2007/05/13(日)20:41
風林火山 第19話 笛の音色
内容
由布姫は、晴信の側室となる決意する。
そんなとき、
正室の三条は、自分が京より持参した『笛』を
自らの身の上話、由布姫への共感とともに姫へ送る。
晴信もまた、諏訪のことを意識し、
由布姫とは、正式な祝言の形をとった。
それらのことにより、諏訪の旧臣を吸収したのだった。
だが、由布姫は、三条の言葉にもかかわらず
晴信を受け入れることが出来ず、
毎夜毎夜、一晩中、笛の音を晴信に聴かせていた。
ある夜
油断する晴信に、侍女の志摩から渡されていた懐刀にて
切りかかっていった。
しかし、晴信は、
自らのこと、勘助のことを由布姫に語り
本当の意味で、心を開いたのであった。。。。
最終的に、
三条が心を開き
晴信が心を開き、
晴信から、勘助のことを聞いて
やっと、由布姫は、心を開いた。
いや、正確には、
『自分の役割』『運命(サダメ)』を受け入れた
と言うことなのだろう。
諏訪家臣の『今』も入れながら、
皆が、自分の運命を受け入れながら生きていることがわかった。
そして、やっと、由布姫自身も共感できた。
そんなところか。
今回は
三条の笛の音の『変化』も含めて
かなりゆったりとした感じで、話は進む。
ただそれは、『変化』というにしては、
ちょっと、『展開』が少なすぎる感じもします(^_^;
盛り上がりがあるような、無いような。。。
そんな感じ。
確かに、
『由布姫は、徐々に変化していった。』
と言えば、聞こえはいいのですけどね。
それにしても最近、こんなのばかりだな。
由布姫のことを、聡明だが、気性が激しいと
何度もドラマ中で言ってるんだから、
それを利用して『話』を展開すれば良かったのに!!
結局、今回も
由布姫は、何もせず。
まわりも、ゆったりしている
見ていて晴信ではないが、
『笛の音』で、眠くなってきます。(^_^;
次回からは、
いろいろありそうなので、
ま、いいか。
って感じですね。
しかしまぁ、どうしてもヒトコト。
今回を見るにあたって、
前回を、もう一度見たのだが。
前回の終わりの三条
今回のはじめの三条
あまりにも、違いすぎます!!!
別人です!!
前回は、あれだけ皮肉たっぷりだったのに
今回は、由布姫の気持ちが分かると。。。
だからといって、
晴信などに『何か』を働きかけている三条でもない。
こうなってくると、
完全に『別人の三条』です。
そのうえ、
勘助が必死に姫を守ろうとすることに、
『無礼者!』
ですからね。
萩乃、由布姫は、そんな言いぐさ。
でもね、
その言葉は、『三条の優しさ』があってこそ
成立する言葉。
そうなんです!!
そうなってくると
ヤッパリ、前回の三条はいらなかった!!
そうすれば、話は繋がります!!
と、ヒトコトが長くなりましたが。
でも
やはり、変です。
ただ、もしも必要だった場合。
前回歌を見て発作的に言い過ぎたから、
萩乃に『ナゼいさめなかった』といい。
その『穴埋め』で、『笛』を持っていったとも言える。
そう考えると、
『いさめなかった』の後に『萩乃と三条の会話』
が、あったかもしれない。
萩乃『では、大事な笛を持って行かれては』とかね。
しかし、そうなってくると
由布姫『あの方も切られに参られた』
といった言葉が宙に浮いてしまいますけど。。。
今回は
由布姫『恥ずかしくないのか』
でしたけど。
ヤッパリ、全く違う『ニオイ』のやりとりがある。。
つながりを持たせるならば、
晴信と勘助の漫才を入れるくらいなら
三条と萩乃の会話が欲しかったところだ。
コレさえあれば、間違いなく『話』は繋がった!
そんなところか。
さて、勘助の『本当の気持ち』を知った由布姫。
ここが、今回の盛り上がりだったかな。
だからこそ受け入れた。
晴信『ワシとそなたは、ひとりの女と男ではない。
国と国じゃ
1人の女人となりたい気持ちはよく分かる
されど
そなたは真に1人か
ワシは、家督を継いだ折から、さように、1人であることを捨てた
1人であることを捨て、かえって一人きりになってしまったがのう
それも、サダメじゃ
そなたとなら、そのサダメも分かち合えよう
最後に側室誕生編の締めとしてもうヒトコト。。
前々回、前回、今回。
コレ、『1話』でまとめること出来ましたよね??
無理矢理、伸ばそうとするから、
こんな風にダラダラした感じ。
盛り上がりのない感じになるんですよ。
戦が積極的に欲しいとは思いませんが、
もう少し、テンポ良く、分かり易くして欲しいものです。
これまでの感想
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