レベル999のマニアな講義

2008/01/07(月)17:28

スペシャルドラマ『天と地と』 男として

ドラマ系の感想(26715)

内容 越後守護代である景虎の兄・晴景は、 酒色に溺れ、越後国内の事に興味がなかった。 だが、ある日。 叱責する景虎に、晴景は『景虎が不義の子』と告げる。 戸惑う景虎。 それは育ての親・宇佐美定行の子であり、 想い人・乃美が姉である事を示唆していた。 そんなとき、晴景の手の者に襲われた景虎は、 宇佐美定行の助言もあり、 晴景に取って代わる事を決意する。 公式HP http://www.tv-asahi.co.jp/tentochito/ 長尾景虎(上杉謙信)の出生の秘密を絡めながら、 『男』としての景虎を表現した感じ。 色に溺れ、政務を行わない兄を憎み、 『藤紫』という兄の側室を出す事で 『女』=『憎しみの対象』という表現。 だが 乃美(なみ)に想いを寄せはじめる事で、 景虎は、『女』を意識しはじめる。 そしてそれを『女』に溺れていると思っていた晴信への 気持ちの変化へと繋げていく。 また、その『変化』を受け、 家臣たち、特に宇佐美が、国のために乃美を遠ざけはじめる。 と、 すべてにおいて『女』がかなり意識された演出。 その流れの中で、最終的に命がけの決戦となる。 細かい事を言い出せば、 あれこれと言いたい事もある。 なんといっても、先日まで『風林火山』が放送されていたんだから!!! が、 景虎に女を意識させるという思いもかけない展開が、 意外と良い感じで。 逆に、『男の生き様』をハッキリさせた感じがする。 なんだか一風変わった印象のドラマだったが、 こういうアプローチも面白いものです。 そのうえ。 面白かったのは、CGを使っていない感じの『最後の戦い』 これが、『戦』ですよね(^_^)b ガツガツぶつかり合って、刀を振り合っている戦いですから!! この部分だけは、『風林火山』を上回っていると言って良いかもね。 まぁ、もう少し、描き込みが欲しかったのだが、 2時間30分ではコレが限界でしょう。 ちなみに、、、 最も気になって仕方がなかったのは、 毘沙門天の北大路欣也さんですね。 ホワイト犬と並ぶ、サプライズかもしれません

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