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カテゴリ:リフォーム
若い人の住まいやデザインには階段がインテリアになっている場合がおおい。素材も金属だったりガラスだったり。形状もステップ第一枚のおしゃれさである。ゆとりのない間取りの場合は階段スペースが最低限になって隅に追いやられ、急勾配になっているケースもある。デザインや空間プランナーたちが入ると会談は主張し始める。しかし,階段は危険な場所であるというイメージはないのだろうか。階段事故は子供をはじめとして室内事故としては一番多い。階段は踏み板の大きさ、断の高さ、構造、そして傾斜角度など十分に考慮してできれば途中踊り場をつけるべきである。一階以上の建物ならまず趣向場所である階段の形状とスペースを確保すべきである。部屋が狭くなっても危険にはならない。家は命、家は育てるものと唱えながらでも、室内での転倒事故が多いのは事実なのである。階段をはじめとして、リビングなど平坦な場所でも事故は起こる。家が命をはぐくむ場所であるからこそ、豪華さやデザインより安全、危険の回避を考慮すべきである。テレビで見られるおしゃれな階段を拝見するたびに「あ~~~~」と思ってしまう。正直施主の人の要望で、施主が満足すればその家も請負者も成功なのだがくれぐれも安全性を唱えるべきだと私は考える。今は安全、今は若い、今はこれが欲しい。家は少なくとも何十年単位で暮らす場所である。今30でも20年過ぎると50になる。家は新築もリフォームも長い先を見越してプラン実行すべきだ。階段はその最たるツールだと思っている。階段が広くて緩やかな家は、暖かくて緩やかな気がします。
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最終更新日
2016.09.10 08:10:53
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