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2024.05.28
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テーマ:将棋(223)
カテゴリ:将棋


5/28

音楽家の中島さんと昼過ぎからお話しされてはったそうです(笑)
佐藤天:「音楽×将棋コラボイベントがありまして僕がシロウトながら
     曲を提出するって事になってて、その相談を(中島さんに)」
中島:「…ハードル上げときます、素晴らしいです」
佐藤天:「僕は専門的な技術がある訳ではないので、こういう風にしたい…
     っていうのをフォローしてもらったりとか」
中島:「決まった髪型が出来てて、こういう風に曲がってる髪の毛をカットする感じ」
   (よく分かる比喩~)

~6月21日夕方18時開場、18時半開演~
https://www.shogi.or.jp/event/2024/03/2024_2.html
コラボイベント案内はこちら、だそうです。

<公演名>
    将棋×音楽 スペシャルコラボイベント 駒音に耳をすませて
<出演>
    佐藤天彦九段、青嶋未来六段、香川愛生女流四段、
  鈴木優人(ピアノ)、森下 唯(ピアノ)、
  廣津留すみれ(ヴァイオリン)、中島章博(フルート)

天彦九段は最近メンデルスゾーンにハマっていて、(作曲は)そういうイメージだそう。
中島:「天彦さんは短調の劇的なドラマティック展開を好むw」
   「私はフルートで(参加)」
佐藤天:「イベントプログラム満載で…」

中島:「天彦さんもここのところ対局がずっと続いてたんで」
佐藤天:「違う種類のお仕事しているとキャパオーバーになりがちというか」

クラシック音楽家の方にも異業種やってて音楽は合間を縫って…というケースも。
そうなのか、音楽家の皆さんは全員ゴリゴリ幼少期からの
叩き上げって訳じゃないんですね。
へぇえ。
ボロディン⇒化学者、医師。
チャイコフスキー⇒祖先&身内は軍人系が多い、など。
佐藤天:「マニアックな話してますからねw」

ウイーンの”のんびり感”について。
中島:「日本て色んな事に対して厳しくしすぎる反面、自分も生きにくくなってるのでは?」
パリ・ロンドンに比べると、ウイーンがゆったりしているのは
歴史的な流れや地政学的なものもあるでしょう、との事。

将棋と音楽のクロストークが続きます。
クラシックの世界も資料が出てくると一般論として確立していた事が
変わってくる要素も…鎌倉幕府の年号に例えられたのは理解しやすいなぁ。
1192年で私たちの時代は覚えたけど、今は1185年に(7年前?)

メンデルスゾーンは音楽だけでなく美術、文学、語学、哲学も学んでおり
ゲーテにも会ってるとか、ウィキで拝見したんですけど…
ゲーテってモーツァルトが7才の時の演奏も聴いてるんですね、すご。
こういう巡り合わせ?とか、学んではる方はめちゃくちゃオモシロイんだろうな。
齧ってチラ読みしてる自分もオモシロイと思うから。
メンデルスゾーンってベルリオーズ、リスト、マイアベーアとも交流があったんですね。

中島:「将棋に限らず皆さんが楽しみたいように楽しまれる感じで」
   「天彦さん曰く、何か思って下さるのが自分にとって有難いとの事」
あとはウイーン&ザルツブルグの旅について。
旅先の空気がインスピレーションをもたらしてくれたり、など。
佐藤天:「30才位の時に初めて海外へ(フィレンツェ)」色々思う所があったそう。
中島:「振り飛車はラテン系なんですかね~?」
佐藤天:「(大らかな雰囲気?)南のほう特有なんですかね」
沖縄とかだと時間の観念がゆっくりしてはりますよねw
(バスとか1時間位遅れても皆さん静かに待ってるし)

AIとか数値とか(将棋界は)年々、より厳しい印象が。
プレイヤーとしては閉塞感みたいなのが体感としてあるのでしょうか?
自分が将棋に興味を持って観始めたのが2018年ですが、2024年と
その頃って、めちゃくちゃ違いますもんね。たった数年ですけど…
中島さんはクラシック演奏会も色んな切り口で楽しめますよ、曲を知ってたり
演奏家のファンであったり、単に生の音圧を浴びて感動したり等、舞台系な
エンタメはその場に居てナンボなイメージがありますね。

中島さんはシンデレラタイムでご帰宅に。
天彦さんはコメント欄の質問をお答えになったり、ですね。
ザッハトルテ食べ比べ(笑)
デメルのだと買えるかな。



佐藤天:「振り飛車は偶数マスに振るとドイツ音楽寄りで
     奇数マスに振ればラテン音楽っぽい…」だそうです。
基本、大盤じゃないと説明しづらい内容ですが、と前置きがあっての表現。
一般的な観念ではない事を言い続けるのはキツイ、自分の中では
合理的&論理的に考えてる事を、少数派で独特だと見られると悩みが深い。
(こういう受け取り方で合っているか、どうかは謎です…)
3時間半以上、お話しされてたので話題も様々。

名人戦第五局について。
佐藤天:「あの一局だけを観て分かる訳ではないです」
    「振り飛車の中ではまるで居飛車を指してるような…」
    「豊島さんらしい、個人の性質が出てるかな?と」

振り飛車それぞれの特徴。
佐藤天:「三間飛車は詩的というか、感覚がないとさばき切れない所があって」
    「中飛車のほうがまだ理論化しやすいと思います」

最善戦略でいくと振り飛車ではないとの意見が。
佐藤天:「将棋だけをやる機械が指すんであれば、そうかも知れない」
(しかし指すのは人間なので…必ずしも、とは言い切れないのでは?との事)

穴熊崩しのコツがあったら教えて下さい。
佐藤天:「端攻めと角のラインで穴熊に組ませて崩すのが私の師匠の中田功の考え方で
          組ませた上で横綱相撲をとって押しつぶすのが鈴木大介先生の穴熊崩しで
     …穴熊に組ませないようにするやり方が藤井猛先生の(四間飛車)」
    「回答が抽象的になりがちですが」
久保九段や菅井八段の振り飛車の組み立てや特徴なども言及されてて興味深かったです。
色んな戦形を自分でやってみて、楽しく指してね~との事。
 
将棋のお話しも沢山、音楽トークもいっぱい。 
AI、ネット、将棋をとりまく環境の変化、そのスピードが
物凄いんですけど、プレイヤーとして大変なんだろうなぁ…と
そういう風にしか凡人は分かんないのが玉に瑕。
今後のご活躍を祈念しております。

個人的には音楽家のウィキ記述が分厚過ぎて、これは鉱脈やわ…と思いました。
連綿と発展していった音楽歴史もモリモリで
読むだけで「おおお」…みたいな。
エピソードも半端ないわ~。
わ~お。





















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Last updated  2024.05.30 00:13:27
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