2007/01/02(火)23:51
新春ワイド時代劇 忠臣蔵 瑤泉院の陰謀 ダレが主役?
コレは、陰謀なのかな?
実は、最も重要なこの部分が
少し分かりにくい気がするのは気のせいか?
確かに瑤泉院は
町に『浅野は善、吉良は悪』というウワサを流した。
そして、
柳沢吉保に近づいた。
金に、ダンドリも。
でも。。。
『陰謀』というからには
『それなりの表現』がいるんじゃないのかな?
瑤泉院が抱く恨みなどの『気持ち』の表現だ!!
根底に流れている部分の『意図』をくみ取れ!
って言うことか?
コレは、大石内蔵助にも同じコトが言える。
たとえば、瑤泉院の側女が未来の将軍に輿入れする。
このことでも、
『陰謀か?』とかろうじて思わせたのは、
柳沢吉保の解説のみ。
実際のトコロ、
瑤泉院、大石内蔵助よりも
『一番、討ち入りを欲している表現』されたのは、柳沢吉保。
それも
柳沢吉保VS大石内蔵助の『会話』の中で。
この部分がかなり強調されているために、
『首謀者は、柳沢吉保』の気がする(^_^;
細かくいうと
第1部は、浅野内匠頭切腹まで
第2部は、討ち入り前夜というところまで。
この第1部など、
『本当に必要か?』と思えるモノも多数。
ココで『瑤泉院が聡明であること』を表現してほしかったものだ。
第1部で感じたのは、
『浅野内匠頭』は、早死にしてもおかしくない(^_^;
って言うこと。
切腹までに、何度も命の危機が。。。
そして、第2部
『ほんの少し活躍』している瑤泉院。
ただし、メインは『大石内蔵助VS柳沢吉保』のため
ほとんど『瑤泉院の動き』は、目立たない。
そのうえ、
『どこからどう見ても、普通の忠臣蔵』のため(^_^;
もう『陰謀自体』があるのやら、無いのやら?
最後の第3部の前半
もう完全独走状態の『忠臣蔵』(^_^;
あるモノはあり、無いモノは無い
って、当然だな。
でも『主役は、瑤泉院』だよね??
第1部は、浅野内匠頭『高嶋政伸さん』
第2部は、大石内蔵助『北大路欣也さん』、柳沢吉保『高橋英樹さん』
第3部前半は、赤穂浪士
が、主役だもん!!
極めつけは
瑤泉院付きの女、唐崎『梶芽衣子さん』
彼女の『存在感』が、かなり強いため
主役の瑤泉院『稲森いずみさん』を消してしまっている!!
そして、ドラマの『オチ』の第3部後半。
徳川綱吉『津川雅彦さん
柳沢吉保『高橋英樹さん
大石内蔵助『北大路欣也さん
この3人が
どこまでも『キョーレツ』です(^_^)b
その上、不可解なのが
瑤泉院『これから、どうなりましょうか?
『討ち入りによって、御政道は変わりましょうか?
ならまだしも
瑤泉院が吉保に
『恐れながら、仇討ちを仕組んだのはこの瑤泉院でございます
まぁ、それは良い。
なのに
『内蔵助様の読みどおりじゃ
『内蔵助様が命がけでうった布石を
ゆめゆめ無駄にしてはならぬぞ
こうくると、『瑤泉院の陰謀か?』
って本気で思っちゃいましたよ!!!
実際『陰謀と感じた視聴者』がどれだけいるのだろう?
『陰謀』ですよね???
主役を食う人が多すぎですね(^_^;
ナゼもっと『主役の瑤泉院』を出さなかったんだろう??
イヤというほど出しても良いはずなのにね。
いつもの『この長時間時代劇』ならば。
主役の瑤泉院が
あれこれ動いていると感じたのは、
『最後の1時間』だけのような気がする。
で、
結局のトコロ、ドラマ全体で
一番、目立ったのは、柳沢吉保『高橋英樹さん』なんだけどね。
あとは。。。『稲森いずみさん』の『肩』かな(^_^;
いったい、何度『寝所のシーン』があったことか。。。
にしても、最後まで
唐崎『梶芽衣子さん』の存在感、スゴイですね!!
彼女が、一番食ってるね。