所沢支部 税理士仲間のブログ

2011/05/09(月)08:19

勤労少女

家族の話(74)

5歳の娘が今無性にハマっていることがあります。 それはありがたいことに『お手伝い』です。 ただし、“有料”というのがミソなのですが。 草むしりをすると30円、夕食時にみんなの食器を運ぶと20円、洗濯物をたたんで30円…。 そうして少しずつ貯めたお金で、自分の好きなお菓子を買うのが楽しいようです 以前は買い物に行くたびにお菓子をねだられていたのですが、 これだと自分から進んでお手伝いをしてくれるし、 「働く→消費する」という経済活動を体験出来るので 一石二鳥と思っています。 毎日「何かお手伝いない~?」と勤労にいそしむ娘 そんな彼女が、今日はおサイフに70円あるので、 自分と弟に30円のチュッパチャップスを二つ買うのだと 張り切っていました。 ところが… 近所のスーパーでは30円で売っているチュッパチャップスが、 たまたま外出先で寄ったスーパーでは、42円だったのです。 10円高い上に消費税まで取られるとは…。 んー社会って厳しい 足りない分を出してあげるのは簡単ですが、 意地悪な私は「これじゃあ二つ買えないね?どうする?」 と娘に聞いてみました。 想定外の状況に困惑していた娘ですが、 「弟には買ってあげるって約束しちゃったから、 1個だけ買って弟にあげる」と言ったのです。 普段はオモチャやお菓子を取り合って ケンカばかりしている二人ですが、 親の私も知らないところで兄弟愛が芽生えていたのですね 果たして娘は一つだけ買ったチュッパチャップスを弟に渡し、 私に「またお手伝い頑張るね」と笑顔で話してくれました。 娘よ。 これからは女性も自立して活躍する社会。 世に羽ばたく日を目指して今から頑張れ~ 松永章世

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