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テーマ:食べ物あれこれ(50287)
カテゴリ:食べ物あれこれ
母と買い物に行く。いつもスーパーで食料品を買うのが母の日課だ。
毎回籠いっぱい買う。息子夫婦に孫夫婦、ひ孫と7人家族は大変なようだ。母の年金はほとんどが食料品になる。家族以外に手作りしたものを周りの人の食べていただくのが生きがいなので、計算したら莫大な食費になるに違いない。しかし、年金が入る前はさすがの母もお金が底をつくようで考えて買っている。まああるだけのお金を使う母も母だが・・・ スーパーで天然ハマチの大きいのが1280円であった。 久しぶりに刺身でもと買おうとすると半分にしようかと言ってきたが,お金がないことは知っていたので良いよと一人で買って刺身のさくとアラをしてもらったそして半身のさくを母にプレゼントした。 結構美味しい刺身だった。 母が言った。本当は私は生魚が大好きなのだけど普段はみんなにとられて食べられない。と言うか皆に食べさせてやりたくて自分は我慢しているらしい。ところがもらったものだと思うと、それも娘から食べる気になったようで、食卓に出す前に一人で食べたようだ。 思いっきり食べたけど美味しかった~~~~と喜んでいた。 不思議だと思うけど自分のお金はみんなのために使うものと思っているようだ、娘からもらったものは自分で食べても良いと必然的になっている。貧乏性と言うか、体に染みついた価値観だろうが少し悲しくもある。 そうして主人や子供のためにと今まで生きてきたのだろうなって思う。 今は家族のためにせっせと食材を買って料理を作っている。 ごめんねおかあさん。ありがとうねと心の中でそっとつぶやいた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.12.12 08:41:53
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