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テーマ:大河ドラマ『風林火山』(360)
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
北条の城、武蔵の川越城が 関東管領、上杉憲政を中心とした、 扇谷上杉軍、古河公方軍総勢8万の軍勢に取り囲まれていた。 川越城主、北条綱成をはじめとする、 北条軍3千の籠城は、すでに半年に達していた。 だが、北条も総勢8千。 北条氏康は、起死回生の策により 関東管領軍を打破することを決める。 しかし、それには、 上杉軍にいる北条間者 本間江州との連絡が必要であった。 その役をかって出る勘助。 勘助の意図は、北条の勝利のみならず 別の部分にあった。 上杉軍に仕える、真田幸隆の武田仕官。 本間との連絡後、真田を説得するが受け入れない。 が、真田の前で繰り広げられる、北条の策。 上杉本陣への夜襲。そして、上杉軍の敗走。。 それは、一介の浪人であった勘助を 軍師として取り立てた武田晴信への 興味のはじまりであった。。。。 今回の『川越夜戦』は、 見ていてかなり面白いものであった。 関ヶ原のような 大戦力どうしによる、野戦なども面白いものではあるが やはり、圧倒的な戦力差がある状態での、 劇的勝利というのは、 そのハラハラドキドキ感は、かなり楽しいモノがある。 この戦により北条氏康が名をあげただけでなく、 関東覇権への第一歩であるから 歴史的大事件。いや、名合戦である。 途中、若干の強引さはあるモノの 本間との接触だけでなく、真田との接触を果たした勘助。 真田が、意図を知りながらも その策に圧倒されていくのも見ものであるが、 本間江州(長江英和さん)が、川越城へ連絡をっとったあと 本間『上州武士として討ち死にする』 その言葉で、見逃す男気をみせる真田が、 名場面の1つであろう。 そのご、 本間『清水様に討たれて、光栄にござる 清水『本間、大儀じゃった には、ちょっと切なさを感じてしまった(;´_`;) 武士としての生き様を見た感じですね。 まぁ、結局 家臣、長野業政の諫言を受け入れなかったバカ殿。 それにより、夜襲は成功する。 本当に面白い戦であった。 北条の知略、上杉のオバカさがキッチリ表現されたからであろう。 ヤッパ、戦だな(^_^)b だが今回はそれだけでなく 真田を説得する勘助もまた、 コレからのことを考えると、最大のポイントであろう。 勘助『武田に降れてとは申しておりませぬ、お力をお貸し願いたい それが真田様の御領地を取り戻す、最善の道と心得まする。 いずれ、信濃をおさめるのは武田にございまする 村上でも小笠原でもなく、ましてや関東管領などではありませぬ 武田とともに、歩まぬ限り真田の里に帰る道は閉ざされましょう 真田様が、武田家にお味方なされば、その機は早まりまする。 幸隆『そちは、ワシを誘うほどの力があるのか 勘助『それがしは、軍師にございまする 幸隆『軍師?? 武田晴信は、一介の浪人である、そちを軍師に召し抱えたか 勘助『武田晴信様とは、左様な主君にございまする。 御先代の信虎様とは違い、その強さは武力のみにあらず。 知略に長け、人の心を読み、慈悲深きお方にござりまする 左様な才ある武将に出会うたのは、 晴信様と、真田様の他にはございませぬ なにとぞ 御屋形様に、お会い下され なんか、『武田晴信LOVE』を勘助から感じてしまった。 前回の板垣とのやりとりよりも、 この方が、良い感じです(^_^; それにやっぱり、 勘助『内野聖陽さん』と幸隆『佐々木蔵之介さん』 この2人の絡みが、本当に面白い。 カッコいいしね(^_^)b 会うたびに、表情、演技などが違うもん。 素晴らしい、2人ですね。 勘助『戦に勝つものの機運とは、 しばしば見えにくいモノにございまする されど、戦に負けるモノの気配とは、 いつでもよう見えるもにございまするな 幸隆『。。。。 ここなんて、スゴイ しっかし。 勘助『真田様。上州の上杉にもどるべきか、 甲斐の武田に向かうべきか今一度お考え下され って、、、福島彦十郎が!!!! 勘助って、ぶっ倒れるのがスキなの? そういえば 真田の素破(すっぱ)葉月『真瀬樹里さん』 父、千葉真一さんとの接触はあるのかな??? 最後に、ホントどうでも良いことだが。 根来の話を出してきたけど、 コレからもこんな風に、放浪の旅の記憶を出すのか? 結構気になるんですけど(^_^; 氏康『どこにでも、つてのあるヤツじゃのう、勘助は って、なんか、怪しまれている感じがする。。 これまでの感想 第22話 第21話 第20話 第19話 第18話 第17話 第16話 第15話 第14話 第13話 第12話その2 第12話その1 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
最終更新日
2007年06月10日 21時07分53秒
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