2005/06/27(月)20:57
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』テストは 面白いよ
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』は、人のもつ強みを34に分類し、さらに
その人が持っている強み上位5つを教え、その活用法について教えてくれる本で
す。
(注意!この本は図書館でなく買って読んで下さいね!強みを発見するテストは
インターネット上で行うことになっていて、それには、本のカバー裏に印刷して
あるIDが必要なんです)
この本は、Tulipaさんのブログ「後悔しないための読書」2004年の8月8日で紹介
されていました。
この本のテストはなかなかよく出来ていて、インターネットを使用する点と、質
問の数が多いので少し面倒なんですが、答えを恣意的に操作しづらくなっていま
す。
心理テストで、「こう答えたら、この結果になるな」って、何となく分かってし
まうものってありますよね。そうすると、正直に答えづらくなって、こうありた
い自分になって答えてしまう、そういったことはこのテストでは起こりにくいと
思います。
さて、テストの結果、私の「強み」は次の5つでした。
Input/収集心
Maxmizer/最上志向
Context/原点志向
Deliberative/慎重さ
Harmony/調和性
大雑把に中身を書くと、「情報などを集めたがり、優秀であることを目指し、過
去の原型を重視し、慎重で、調和を見出そうとする」性質らしいです。
これ、就職の面接対策にやると良いんじゃないでしょうか。
学生さんでも、転職する人でも、自分を客観的に見て、表現するのは難しいもの。
上手く組み合わせれば、自己PRに良さそうです。
私が自分の「強み」を見てイメージしたのは、考古学者でした。
原点、正統性を重視して最高のものをめざして努力し、チームでする仕事なので
調和も大切にし、間違っては行けないので、慎重に、情報は最大限集める…。
そんなイメージでしょうか。
(でも、私は考古学者じゃありませんけど)
で、テストは面白かったんですけど、自分が当てはまる所以外は、ちょっと読み
づらくて、読み終わっていないんです。
でも、全部を読まなくても、
「人の才能は一人ひとり独自のものであり、永続的なものである」
「成長の可能性を最も多く秘めているのは、一人ひとりが一番の強みとして持っ
ている分野である」
※「はじめに」より引用
ということを知っておくのは、有効だと思いました。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう
あなたの5つの強みを見出し、活かす』
著者: マーカス・バッキンガム /ドナルド・O.クリフトン
出版社:日本経済新聞社