2011/05/09(月)08:19
勤労少女
5歳の娘が今無性にハマっていることがあります。
それはありがたいことに『お手伝い』です。
ただし、“有料”というのがミソなのですが。
草むしりをすると30円、夕食時にみんなの食器を運ぶと20円、洗濯物をたたんで30円…。
そうして少しずつ貯めたお金で、自分の好きなお菓子を買うのが楽しいようです
以前は買い物に行くたびにお菓子をねだられていたのですが、
これだと自分から進んでお手伝いをしてくれるし、
「働く→消費する」という経済活動を体験出来るので
一石二鳥と思っています。
毎日「何かお手伝いない~?」と勤労にいそしむ娘
そんな彼女が、今日はおサイフに70円あるので、
自分と弟に30円のチュッパチャップスを二つ買うのだと
張り切っていました。
ところが…
近所のスーパーでは30円で売っているチュッパチャップスが、
たまたま外出先で寄ったスーパーでは、42円だったのです。
10円高い上に消費税まで取られるとは…。
んー社会って厳しい
足りない分を出してあげるのは簡単ですが、
意地悪な私は「これじゃあ二つ買えないね?どうする?」
と娘に聞いてみました。
想定外の状況に困惑していた娘ですが、
「弟には買ってあげるって約束しちゃったから、
1個だけ買って弟にあげる」と言ったのです。
普段はオモチャやお菓子を取り合って
ケンカばかりしている二人ですが、
親の私も知らないところで兄弟愛が芽生えていたのですね
果たして娘は一つだけ買ったチュッパチャップスを弟に渡し、
私に「またお手伝い頑張るね」と笑顔で話してくれました。
娘よ。
これからは女性も自立して活躍する社会。
世に羽ばたく日を目指して今から頑張れ~
松永章世