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家庭の問題の解消は無理なのか。。

妻の暴言はもう病気だ。10年以上解決せず、それは自分の生活を圧迫していることを感じる。10年幸せだったら、どんなに嬉しいだろう。目を瞑って、浮かんでくることを眺めていると、結局は子供を苦しめる妻に対する対処法のなさの苦しみだ。自分は10年以上、苦しい日々だ。もちろん子供の成長に喜び、変化に喜び、幸せな瞬間はたくさんある。子供と過ごしてきた日々は幸せだ。でも、毎日とは言わないが、子供が泣き叫ぶ姿を見るのは辛い。それを止める手立てはない。妻の暴言というか、心無い一言が子供の心を傷つけ、子供はすぐにイライラする。自分がイライラするぐらいなのだから、子供のような純粋な心をもつと、もっとイライラするのだろう。（妻には結婚して2年ぐらいの間で、親にも言われたことない失礼なことをたくさん言われた。何度も注意したが何も改善しなかった。心が壊れていると思って諦めた。）すでに何度も注意をしてきたが、何も改善しない。妻は自分がおかしいなどと思っていない。自分は正しいことをしていて、自分は、夫（＝私）よりも子供の教育、家庭に努力している、だからエライのだと思っているように感じる。実際、妻の母親に相談しても「あの子は頑張っている」というだけで駄目であった。頑張ったって、方向を間違えていたら意味がないと、伝えたかった。でも子供の問題を感じないで放置してきた義理の母親に伝えても、ビジネスライクな嫌なヤツだとしか思われないので何も言えなかった。子供がイライラして、泣き叫ぶのは一つの結果であり、なぜ見えないのか？泣いているのに何も感じないのだ。（民間企業をやめたのはここが一番大きい。夜中に帰ってきたら当時3,4歳の子供が玄関で泣いていたりしたのだ。怖くないですか？）仏教も少し勉強して、「反応しない」「判断しない」ということを考えるが、日常の仕事ではできる。自分の無駄な欲望を減らすこともできる。日常の運転や街で出会う不快なことには対応できる。でも、子供が泣いているのを見て、「反応しない」、良し悪しを「判断しない」のは無理だ。すでに、児童相談所にも相談し、虐待に関する相談もしても、あまりにも小さい問題なので対処方法はない。別に怪我をさせているわけでもないし、食事などの日常も問題はない。一度は、児童相談所の方から指導を受けているのに、妻は何も変わらない。習い事の送り迎えはしないし、病院にもほとんど連れてかない。薬を飲ませないし、薬を塗ることもない。私には問題に感じるが、世間一般には些細なことなのだろう。ここに虐待の本質や、家庭の問題の本質を見た気がした。一つの事例を見ていると、「些細なこと」であり、「少しがまんしたら」「様子をみたら」というアドバイスになる。しかし、この事例は毎日とは言わず、年に何十回とあるのだ。１日に何度もあることを考えると、平均したら毎日だと言っても良い。基本的に毎日10年小さいことが続いているのだ。そして、注意しても、話をしても、非を認めることはない。自分は正しいと言うのである。最後には、私に対して捨て台詞を言うのだ。これが異常でなくて何なのだろう。でも日常的に、他の人に接しているときには普通に行動するのである。子供と夫に対してだけ、変な言い方をするのだ。その意味が理解できない。家族だから良いと思っているのか？ダラダラと書いている。家庭の中に、「改善意識のない人」がいて、外からは「軽微な問題」であっても、「毎日起きる問題」であれば、家族に蓄積する心の傷は大きく、もう戻ることはできない。そして、このような問題は、家庭の外から見ることはできず、第三者が改善するような提案はできないのだ。これが、悪化する家庭の問題や虐待の本質のように思えてきた。夫婦で問題行動をするケースは子供が苦労する。そもそも、社会的なルールを守らない家庭も多いし、全員がそうなってしまうことも多い。ルールを守らない子供の親は、だいたいルールを守らない。家庭が当たり前と思ってしまうのだろう（一家で給付金詐欺をするような例）。そう思うと、子供が心配だ。虐待された子供が大人になって虐待しても気づかないというのもわかる気がする。さて、もう協議離婚をして子供を引き取る方向も考えるべきかと思ってきた。子供はおそらく、唯一の母親なので、いくらひどいことを言われても離れたくないだろう。それでも、精神的な様子を見ていると自分は耐えられない。どうにかして子供を母親から離したい。実家の両親でも若ければ、実家に預けたいぐらいだが、認知症になっているのでそれも無理。私には兄弟はいない。妻の実家は問題認識がゼロなので、さらに問題。分かれるしかないのかな。少なくとも、別居して、子供を救いたい。学区の問題もあるが、受験させて、その機会に学校の近くに賃貸を借りるのも良いかもしれない。またダラダラ書いている。もし改善意識のない人が一人でもいれば、家庭に隠れた小さい問題は解消できない。それが長期に継続する場合、もう後戻りはできず、家庭を分けるしか方法はないのだろう。分けるのは、別居もしくは離婚だが、別居が一番はやい。別居する理由として転職や転勤、子供の進学等があるので、良いタイミングを見て離れるべきなのだ。まずは、自分の転職、次に子供の受験に期待したい。解決できない問題を毎日のように考える時間が無駄なのだ。解決するには別居しかないと思う。（５年別居すると、離婚が成り立つということもあるらしい）＜追記＞子供は母親の異常さに慣れつつある。それもまた心配だ。ーーー

