カテゴリ:会社生活
先日のアエラの記事で「ぶりっこおやじとダンディおやじ」の特集があった。友人からメールで、この記事が面白い、というので早速読んでみた。
「ぶりっこおやじ」は、’よろぴく~’を連発して若い女性社員の仲間になろうとするおやじ、のようだ。この類は、ほとんど見かけない。 が、一方、「ダンディおやじ」は、うちの会社には、そこかしこにうじゃうじゃいるタイプのオヤジである。イタリア風の着こなしや、派手なシャツ、サスペンダー、ポケットチーフ、etc,etc...服飾関係の会社なので、なおさらである。 実は、この特集を読むもう何ヶ月も前から、すごい勘違い「ダンディおやじ」が同じ部署にいて、私たち女性社員の話のネタになっていた。歳は40代半ばぐらいのその人は、会社であのダンディおやじのバイブル「レオン」を持ち歩いていた、とのことから、私たちは密かに彼のことを「レオン」と呼んでいた。彼は、イタリア風(本当にそうかどうかは不明)のスーツを着て、ポケットチーフは必須、シャツのボタンは上から3個目まで確実に開け、極めつけは、中尾彬のようなスカーフをねじねじと首に巻いているのだ。平日の会社で、しかも普通のサラリーマンが、だ。その彼は、喫煙ルームに行くために社内をうろうろと歩く回数が多く、私たちもその勘違いぶりを日に何度も目に入れてしまうのだ。 それにしても「レオン」の罪は大きい。外国人オヤジのモデルは、やはり何と言っても渋くてかっこいい。背も高い、足も長い、彫りも深い。何を着ても何をしても、様になっているではないか。しかし、同じことを日本人の普通のサラリーマンが急にやったところで無理がある。なのにも関わらず、そっくりそのままコピーしてしまうのは、いかがなものか。おやじ達、目を覚ませ! 私の直属の上司もも同じく40代半ばである。彼は、若いときはなかなか男前だったらしいが、今では連日連夜の接待と元来の酒好きが高じて、すっかりムーミンのようになってしまっている。彼は、全く「ダンディおやじ」には興味がないらしく、いつも普通の白いシャツに普通のスーツである。カジュアルフライデーの日も普通の黒のタートルに普通のパンツ姿である。でも、男気のある頭のきれる尊敬する上司である。やっぱり、人間、中身が大切。イタリア男モデルにだまされて、ちょいワルオヤジなんかを目指すものじゃない!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 17, 2005 12:29:13 AM
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