2009/03/26(木)21:06
浅茅が宿
子供のころ、(60年前)
童謡のレコードを買ってもらって聞いたのだが、
歌の内容や、意味を知らずに、
大人に聞くことも無くすごしてしまった1枚のレコードがあった。
【ままのてこな】
歌♪
ままのてこなは花おとめ
人のなさけを知りました
泉にうつる******の
いにしえ人の*******
人のこころにしみました♪
思い出せないフレーズがあって、ごめんなさい。
近頃、小さな孫2人に、
児童むけに書かれた
「雨月物語」を読んであげていたら(45年前に買って積ん読していた)
なんと!
雨月物語中の、《浅茅が宿》というヘッドラインに、
手児奈(てこな)という美しい娘の伝説が書かれているではありませんか!
60年前の謎が解けました。
それは、
「真間」という地方に住む、
「手古奈」という名前の女性の物語をベースにしたお話でした。
昔は、童謡のレコードにしてまで、
日本の古典文化を子供に伝えようとしていたのですね。
真間の手児奈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E5%85%90%E5%A5%88