今という言葉より、現実という言葉のほうがストレス対策かも

ストレスがあることを最近書いている。書いていることは感情の波があるので、解決していることもあるだろうし、またストレスを感じることもあるだろう。カーネギーを愛読していて、悩んでいるときには必ず「道は開ける」を読むようにしている。ある程度は、悩みが減ってくるので助かる。しかし、完全には静まらない。あまりにもたくさんの事例があり、そのうちのどれが自分に適しているのかはその時々であり、定まらない。「今」に集中して、今を大切にして、とか「今日だけは」といった言葉がある。確かにそうだと思う。最近、別の本を読んでいて、「現実」と「妄想」という言葉に出会った。ここで「妄想」というのは非常に広く、現実以外のものを示すようだ。つまり、過去のことを考えるのも、現実世界ではないし、未来のことに悩むのも、他人のことを評価するのも現実ではないというのだ。単なるアタマの妄想だという。私達が集中すべきなのは現実とそこに存在する事実だけだという。これまでの「今日」とか「今」という言葉にはもしかしたら、この現実という言葉が含まれていたのかと思った。そして、これは理系にとっては非常にわかりやすかった。データはたくさん得られるのだが、その解釈は人それぞれだ。でも、基本はそのデータそのものをちゃんと記述していくことに研究の基本がある。理解が進まないのであれば、データを増やす必要があるわけで、無理して解釈をしてはいけない。それはデータを見誤るからである。私達の悩みの殆どが「無理した解釈」による「データの見誤り」のよな気がしてきた。妄想に戻るが、仕事をしていても、「急に指図してくる上司のメールへの不安」とか、「家に帰れば子どもたちが泣いている」「妻がよくわからないことを言う」などのことを考えていて、ストレスになることもある。つらいときもある。でもこれらは「妄想」であり、「現実」として起きていることではない。起きてからも、その背景を考えて原理原則を見ればよいのであり、感情を出す必要はない。冷静に対処すればいいのだ。現実世界を変えることはできない。過去にも、未来にも行けないし、祈ったってコロナ感染拡大を止められるわけではない。現実をありのままに理解することしかできないのだと、その本には書かれていた。そうか、「今日」という漠然とした言葉ではなく、目に見える現実の一瞬だけに気持ちを集中させるしかないのかと思うようになった。それで少し最近は気分が落ち着いてきた。継続して読みたい本である。理系的に整理して、もう少し自分の悩み対処法として習得したい。ーーー

市議で逮捕、子供のことを考えないのか

犯罪を犯す人、子供を放置する人のことはあまり理解できない。まだ逮捕されただけなので、事実関係は不明だが、市議で逮捕された方には子供がいると聞く。子供は大変だろうな。もう学校にも行けないだろう。親戚が預かるしかないだろう。そういった事を当然考えないから、逮捕されるような行動につながるのだろう。どうしたらいいものか。。結局、犯罪の基本は利己的な考えだろう。自分さえ良ければ良いという。他人のことを考える。家族のことを考えることが大切だと思う。さらに地域や自分の所属するし組織やコミュニティーのことを考える、そして国や世界を考えることだろう。こう考えていると、利己的な妻がいつも怖いと思うのは、非常に正しい感情だと思った。ーーー

