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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
ある日の朝、一通のハガキ。 出張のついでに、父・征治が訪ねてくることを知る弘子。 『創刊20周年記念、年末増刊号』のチーフで、 大忙しの弘子。 それどころではなかったが、父と会うことに。 やはり、、、、結婚などの話をしてくる父。 偶然に、雅美、田中の登場で、 うまくごまかしてしまう弘子だった。 編集の仕事に理解が無く、 昔気質の正確で、実直な公務員。 弘子は、父がうざくて仕方なかった。 そのうえ、部屋に泊まるとまで言い出す。 その夜。JIDAIはくだらないという征治の言葉に、 反論する弘子。そして、、、つい言ってしまう。 『お父さんみたいになりたくない』と。 だが、翌日。 夕食を一緒にするはずだった、父と弘子。 仕事のため遅れてしまったことで、 成田から、聞かされる『父の愛情』。。。 そんなとき、『事故』発生で、弘子は。。。 弘子が、よくよく考えてみれば、 昔の記事。 それがすべての『発端』だった。 弘子が、『熱さ』を感じたのも、 父が買ってきていた『昔のJIDAI』=『時代』 父は、そんな『時代』を知っている人だった。 だからこその『くだらない』だったのかもしれません。 実直で、うざすぎる父。 でも、『年賀状』、『麻婆豆腐』を作った父に表現されるように、 父は、どこまでも娘を愛していた。 たとえ『マズいマーボー』でも、 それは、父の味、父の『愛』。 まさか、『家族愛』の話とはね。。。 それも『父』ですか。 コレが『娘』ってのが、かなり面白いトコロでしたね。 序盤の、今までの展開では、『あり得ない松方弘子』を見せることで オモシロを表現しながら、 弘子が、父とケンカ。 昔の記事というネタフリから、『弘子の仕事』へと。 それが、最終的に『父の理解』に繋がっていった。 そんななか、 父が、編集長、デスクと接触させることで、 『父の愛』を理解させられるという。。。 完全に『父のこと』『編集のこと』の2つの話なのだが、 かなりうまくリンクさせ、面白かったと思います。 まぁ、父の方は、ベタだけどね(^_^; それを、成田による間接表現だったのも、 逆に良いことだった気がします。 直だと、やはり対立状態から抜け出せないからね(^_^)b 成田『娘への愛情だな 時代は変わっても、親の愛情は変わらない まだまだ良い世の中だな 仕事に関しても、 熱い昔の記事を前にして、熱くなりすぎた弘子に一喝 編集長『ウチは、新聞じゃない、週刊誌だ!! このネタフリで、最後には かなり衝撃的な『ネタ』へと繋いでいった。 弘子『事故の写真はすでに世間に出回っています だからコレなんです 事故を見て、まるでテレビでも観るかのようにシャッターを切る人々 この一枚には、何かが込められていると思うんです。 伝えなきゃいけないと思うんです。 わたしたちは新聞じゃない、週刊誌だから 編集長『お前たちは見たままの、熱く力強い記事を書け 誰が見ても衝撃的に見える 『今の時代にある異常事態』 でも、その『異常』は、『普通』に行われてしまっていること。 ネタの面白さも、 弘子の『気持ち』だけでなく、ドラマを引き締めた感じです(^_^)b ほんと、2つの話ながら、かなり上手くまとめられていました。 私の中では、 今までのエピソードの中では、一番かな(^。^) 今の時代にある、1つの『現実』と、もう1つの『現実』。 そんな『時代』を描いた、社会派ドラマのようで、 面白かったと思います。 編集長、デスク、田中、菅原などの、キャラもキッチリ描いてましたしね。 伊武雅刀さん、沢村一樹さん、速水もこみちさん、津田寛治さん。 それぞれ、いい味出していました。 そうそう!! 雅美『佐田真由美さん』もね(^。^) それにしても、、、、 次回、、、まぁ、結局『働きマン』なんでしょうけどね(^_^; これまでの感想 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
最終更新日
2007年12月12日 23時52分37秒
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