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テーマ:大河ドラマ『風林火山』(360)
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
信濃に出陣した武田軍10000 迎え撃って出てきた村上軍8000 上田原にて、対陣する両軍。 板垣は、自陣を本陣に見立て、敵を誘おうとしていた。 そのため、自ら敵陣へと突撃していく。 一方、甘利は、村上軍へ内応する約定のとおり 村上軍本陣へと単身は入り込む。 甘利軍を家臣に任せて。。。 だが、甘利の謀は、1本の矢により阻止される。 逃亡を図った甘利だったが。。。。 そして、板垣軍は、影武者を立て まるで本陣であるかのように、敵を引きつけ 村上軍に突撃していく。。。 ついに、本格的な野戦です(^_^)b 多少のCGは仕方あるまい。 甲斐を想う、老臣2人の最期。 それぞれに覚悟が示され、自らの死のあとの対応まで。 家臣へとの会話が、印象的。 だからこそ、覚悟の死は、感動となる。 完全に、板垣、甘利が主役ですね(^_^)b まぁ、若干。 合戦と両雄の死を、ただ単に追ってしまっている印象なので 間延びした感じになっているのが、残念なところ。 甘利は、謀なので仕方ないが。 せめて序盤にあった、板垣と晴信のカットは、 前回の『いさめ』があれば、 もっと違ったモノになったかもしれませんけどね。 それにしても、、、 晴信『おーーーのーーーれーーー、あーーーまーーーりーーーー ことごとく、討ち滅ぼすのじゃ スゴすぎだな、市川亀治郎さん(^_^; でも暴走している晴信であっても、 やはり自分の考えとは違うことを言われると 少しは聴く耳を持つようで(^_^; 勘助『もしや、 甘利様の謀やもしれませぬ 完全に、板垣と、甘利のことを知ったことでしょうからね。 その『覚悟』を。 勘助『合戦をはやく終わらせるため 甘利様は、御屋形様の槍となって、 板垣様は盾となったのです (中略) 晴信『このワシに、板垣を見殺しにせよと申すか 失うことを恐れていた晴信は、 いざ、決定的に失う事態に遭遇したとき、 冷静さを少し取り戻した。 だから『総攻め』の指示を。 でも。。。最後に 勘助『板垣様のお命、無駄になされるおつもりか!! やっと、板垣との約束を果たせた勘助。 勘助『ワシは、かつて、若をいさめるために、歌を詠んだことがある 勘助、そちが月影になれ そちが月影となって、御屋形様を照らし続けるのじゃ ソレでこそ軍師と言うもの この甲斐の国の、真の軍師になるのじゃ 勘助『万が一、退き陣の時は、軍師山本勘助、そちがうながせ 板垣の死が、本当の意味で軍師となるきっかけとなったのだろう。。。 しっかし、、、 千葉真一さん、スゴいなぁ!!! 最期は、やりたい放題!! コレでこそ、千葉さんでしょうね(^_^)b 追記(2度見した感想) 千葉真一さん、竜雷太さんが、主役だった今回。 合戦含めて、良い感じだった。 甘利の最期、板垣の最期 ホント良い感じでした。 ただ、ヤッパリ感じたのは、ドラマ全体の『間延び感』 何か違和感があります。 端的に言えば、 『死のシーンのためだけのお話』 そんな感じ だから、ドラマが薄く見えてしまっているのだ。 最大の問題は、 老臣2人の気持ちが、 本来の主役2人に伝わるのに時間がかかったことだろう。 視聴者は知っていて、ヤキモキしているのに!! この『間延びした時間』が、モヤモヤ感に繋がっている。 死のシーンの盛り上げはよいのだが、 本来は、主役の『変化』を盛り上げるべきだったのだ。 そんな気がする。 そうすれば、コレからのことも含めて もっと盛り上がったんではないだろうか? お話自体のドラマ、主人公のドラマがないのに 『死のシーンだけ』を盛り上げたため、 死ぬモノのドラマさえないため、 薄い印象に見えてしまったのだろう。 前回と、今回、足して2で割れば ちょうど良い感じなんだろうけどね(^_^; これまでの感想 第27話 第26話 第25話その2 第25話その1 第24話 第23話 第22話 第21話 第20話 第19話 第18話 第17話 第16話 第15話 第14話 第13話 第12話その2 第12話その1 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
最終更新日
2007年07月15日 19時02分58秒
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