身近な死は色々考えてしまう。目標をやはり長期にしないと。。

身近な死は、色々考えてしまう。基本は、生と死は対局で同時にあるということだ。生きていることは、次の瞬間、交通事故などで死ぬ可能性があるということだ。自分自身が病気になって義父と同じように比較的短い期間で亡くなることを考えたり、遺伝という意味では祖父は心臓が悪かったので、同じように突然死もあるかもしれない。芸能人や政治家など有名な方が亡くなるのをニュースでも見るし、検索されやすくて目につく。すると、自分の未来は短い可能性もあると考えがちである。だから、・物を整理しないと・勉強しても意味ないか・あまりにも大きな夢やビジョンは達成できないかもなどと葬儀のあとから考えていて、仕事も集中できなかった。困ったときは良書を、ということで、改めてフランクリンの「夜と霧」をパラパラと読んでいた。「長期的な希望を持つのが良い」といった趣旨のことが書かれていた。楽観的に考えるという意味あいも感じた。読んだ直後には、「明日死ぬかもしれないのに、長期的な希望など。。」と思っていた。ただ、この２，３日過ごしていて、そのとおりかと思った。例えば、研究で賞をとる、などといった目標は研究者としては悪くない。しかし、自分の現在の研究予算や研究環境（実験設備や人員）、自分の語学力、現在の研究計画のレベル、などなど色々考えると、１年とかで実現できることではない。少なくとも5年。長くて10年は必要だ。１年先に死ぬのに10年後の夢を描けるか？とまた堂々巡りで思う。でも待てよ、と思った。10年後に賞をとるには、今年はどこまで進むべきなのかとか、現在の研究計画を修正すべきなのか、そもそもその研究を捨てて、新しいことを開始すべきなのか、と考え始めた。最初の「今年はどこまで進むべきか」というマイルストーンのような目標設定は悪くない気がした。もし1年後になにかあって研究が継続できなとしても、1日単位で生きるよりも、1年後のゴールを目指して生きるのが良い気がした。今のままでは明らかに賞をとるのは無理だ。やはり1年後、1ヶ月後にブレイクダウンして目標を定めるべきだ。それ以前に、テーマは正しいのか、方法論は正しいのか、予算はどうやって得るか、人材、設備はどうやって得るのかなど全体の計画を決める必要がある。その上で1ヶ月の目標が決まり、今日すべきことが見えてくるような気がした。漠然とした未来へ、ダラダラと進むのではなく、ある程度の計画の中での1日を達成していく、達成感を味わえるように考えたいと思った。しばらく、何もする気がなくぼーっとしていたが、やっとまともに考えられるようになってきた。いつもの如くだが、良い研究をして世の中に還元できるようテーマも再構築だ。ーーー

平和な時代ではないのか、新しいテーマ検討を開始する

中年になり、他者のために考えないとモチベーションが保てないようなことを書いてきた。そのためにテーマも変更が必要があると思ってきた。両親や祖父母は太平洋戦争の間に生き、まさに戦後の大変な時代を生きてきた。両親世代は高度経済成長を体現し、私達子どもたちは、成長の止まった安定した世の中に生きていると思ってきた。しかし、その間に中東での戦争などもあり、世界はまだまだ安定しているとは言えなかった。石油に依存しつつ、中東の人たちの生活を想像するには経験が足りず、戦争は実感がなかった。北朝鮮がロケットを飛ばしても、実感はなかった。近いのに、平和な毎日が感覚を鈍らせてきたのだろう。2011年3月11日に東日本大震災が起き、実体験による影響は大きかった。その前には阪神淡路大震災もあった。2011年以降、スモール社会ということを考えつつ、また平和ボケになり、通常通りの生活をしてきた。研究テーマ、仕事としても、大学という場を選ぶにあたって「好きな研究をしてお金をもらえる」という感覚が根底にあった。企業でも好きな研究をしていたが、やはり異動や方針の変化に振り回されているのは常々あった。大学も講義の多さや、委員会などの業務、外部からの依頼などで振り回されつつあるが、それでも気になること考え続け、時間ができればテーマを進めて結果を求めてきた。2020年に新型コロナウイルスの感染拡大で生活は大きく変化した。それでも、研究という面では大きく変わらず、興味で動いていた。そして2022年3月、ロシアがウクライナへ侵攻した。コロナ禍で心が揺れ動く中、つまり今までの安定した世界ではないところに、戦争が起きた。しかも中東地域ではなく、日本も国境を接しているロシアが関係している。北方領土の問題もある相手が侵攻するのだ。ひるがえって、北朝鮮はロケットを日本海に飛ばし、韓国は反日運動を継続し、中国は独裁が進んでいるような状況。日本の周辺は平和とは言えないことに衝撃を受けた。コロナ禍で心が敏感になって、やっと自分の立ち位置がわかった気がした。小麦、石油、、、輸入に頼っているものはこれから高騰するだろう。そして日本の周囲の状況を考えると、ウクライナでの戦争が終わったとしても、同様のことは今後も起こるだろう。スモール社会。すべてを日本で完結する必要はないのだが、できることは自国でもまかなえるようにすべきなのではなかろうか？食料自給率の問題に関する政府の資料を見ると、国内農地を活用した生活であると、芋中心の食事で、卵は週に1回、肉も2週間に1回程度しか食べれないような生活になるようだ。それはそれでいいのかもしれないが、じゃあ石油製品はどうなるのだ？レアメタルは？コロナ禍で物流、生産が止まり、半導体も入手が難しくなるという。子どもたちに幸せな未来を残したい。そう思ったときに、今までの「好きなことを研究して」というのは本当に終わった気がした。楽しく仕事をして、世に貢献している姿を見せているつもりだった。幸い私にはまだ研究する時間が残されている。大きくテーマを変更して、豊かな未来のために、特に地域で完結する技術に関連したテーマに変更したいとおもった。現時点で、苦しんでいる論文はもうどこでもいいので、短くして短報として出して、テーマを収束させよう。そして、ゼロから考えて必要な技術開発をテーマとしよう。戦争だけではなく、コロナのような病気、噴火、地震、事故、何が起こるかなどわからない。そんな時にも幸せに、未来の子供たちが生活できることを考えたい。自分の業績もどうでも良い、無駄な時間だと思えるようになってきた。ーーー

