彼らを責められない心境の人も多いのではないでしょうか。 しかし「痩せる」という言葉に敏感な人が多いのも今回の騒動で驚きました。 関西人の私には無縁の商品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月28日 08時55分15秒
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