カテゴリ:エコロジー
知床半島に大量の海鳥の死骸が漂着していると報道されています。
600羽以上の死骸が確認されており、かなり古いものであることから、オホーツク海の北部で死亡したものが流氷に運ばれてきたと思われていますが、流氷が漂着する初期のころからいくつかの死骸は確認されていたようです。 死骸に油が付着していることから、何らかの重油流出事故の被害ではないかと言われていますが、原因と思われる事故は確認されていません。 斜里町のホームページに詳細が報告されていますが、現時点で1888羽が回収されており、油が付着しているものの死亡原因は不明だそうです。 キツネやワシ、ワタリガラスなど別の希少種が食べ2次被害が広がる可能性もあるため、ボランティアを募って回収作業を予定していましたが、原因が分からないことから、一般から参加は受付けないことになったようです。 なお、3月5日に回収した3羽について鳥インフルエンザの簡易検査を行った結果、すべて陰性だったようです。フランスでの鳥インフルエンザの報道もあり、少し心配していましたがひと安心です。 死骸には希少種のウミガラスとオオワシも含まれており、国後島にも大量の死骸が漂着しているという情報もあることから、全体としてはかなり大きな被害になるのではないかと心配しています。 今年は知床に流氷を見に行きたいと思っていましたので、一般参加が可能な回収作業があるようなら参加も検討したいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月07日 13時22分31秒
コメント(0) | コメントを書く
[エコロジー] カテゴリの最新記事
|
|