金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』第6話
内容阿南検事(瀧内公美)の要請で、事情聴取を受けることになった心麦(広瀬すず)聴取を終えた心麦と合流した松風(松山ケンイチ)ふたりが事務所に帰ると、見慣れぬ男性がいた。亡き春生が傍聴した裁判の法廷にいた弁護士・鳴川(間宮啓行)だった。探していると知り、協力を申し出てくれる。一方、赤沢(藤本隆宏)のもとに神井(磯村勇斗)が。。。敬称略脚本、金沢知樹さん演出、棚澤孝義さん事件の真相解明を煙に巻く。と言えば、かなり聞こえが悪いのだけど。やはり今作は、謎解きなどをメインに置いているのでは無く。人間ドラマをメインにしようとしていることが、よく分かるエピソードだ。本来、脇役の過去だとか、そういうのは盛り込む必要性は薄い。が。そこに思惑などがあるからこそ、次の行動に繋がるワケで。今作は、人間、人間関係を見せて魅せるために、いろいろな情報を提示している。主人公の過去を描くために、それに関わる人たちの。だ。阿南、赤沢、松風、それらを描くからこそ、心麦の真実解明。遠藤親子の真実解明への原動力が、どこにあるか?がよく伝わってくる。そう。やはり今作は人間ドラマなのである。にしても、上手いねぇ。思わせぶりな部分は残しているものの。よくある刑事モノのように、あざとさがないし。かなり分かり難いよね。これ。でも、残してる。きっと、後で見ると、“回収”に見えるのだろうね。個人的に、今作も、《問題物件》と同じで、二度見した時に、面白味が倍加すると考えている。今回だって、2,3度見てしまった。特に、強調しているか、思わせぶりか、そういう部分なんて、気になったので。最後に。つい、先日、今作の原作が連載されている雑誌が発売され。最終回が掲載された。先週までに、当然、そこまで読んでいたし。最終回も読んだ。個人的に。どうなるか?と思っていたが。意外とキレイにまとめた最終回だ。詳細は書かないが。最も気になっていた“はじめの事件”にあった、ふたつの謎。これもシッカリ回収されたし。納得と言えば納得だ。ただし。これまた、最後の最後で、思わせぶりな描写もあって。どうしても、感じてしまったのだ。まとまっているけど。結局、これって、“クジャクのダンス、誰が見た?”じゃ?って。原作にはサラッと描かれていることだが。《クジャクのダンス、誰が見た?》の原作には、《イチケイのカラス》の“入間みちお”を匂わせてる部分があるんだよね。これの続きを、“入間みちお”が裁いてくれないかなぁ(笑)“特別編”として。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-9152.html