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開業以来の事務所は、デスクが二つしか置けませんでした。 そのため3人内勤の日は、私が外に出て行くか臨時パイプイスで仕事する「手狭」状態でした(/ω\) が、ようやく近所で適当な物件が出たので、この月末月初でお引越し。 この数日、移転で散らかった新・旧事務所のお片付けをしています。
【旧事務所の中・外観】 ところで税理士会の諸先輩方、皆さん本当にお酒が好きで強い・・・ お酒は好きで楽しいですが、酒に弱い私はいつも翌日、青い顔をしています(*´з`)
そう、青い顔。青。
「青ざめた」「死んだように青い」など精気が抜けた感じ。 「尻が青い」「アイツは青い」「青瓢箪」など未熟を表す感じ。 また歌ジャンル「ブルース」「彼いまブルーだから」など、青は悲しみや感傷を表すことも多いです。
一方、「青空」「青い海」」「青い山脈」「地球は青い」「青く澄んだ空気」「青く美しい水」などの印象から、青は自然さ、雄大さ、そして清潔感を表すのに使われます。 だから、パンフレットやホームページなど青が多いし、洋服やスーツも迷ったら青が無難、という爽やかさを表す面がありますね。 さらに青であれば大丈夫という信号的な、肯定的な側面があります。
青というと歌でも色々ありますね。 オーシャンブルー、B・BLUE、プルシアンブルーの肖像、青空ひとりきり、ブルーバケイション・・・あれ、意外に出てこない。 もっとあるはずなんですが・・・
ともかく青は極めて存在感が大きい、この世の重要な位置を占めるカラーです。
ところでオーシャンブルーといえば稲垣純一、最近「ドラマティックレイン」ばかり聴き、いつも口ずさんでいます。 こういう歌が心に染みるお年頃でしょうか・・・ いや、そんな話ではなかったです。間違えました(゚Д゚)
テーマはオーシャンブルーでなく、「ブルーオーシャン」なのです。
ブルーオーシャンとは経営用語で「未開拓の市場」を指すそうです。 その新市場で営業すれば、お客がザクザクいらっしゃると。 逆の言葉は「レッドオーシャン」で、こちらは飽和状態、過当競争の市場です。 そして経営が目指すべきは、当然ブルーオーシャンの開拓であるという話です。
それは全くその通りですが、さて、この世のどこにブルーオーシャンがあるのか? どこに一体、手付かずの市場なんてあるんだろうか?
おそらくアフリカ奥地やアラスカの無人島に挑むような意味での、手付かずのフロンティアはなかなか無いように思います。 特殊技術を有する、イノベーターの世界にはあるかも知れません。 が、我々が「どこかに~♪ブルーオーッシャン、ない~かぇ♪♪」と探して見つかるものではなさそうです。
それでも無理やり、掲げてみると・・・
我々に身近なところでは、少子高齢化に伴う「相続」市場。 私的には、実は10%辺りから「消費税」が市場化する気もしています。 これまで消費税は、法人税申告等のおまけ的なところがありましたが、これからは高税率・インボイス(やるのかな)の時代ですからね~(*´з`)
あと、仕事でお邪魔すると、どんな団体や納税者もいろーんな悩みを抱えています。 ハチの巣ができたとか、息子が嫁に追い出されたとか、クラウドにしたら混乱したとか、認知症のおばあさんが若いイケメンの言うことしか聞かないとか・・・ これらのどれか一つを取っても、頑張れば何かの市場になるかもしれません。
ただそんなに無理に市場探しをせずとも、私は意外に、ブルーオーシャンはまだあちこちにある気がしています。 それは見渡して見える場所ではなく、少し深く潜った先。 少し空気の薄いところまで上昇した先。 そして先人たちが踏み尽くした大地を、少し深く掘ったところ。 そういうところに、まだ見ぬブルーオーシャンがあるのでないかと、日々夢想しています。
・・・などと書いているうちに、やるべき事務処理をたくさん思い出してきました。 本当に、青い海などあるのだろうか(;´・ω・)
それでも、ブルーオーシャンを目指して頑張りましょう!(*^^)v
岸野康之 拝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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