|
テーマ:大河ドラマ『風林火山』(360)
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
関東管領の上杉軍が 信濃の佐久に攻め込んできた。 軍議を開く武田軍に 諏訪勢の抜け駆けが伝えられた。 佐久に単独で入ったのだった。。 その後、戦わずに和睦し、 佐久をわがモノとした諏訪頼重。 勘助は、次の策が出ない家臣たちを尻目に、 晴信の意をくむ、『次の策』を論ずるのだった。 諏訪と反目し合う高遠に、 攻め込ませ、漁夫の利を取る作戦だった。 そして、 勘助と教来石は、高遠へ向かった。。。。 一番感じたのは、 『旗、最後か!!』ってことですね(^_^; そこに至るまで、勘助と晴信が孫子の話をしたり、 晴信が、源五郎から孫子を聞いたり。 父、信虎のような失敗することなく、 信濃攻略するために、 『新たな武田』となろうとしている。 コトが、キッチリと表現されている。 そのなかでも、 信繁が、諸角、甘利、小山田、飯富と 御北様(大井夫人)の元を訪れたのは、 かなりポイントが高いところであろう。 板垣も含めて、 『勘助重用への疑問』がしっかり描かれているためだ。 コレがなければ、 視聴者も、『主役だから、それでok』という目で 見てしまっていたところ。 小山田の雰囲気も良かったしね(^_^)b 全般的に 諏訪攻めへ向けてのネタフリと、 新しい旗へのネタフリが、ほぼなされているのだが。 残念なことにいくつかの、『ドラマの腰を折るカット』がある。 先ずは、 終盤にさしかかるアタリで、 平蔵たちに会い、そのあとの由布姫部分。 コレいるか?? たしかに、これからの『ネタフリ』なのは分かるのです。 だが、 ハッキリ言って『ヒサの結婚話』なんてどっちだって良く、 教来石『この者たちが死ぬかもしれぬ』 と言われてもね。。 なんだか、『ニオイが違うドラマ』を見せつけられているので つながりがない感じがする。 由布姫と諏訪湖の占いは、『次回から』があるから良いんだけどね。 もう一つは、 三条と晴信の会話。 勘助を嫌うのは分かるし、ネタフリも分かる。 『ネタフリ』は理解できても、 『新しい旗の下での新生武田軍』というメインのドラマが 若干つぶれ気味になってしまってますよ!! 大河『風林火山』において、タイトルにもなっているように 戦以外では、『新しい旗』は最も重要ネタ。 無駄を省いて、もっと感動的なモノにして欲しかった。 流れは間違ってないのに、 盛り上がってきているドラマの途中に 別ドラマの挟み込みで、腰折っちゃったもんなぁ(^_^; 新しい旗以外で面白かったのは、 勘助と晴信の人間関係だろう。 晴信が勘助と話す時は、子供のような顔をする。 勘助もまた、 『主人にしっぽ振る犬』のような、無邪気な顔をしている。 媚びを売っているわけではなく、信頼感を感じる。 両者の信頼関係が、キッチリ描かれ、 勘助『内野聖陽さん』と晴信『市川亀治郎さん』が、 ほんとうに、 良い表情をしてるんですよね(^_^)b ちなみに私が一番のお気に入りは、 教来石とともに高遠へ向かう途中 勘助『ここは1つ、割れてみまするか ここでメガネを持つごとく、眼帯を。。。 細かい部分だが、内野聖陽さんのスゴサを見た感じ(^_^)b 旗の登場は、ちょっと中途半端な感動になってしまったが それ以上に 次回が楽しみ!! この次回予告は、アカンやろ!! 勘助の顔しか、頭に残ってないもん。 これまでの感想 第13話 第12話その2 第12話その1 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
最終更新日
2007年04月08日 21時04分31秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|