所沢支部　税理士仲間のブログ

１２日　入間市全域に　避難勧告が出されていた。

日ごろから防災に　関心がなかった私は　どう動けばよいかの判断が出来ない

入間市民　１５万人は　一斉に　小学校に　なんて　考えられない。　

入間川の支流が　氾濫したというけれど　私には　団地の下を流れる　霞川の増水が気にかかる

妻は　ベランダから　霞川の様子を　スマホに撮って　ＬＩＮＥで　子供たち伝えていた。

私は　別に　することもなく　ソファーに座って　読みかけの「渋沢栄一自伝」を　読んでいたが　知らないうちに　ソファーはベットと　化していた。

そのうち　お昼となり　カレーうどんが　テーブルの上に　置かれた。

午後　だらだらと　テレビの　報道番組を　観ていたが　また　眠くなってきた。

ときどき　スマホに　入間市から　警報が　発せられている。

別に　スマホを　開くこともなく　パスしていた。

夕方　テーブルには　カレーライスが　出てきた。　

私は　何も　語らず　ひたすら　スプーンを　口に運んだ。

刻々と　警報が　発せられてきた。　伊豆半島に　上陸したようだ。

「何十年に一度」　「今までに経験したことのない・・・・」　

緊張感を　あおるけれど　どうすることもできないでいる。

多摩川が　決壊したようだ。　山田太一の「岸辺のアルバム」の絵が浮かんだ。

「渋沢栄一自伝」を　最後まで　読み終えた。

一日中　玄関の扉を開けることもなく　パジャマ姿で　過ごしたのは　何年ぶりだろうか　

いや　何十年ぶりかも知れない。

これが　私の　「命を守る行動」　でした

安西節雄