<チーム稲葉>
稲葉陽八段
藤本渚五段
上野裕寿四段
<チーム佐々木>
佐々木勇気八段
久保利明九段
伊藤匠七段
解説:村中秀史七段
聞き手:千葉涼子女流四段
司会:脇田菜々子女流初段
振り駒の結果、チーム佐々木が先手となりました。
<第一局 先手・伊藤匠七段vs後手・上野裕寿四段>
佐々木勇:「対戦相手は上野裕寿四段」
伊藤:「公式戦でも1回負かされました」
久保:「どんな感じで?」
伊藤:「初戦大事ですよね、勝ち星を持ってこれるように」
藤本:「そおおおですかああああああ」
上野:「三段の時は1勝2敗」
上野:「先手なので角換わりをやってくるのかな?と」
上野:「そこまで緊張してなくて、チームメイトが頼もしいので…
稲葉八段には練習でもいっぱい指して頂いた。
まずは序盤で差をつけられないよう頑張りたいと思います」
伊藤:「(チームは)非常に過ごしやすい雰囲気で。初戦は試合の流れを左右
するので・・・(上野さんは)新人王戦でも優勝されてますし。
いつも通り指せればよいと」
村中:「後手の馬をめぐってのつば競り合いですね」
脇田:「飛車の軽さがちがう」
佐々木:「腕のみせどころですね」
久保:「確かに難しい」
脇田:「後手が感触が良さそうなんですけど」
村中:「具体的な戦果をとりにいって…」
脇田:「支えても足りないんですね?時間的にも(後手)有利」
村中:「手ごたえを感じてるんじゃないですかね、後手のほうも」
相変わらず村中七段ええ声。
稲葉:「すばらしい指し回しだ」
佐々木:「まぁワンチャンスが」
久保:「あの玉形だからワンチャンスあるでしょう」
8五桂、同桂、同馬、同金、同飛、とパタパタ進みました。
村中:「持ち時間も(後手)優位ですから」
「理想的なゲームプランですが」
「追いかけ過ぎちゃうと…5四歩は非常手段気味ですが」
「先手の王様にわかに安定しましたね」
「ここはチャンスですよね」
「後手の王様はどこまでも薄いので」
5四桂、玉をどこに逃げるか…5二玉。
村中:「棋風が出ますね」
「自玉を安全にしながら後手に迫る手をうつ」
4四桂。
村中:「自分の王様がピンチになるんですよね」
7一角。
村中:「ちょっと駒が足りなそうですがね」
「後手に相当駒を渡したのと…ここは冷静に指せば
斜めの駒、銀を渡さないように」
脇田:「なにがどうなってるんでしょう」
村中:「詰ましに行きましたね」
すごい、すごい。
154手熱戦でした。
稲葉:「いやいやいや」
佐々木:「残念でした」
上野四段の快勝譜だったとの事。
稲葉:「完璧やったね」
上野:「終盤が」
稲葉:「あの相手に立ち遅れないのは」
「初登場でね」
「予定通りでいきますか?」
佐々木:「どうでしたか?向こうは練ってるような」
「上野君初めてにしては結構時間残してて」
「珍しく時間で押されてたから」
「予定通りに私でいきたいと思います」
第二局目は先手・上野裕寿四段vs後手・佐々木勇気八段になりました。
上野:「リーダーが出ましたね」
佐々木:「得意戦法矢倉がくるかなと思うんですけど」
稲葉:「対局は?」
上野:「初めて」
稲葉:「がっつり組めば」
久保:「どう戦いますか、時間もゆったり残してる感じだったから
慣れてる風でしたね」
稲葉:「まぁまぁいつも通り勢いよく」
久保:「自由にやってください、リーダーなので」
佐々木:「リーダー頑張ります」
さぁ、ここからはABEMAさんで見届けましょう(*´ω`*)