商社OL《渡鬼》のトホホな毎日・・・

2005/03/06(日)16:10

10年前の私に再会。

会社生活(36)

先週木曜日、営業担当者に仕事関係のビデオテープとDVDのダビングを依頼された。電気店で空のビデオテープとDVDを購入し、社内でダビングをしてくれる広報担当者の所に依頼しにいった。ビデオだけなら木曜日中にできるということだったので、電話をかけてもらうことにし、自分の席に戻った。夕方、ビデオのダビングが出来たと電話をもらったので、広報担当者のところに取りにいった。 そして、金曜日。広報担当から電話があり、DVDもダビングが完了したとのこと。早速、取りに行った。 「失礼します~」と言って、部屋のドアを開けると、その広報担当者が、「あー、これね。」と言ってDVDを手渡してくれた。その時、広報担当者が私の顔を見て、 「あなた、昔、新入社員の紹介ビデオに出たでしょう?」と言ってきた。確かに、入社4年目に新入社員の教育係になり、その年の新入社員と一緒に社内テレビに出たのだ。「その時のビデオがあるから、ちょっと見て行きなさい」と言われ、奥の部屋に行くとパソコンが置いてあり、ポンっとどこかのKEYを押すと、いきなり10年前の私が画面に登場してきた。私は「ひぇ~~~」と思っていたのだが、その広報担当者は涼しい顔で「あなた、全然かわらないね。すぐわかったよ。」と言ってきた。いやいや、いろいろ変わってるよ~、っていうか、変わってないとやばいよ~、と心の中で思いながら、冷や汗をかいた。 そのビデオを見ながら、広報担当者は、「私も今年で定年なんだよね」としみじみとつぶやいた。もしかすると、定年前に今までのいろいろなビデオを整理していた中でちょうど出てきたのかしら、なんて思ったりして、なんだか少しさみしい気持ちになった。 広報担当者は、この新人紹介のビデオをDVDにダビングしてくれるというので、ありがたくいただくことにした。おまけに、入社3年目の時に、入社式の先輩代表講演もやったことを話すと、そのビデオも一緒にDVDにダビングしてくれるという。昔の自分に会ってびっくりし、また、ちょっと感傷的になった1日であった。 出来上がったDVDのダビングを今日、家で見た。当時は特に何も感じていなかったが、やはり流行は移り変わっている、というのを感じた。髪型、洋服、そして、特に眉毛。異様に太いのだ。あまり手入れしていないというのがそもそもなのだが、映像で見ると、くっきりはっきり、石原真理子を彷彿とさせるような眉毛である。自分の25,6歳の頃ってこうだったのか~、と今の25,6歳の人達と比べて、絶句。一言で言うと、ケバい。(笑)でも、当時はこれが普通だったよな~。なんだかとても昔のことのような、でもついこの間のことのような、妙な感じがした。それにしても、当事者の自分ですら、どんな感じだったかすっかり忘れていた事を、この映像が思い出させてくれた。やっぱり、ビデオや写真に残しておくことって大切だな、と思った。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る