在職中の死

コロナ禍で、死は身近になった。今までも変わらず死は隣にあった。でも真面目に考えることはなかった。今もそれほど真面目には考えていない。けれども意識は変わった。企業から大学に行った１年後ぐらいに、採用でお世話になった先生の一人が亡くなられたのを最近、思い出す。。着任時には全く健康であったのですが、半年ぐらいしたらガンだということがわかり、みるみる痩せていきました。そして、職場に来ることができなくなり、そのままお亡くなりになりました。大学というのは、先生の研究室という名の居室がある。これは大学の最も良いことだと思う。その自由な空間で、色々と発想を巡らせて、学生と話をしたりする。これなくしては、良い研究、良い未来を描けない。多くの先生は、居室に本を置いている。そもそも大学の教員の仕事は、講義をすること、研究をすることである。研究をベースに、講義をするとなると、どうしても、文献、書物が増えてくる。現在は電子化されたものも多いので私はできる限り本を置かないようにしているけれども、それでも壁の一面は本棚である。お亡くなりになられた先生のご家族から、先生の居室にあるものは処分してほしいと依頼があったそうだ。それはそうだろう。私の家族も、私の職場を見たことがないし、専門の話をすることはない。思い出の品以外は、価値がわからない。ならば同僚に活用してほしいということだ。それで、初めて、お亡くなりになった先生の部屋を訪問した。通常、在命中の先生であれば、訪問しても、お話をするだけなので、部屋をゆっくり見ることはない。その時、他人の部屋を初めてゆっくり見た。色々あったと思うが、遺品としていただけるものという視点で見ていたので、思い出すのは次の通りである。・ブロックメモが大量にあった（１ついただきました）・送られてきた郵便の封筒が大量にあった（私もゴミ袋に使っています）・古い専門書には他の先生も手をつけず放置されていた（３冊ほどいただきました）・マグカップが大量にあった（学生のためでしょうね）一緒に訪問した先生の一人が「なんでこんなに封筒を溜め込んでいたのでしょうね」と口にした。とても優しい先生だったので、そんなことを言ったのを驚いて聞いていた。じゃあ、自分が死んだら、今の家の部屋、職場はどうなのだろう？とコロナ禍で考えるようになった。自転車通勤していることも、死と隣合わせである。また別の機会に書くかもしれないが、１年で２回ほど転倒しているし、ヒヤリとしたことは数え切れない。そんなこともあり、最近はものを広げて作業するたびに、「捨てよう」「捨てよう」と思う。五木氏の本の話も以前書いたが、その本には、「モノは過去の思い出を引き出す」ともある。そうだろうと思う。記憶だけでは、忘れてしまう。具体的なモノを見ることとで、思い出が走馬灯のように蘇るだろう。ただ、未来の「不確定な生」と「思い出」のために物を残し、死後に残った人に負担をかけ、「立鳥後を濁さず」の逆で、「なんでこの人は。。。」とマイナスのイメージを持たれるのでれば、「モノの無い職場」、「モノの無い部屋」を目指したいものだ。幸い、スマホのカメラの発達と、記憶媒体の容量の飛躍的増加が起きている。捨てる前に写真を撮っておけば、まあ、思い出になるだろう。今はそれ以前の日々で、なにげに買ってしまった仕事中の間食や飲料や粉末スープを少しずつ減らすところから開始している。それから無駄にあるメモやレシートを捨てるところからコツコツ進めている。一つの終活の形かな。死後には自分は恥ずかしく思わないでしょう。でも、現時点では恥ずかしい。また残された人に無駄な仕事を増やすことになるので、やはり整理したいですね。。。とにかく、ネットの無料ストレージ、例えばGoogleドライブなどもあり、便利だ。死後は誰もアクセスできないので、そのまま廃棄される。思い出は全て、ネットワーク上の保存を目指したい。自分だけしかパスワードを知らないのだ。自分だけの思い出の箱はネット上にある。そんなサービスもありかもしれないですね。ーーー