レベル999のマニアな講義

2007/05/05(土)17:46

ゲゲゲの鬼太郎 第4話 海座頭

アニメ特撮系の感想(3271)

内容 一反もめんは、鹿児島への里帰りを終え 妖怪横町へと帰る途中。 とある海岸で異様な気配を感じる。 そこにいた少女を助けた一反もめんは、 気になる気配を鬼太郎へと化けガラスを使って報告する。 一方その少女は 海岸で拾ったキレイな貝殻を大事に持ち帰った。 だが、やはり、その少女は 幽霊に襲われ始めるのだった。。。 今回のお話は、一反もめんが主役の話 でも、そのために 少しもったいない状態になってしまっている。 それは、 鬼太郎が言っていた 『モノに魂が宿り、妖怪となる』 この言葉。 確かに、コレは一反もめんに通じるモノがある。 そして、少女との出会いが、 より『魂』というモノを感じさせる。 しかし、 敵となった、海座頭もまた 『琵琶』に魂が宿る妖怪である。 本当は、この2人の妖怪を重ねているのだ。 だが、一反もめんがメインであり、 そのうえ、少女との交流がメインとなってしまったために 本来の目的のハズである 『モノが妖怪となる』というポイントがぼやけてしまっている。 また、今回最もぼやけさせたのは、 『ぬらりひょん』の登場である。 彼の存在は、鬼太郎の宿敵であるため 必要不可欠である。 が、親玉のいきなりの登場と、 その手下『朱の盤』の登場は、 このシリーズで作られてきた1つの世界観。 水木ワールドのダークな部分ではなく、 『宿敵登場』という別物になってしまっている。 確かに、今までのシリーズでも登場しているために 鬼太郎を破壊したわけではない。 しかし、今回のように メインとして作らねばならない話の中に、 組み込む話ではない。 明らかに、『ニオイ』が別物となった。 もちろん、ぬらりひょんの登場は嬉しい限りである。 でも、タイミングがちょっと違った気がします。 これまでの感想 第3話 第2話 第1話 

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